画像:いらすとや
違法コピーした漫画を無料配信していた漫画村騒動を発端にして、政府がネットプロバイダーに対して海賊版サイトへの接続を遮断するサイトブロッキングの措置をとるよう要請しました。
NTTなどが要請を受けて3つの海賊版サイトブロッキングを行ったことで、「サイトブロッキングは妥当なのか?」という議論になっています。
元記事は、アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 取締役CMO 徳力基彦氏が「「漫画村」騒動で問われる、日本のネット広告業界の倫理基準」について書かれています。
先日もゲーム攻略サイトの情報がコピペされている、と話題になりましたが、漫画配信サイトもゲーム攻略サイトも違法なサイトがなぜ増えてしまうのか?それは、大量のPVやアクセスを集められれば広告収入が得られる仕組みになっているからです。
最近では「違法な海賊版サイトが悪いけど、それを知りつつ広告の仕組みを提供する広告代理店や広告主が悪い」という風潮が出てきています。
個人的に問題だと感じるのは、まだまだ多くの広告主や広告代理店の方々がこうしたニュースに無頓着な点です。
広告運用担当者の方もこの漫画村騒動を自分事としてとらえ、広告出稿をこれからどう行えばいいのか?を考えてみるいい機会かもしれませんね。