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特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会(JASA)が、「情報セキュリティ監査人が選ぶ情報セキュリティ十大トレンド(2019年予測)」を公開しています。
1位は2018年の圏外からランクインした「仮想通貨の盗難、詐欺の拡大」。
2018年1月26日に発生したコインチェックのNEM流出事件により2018年は仮想通貨がニュースやメディアで取り上げられ、あまり詳しくない人にも「仮想通貨」という言葉がよく知られるようになりました。
2位は「巧妙化する標的型攻撃による被害の甚大化」、3位は「家庭用IoT機器のセキュリティ不備によるプライバシー侵害の更なる拡大」で2018年と順位変わらずです。2位はウェブ担当者として気になるところですね。
1位と同様に2018年の圏外からランクインしたものとしては、6位「時代遅れとなりつつあるパスワード認証」と9位「問われるサイバーセキュリティ経営の責任体制」、10位「クラウドバイデフォルトの情報セキュリティ体系化」です。
パスワード認証は2018年に話題となり、自社システムや提供しているサービスのログインなどの認証の見直しを検討されているウェブ担当者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
クラウドサービスを利用する企業も増えてきており、またIT技術もどんどん変わっています。デジタル変革期の今、セキュリティトレンドも急激に変化してきているようです。
経営とIT/Webなどのデジタルは切り離せなくなってきています。セキュリティについても合わせて考えておきましょう。