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chrome56では、パスワードやクレジットカード情報の入力が必要なページにアクセスしたとき、SSL対応をしていない場合には「安全ではない」とアドレスバーに警告が表示されています。
2017年10月リリース予定のchrome62においては、このセキュリティ警告が表示される対象が、入力フォームがあるすべてのページに広がります。
サイト内検索も対象になり、また、シークレットモードでの閲覧では入力フォームのあるなしに関わらず、HTTP接続でサイトを閲覧するとすべて警告が表示されます。
Googleはhttpsへの移行を以前から推奨していますし、多くのサイトにおいてhttps化が進みそうです。
そのような状況の中、世界・国内主要企業サイトの常時SSL(https)対応状況についての調査結果が発表されています。
常時SSL対応に関しては、欧米約45%に較べ、日本は12.0%、アジアは8.6%と低い状況になっています。また、世界主要企業は、常時SSL対応がhttp併用よりも多くなっていますが、日本国内企業は、http併用の方が常時SSL対応よりも多くなっています。
SSLサーバー証明書も安くなってきていますので、まだSSL対応をしていない方はそろそろ対応を考えておいた方がいいかもしれません。
国内主要企業サイトの常時SSL対応は1割程度、欧州・北米が高い傾向に -INTERNET Watch
サイト内検索にも警告が?Chromeが10月にさらにセキュリティ強化 | 常時SSL Lab. by Zenlogicのファーストサーバ株式会社