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「検索をしても正しいと思われる情報が出てこない」「勝手にキーワードが省かれる」などGoogle検索が当たり前になってきた今、Googleに対する風当たりも強くなっています。
東洋経済がグーグル検索部門にいるダニー・サリバン氏に「世界最強「グーグル検索」が背負う期待と責任」と題して、2018年8月で20周年を迎えるGoogleが、世界最強の検索エンジンになるまで20年間でどのように変化してきたのかインタビューを行っています。
写真やニュース・動画など検索対象の多様化が進み、またスマートフォンやスマートスピーカーなど検索を行うデバイスも20年間で大きく変わりました。
その変化に常にGoogleは対応し続け進化を続けてきていますが、冒頭のような批判にも常にさらされるようにもなってきています。
Google検索が当たり前になった今Googleが直面する課題として、2つをサリバン氏は挙げています。
ひとつは、ユーザーが検索結果で表示された情報を精査しなくなっていること。
ふたつめは、自分自身の主義主張に合わない検索結果も表示されることで「Googleの検索結果は間違っている、偏っている」と批判されること。
個人的にこの文章を読んでいて、お店の情報やニュースなどは検索するけれども、本当に正しい情報が欲しいときには検索しなくなったなぁ…と思いました。
一方で、Googleのアルゴリズムに翻弄されがちなウェブ担当者として読むと、Google検索の歴史と仕組み、そして直面している課題が分かりおもしろい記事でした。