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ニトリが都心への出店を進めています。
いくつかの記事を時系列で読んでいくと見えてくるものがあります。
出店前にはやってみなければわからない状態での、テストに近いチャレンジだったと考えられます。
商品も比較的高単価なおしゃれなものを揃えてイメージ作りの一貫でもあったようです。
ちなみに初出店は銀座です。
出店後は予想以上に顧客がきて、自信を深めたというお話があります。
また高価格帯の商品を狙っていたが、買い上げ点数が伸びないので、中低価格帯の商品も投入していくという話しがあります。
低価格帯の商品をおくことで、今までのニトリユーザーへの訴求も狙っているとのことです。
このような内容から、新規顧客開拓としては成功しているが、既存の顧客をないがしろにしすぎてもいけないこと。
また利益をよりうまくあげる方法は模索を続けている状態なのかも知れません。
しかし、大切なことは「このまま普通のことをしていてはだめだ」と考え、新しいチャレンジを赤字覚悟で始めたことだと考えられます。
ネットのニーズと現状の課題を分析した上でリアル店舗を出店し、新規顧客を開拓しています。
そこで想定外のことも起こっていますが、総じて嬉しい悲鳴で売上は増え、ニトリはうまく出店を続けていけています。
ニトリの成功事例の中には、売上が伸び悩んだ場合のヒントが潜んでいる気がします。
好調決算ニトリ、都心で試される価格巧者の実力 :日本経済新聞
ニトリが都心百貨店への出店を加速するワケ | 専門店・ブランド・消費財 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ニトリが店舗を“都心型”へ。価格訴求だけからの転換狙う -ニュースイッチ