WordPress5.0からエディタがGutenberg に変更 FavoriteLoadingあとで読む

: 丸山 耕二
WordPressを使っている方へ。2018年に登場予定のWordPress5.0から、ブログの投稿画面がより高機能なGutenbergに変更されます。GoogleSiteなどと同様、ブロック単位で移動が可能なエディタです。

画像:Pixabay

WordPress5.0からユーザーはTinyMCEエディタからより簡単に記事を作成できる高機能なGutenbergに変更されます。
Gutenbergでは、各文章ブロック単位で移動などが簡単に行えるようになります。

その機能を実現するために、Gutenbergで編集すると各ブロック単位に下記のようにHTMLコメントが自動で入るようです。

<!– wp:paragraph {“textColor”:”#313131″,”backgroundColor”:”#eee”} –>
ここに背景付きテキストが入ります。ここに背景付きテキストが入ります。ここに背景付きテキストが入ります。ここに背景付きテキストが入ります。ここに背景付きテキストが入ります。ここに背景付きテキストが入ります。
<!– /wp:paragraph –>

このコメントはWordPressからHTML出力時には消えて出力されるので、あくまで管理用として保存されます。

ご紹介する記事ではこのGutenbergエディタの詳細や影響範囲への考察が記載されていますが、5.0に移行する際には下記を含めて検討してからの方がよいでしょう。

【エディタは強制移行されるのか?】
・従来のTinyMCEエディタを使えそうだが、それがユーザー側で簡単に選べるかどうかは不明。

【既存記事への影響】
・基本的に影響なし。

【プラグインへの影響】
・カスタムフィールドを使っていて、特にプラグインで行っている場合はどうなるか未知数。テストが必要
・投稿画面に機能追加するプラグインはテストが必要。

【テーマ部分】
・基本的に影響はないが、初期状態で組み込まれるブロックがあるので、それに対してはCSS指定が必要かも

その他、WordPress5.0自体の機能と現在の進捗一覧はこちらで確認できます(英語です)

Gutenberg (グーテンベルグ) – WordPress 5.0 搭載予定の新エディタ | GrowGroup株式会社 名古屋・東京を拠点とするDTP・Webサイト(ホームページ)の制作会社

丸山 耕二
この記事を書いた人: 丸山 耕二

ウェブ担当者通信の発起人。
株式会社ウェブジョブズ代表。
コンサルティングの他、ウェブ担当者教育などにも力を入れ、株式会社インプレスビジネスメディア社の運営するウェブ担当者フォーラムにて「誰もが受けたい!アクセス解析5 分クリニック」を連載。
著書に無料でできる! 世界一やさしいGoogle Analytics アクセス解析入門(秀和システム)
WPプラグインQA Heatmap Analyticsのプロダクトマネージャー