☆不定期連載☆勇者うぇぶたん~ワールド・ワイド・ウェブ ストーリー~【序章】 あとで読む
★はじめに☆
このコンテンツは「ウェブに詳しくない人でも、楽しんでウェブのことを学べる方法はないか」と、ウェブにあまり詳しくない作者が苦肉の策で企画したファンタジーストーリー系ウェブ学習コンテンツ(長い…)です。
なんだかどこかのゲームやマンガ、ドラマで見たことがあるような小ネタ満載ですが、どうか優しく見守ってくださいませ。
「いやいや、流石にやり過ぎて引っかかるだろ!」というご指摘も大歓迎!この物語はみんなで作っていくものだから(ドヤ)。
とまぁストーリーはおふざけが過ぎる場合もあるかもしれませんが、ウェブにまつわるテーマで毎回ストーリーが展開していきますので、ウェブに詳しくない方も楽しんで貰えればと思います。
旅立ちは突然に
あるところに、どこにでもありそうな村がありました。村の名前はトアル。リアルーンのチューショウ州にある平凡を絵に描いたような村です。
※リアルーン・・・この世界に昔からある大陸(リアル世界がモチーフ)
トアル村には、農作物や特産品がそれなりにあるものの、近年、売上は低迷。
なんとか打開策はないものかと、村長は日々悩んでいたのです。
よく晴れたある日の朝、村長はあるニュース記事にくぎ付けになりました。
『ドイナーカ村、ウェブンでの集客大成功!』
※ウェブン・・・リアルーンより新しい大地(いわゆるウェブ空間がモチーフ)
村長:めっちゃええやん…
このニュースを見た村長は、自分たちの村もウェブンで何かをしようと即決!
しかし村長はウェブンのことをさっぱり知らなかったので、まずは村のある若者をウェブンへ派遣することにしました。
村長:うぇぶたん、よく来たの。実はな、ウェブンでちょっちょとやって、なんかいい感じに儲けたいねん。きみってほら、この村でもちょうどいい感じの若さやん?だからちょちょっとお願いしたいなって
うぇぶたん:ちょちょって…。いきなりそんな事言われても無理ですよう・・・。ぼくウェブンのことはあまり詳しくないし
村長:そんなに難し考えんと、まぁ気楽にやってみて~な
うぇぶたん:そうは言っても、こっちにも予定がありま・・・
村長:では行け!勇者ウェブたんよ!そしてガッポガッポと儲けてくるのだ!! さすればザギンでシースーも夢ではない!!
うぇぶたん:はぁ・・・じゃあ頑張ります・・・(勇者ってなんだよ)
こうして有り余る欲望により制御不能となった村長のむちゃブリによって、勇者(?)うぇぶたんの冒険は始まったのでした。
▼ウェブ担当者へのむちゃブリあるある
- ・若いというだけで担当者に任命
- ・部署(会社に)にひとりだけ
- ・資料も何もない。そもそも前任者すらいない
- ・とりあえずリニューアルの司令が下りがち
- ・アテもない製作者探しの日々
- ・出来上がったサイトが使いにくい
- ・業者からの請求書に驚愕する
ウェブンってそもそもどんなとこ?
村長の命を受け、ウェブンへと旅立つ準備を進めるうぇぶたん。
だが彼はウェブンの知識をほとんど持ち合わせておらず、準備も一向に進んでいませんでした。
うぇぶたん:ウェブンってどうやって行けばいいんだろう。そもそも何を持っていけばいいかもわかんないし
うぇぶたん:あ、お弁当持っていった方がいいのかな?おやつも300マネーくらいならいいよね
うぇぶたん:バナナはおやつに入るかな・・・
うぇぶたん:トリ○ゴとか見て予定決めよっかな~
そんな悩めるウェブたんの前に、突如としてまばゆい光が降りそそぐのだった・・・!!!
?:うぇぶたん、うぇぶたんよ~
うぇぶたん:(チラ)馬車で行くのかな?それとも船でかな・・・
?:おーい!うぇぶたーん!うぇーぶたーん!!
うぇぶたん:・・・あ、こんちわー。
?:はい、こんにちは。じゃねーわ!さっきから声が聞こえてたでしょうよ?目も絶対に合ってたよね?
うぇぶたん:いや、合ってないです
?:いやいや、合ってたよね
うぇぶたん:いやいやいや・・・。合ってない…ですよ。ところで、あんただれ?
?:いまの間はなんなの?絶対に合ってたんじゃん・・・絶対に目が合っ…まぁいいや。
おほん!我が名は、ウェブンを守護し、果敢にもウェブンを目指す勇者たちを導く者、ウェブ仏だ。
うぇぶたん:ウェブ仏さま?ならちょうど良かった。ちょっとでいいからさ、ウェブンのこと教えておくれよ。
ウェブ仏:うむ。良かろう
うぇぶたん:わーい♪
ウェブ仏:いまいち感情の読めないやつだな・・・
うぇぶたん:まぁそこは置いといて(キリッ)
ウェブ仏:来るんじゃなかったかな・・・
気を抜けば迷子になる!?ウェブンは続くよどこまでも
うぇぶたんは突如現れたウェブ仏からレクチャーを受けます。
しかし、ウェブンのことを何もしらないうぇぶたんに、ウェブ仏は呆れかえるのでした。
ウェブ仏:そもそもお前はウェブンのことをどれくらい知っておる?
うぇぶたん:なんかスゴイところ。行けば儲かるんでしょ?
ウェブ仏:・・・
うぇぶたん:・・・
ウェブ仏:・・・お前なめてんの?
うぇぶたん:・・・なめてないです
ウェブ仏:お前アレだぜ?ウェブンなめてたら「ひ○ぶ!」「あべ○!」って叫び声あげながら血だるまだぜ?
うぇぶたん:なんか、さーせん
ウェブ仏:まぁ話長くなるし先に進むけど、ちゃんとやってくださいね
うぇぶたん:オッケーで~す
ウェブ仏:(こいつはアレだな。アホ・・・だな)まず、ウェブンはとてつもなく広い
うぇぶたん:び○湖くらい?
ウェブ仏:○わ湖とは比べモノにならんな
うぇぶたん:そんなに広いと迷子になりそうでやだな~。想像もつかないや
ウェブ仏:ちょっとはやる気を見せなさいよ・・・。
これまでも数え切れないほど多くの勇者がウェブンを目指し、旅立った。しかし、ウェブンはあまりにも広大。ほとんどの勇者たちはどこに行けばいいのかすら見当もつかず、道半ばで帰っていったのだ。
うぇぶたん:なんだか怖い話だね~
ウェブ仏:うむ。何も知らずに足を踏み入れれば、何の成果も得られず、痛い目を見るのみ!それどころか多額の負債を抱えることにもなりかねん。ウェブンとはそんなところなのだ・・・
うぇぶたん:じゃあどうすればいいの?ぼくトイチの利息とか取られたくないよ~
ウェブ仏:まずはウェブンを知ることだ。どんなエリアがあって何ができるのか。それを知ることがウェブンでの成功の近道となるだろう
うぇぶたん:そうか~。ぼく何も知らないんだけど大丈夫かな?
ウェブ仏:この地図を持っていくがよい
うぇぶたん:何これ?ただの真っ白な紙じゃん
ウェブ仏:それはウェブンの地図。いまは真っ白なただ紙キレだが、お前がウェブンで行った先のエリアのことが記されていくようになっているのだ。その地図が埋まるころにお前も一人前の勇者となっていることだろう
うぇぶたん:こっちのリストは?
ウェブ仏:ウェブンの大まかなエリアを記したものだ。まずはそれを手がかりに行き先を決めていくと良いだろう
うぇぶたん:は~い
ウェブ仏:では心して行くが良い!って既におらん・・・まだ言ってなかったことあるに・・・。ま、なんとかなるか
うぇぶたん、旅に出るってよ
ウェブ仏から情報を聞き、いよいよウェブンへと旅立つうぇぶたん。
去り行くうぇぶたんの背中を村人たちは期待と不安を胸に見送るのでした。
村長:頑張るんやで~!!(儲かったらビルでも建てよかの)
うぇぶたん:行ってきま~す(ご当地グルメとかあるのかな?)
これから待ち受ける苦難を、彼はまだ知らない・・・(作者も知らない・・・)。
次のお話『一寸先は闇どころか屍だらけ。ホントにあったWebのコワイ話~導入編~』
▼ウェブ仏のありがたい(?)お告げ▼
何も調べず感覚でウェブをやると大体失敗する。お金もモチベも無くす確率高し!上長からのプレッシャーを華麗にスルーし、しっかりと計画を立ててからウェブの世界に旅立とう。