怠け癖がなおるかも?自分自身のエネルギーの使い方 FavoriteLoadingあとで読む

: 丸山 耕二
怠けてしまうのは意思が弱いのではなく、エネルギーの量と使い方の問題なのではないか?脳の特性を知った上で、どうしていくとよいか、というのを考えてみたいと思います。

以前、馬車馬のように働かないと成功できないのか、考えてみました。

▼馬車馬のようにハードに働かないと成功できないのか?
webtan-tsushin.com/basyauma-hardwork

結論としては「考えて計画性をもって働けば、なんとかなりそう」というものです。

でも「自分は計画通りにちゃんと働けるか」というのは別問題ですね。

「一年の計は元旦にあり」とは有名な言葉ですが、残念ながら「三日坊主」という言葉はそれ以上に有名です。
人間誰しも、自分を計画通りに動かすのは大変難しい。

私自身、あのイチローが「本当は球場なんかに行きたくない」とインタビューか何かで語っていたのには、大変勇気をもらった記憶があります。

自分のエネルギーの使い方を考えてみる

計画通りに働けるかどうか、このような問題は「意思の強さ」として語られます。
意思が強い人は、苦しい時でも自分を律しながら、大義をなしていきます。
逆に、意思が弱く自分を律せられない人は、周りからも尊敬されづらいし、何より自分自身で残念に思いますよね。

しかし、私は最近、森羅万象とエネルギーを結びつけて考えるようになり、「怠け癖は、エネルギーの問題として考えられるのではないか」と考えています。

怠けてしまうのは意思が弱いのではなく、エネルギーの量と使い方の問題なのではないか、ということです。

意思の問題として考える最大のデメリットは、自己肯定感が減るということです。
「自分は意思が弱い」と考え続けていたら、どんどん元気がなくなっちゃいますよね。
そうすると、そもそも継続する元気もなくなってしまう。

これって本末転倒なのですが、止めることは難しい。

ところが、継続と意思とは無関係で、ただエネルギーの効率的な使い方を知らないせいだとしたら、どうでしょう?

私たちの脳や身体の仕組み知ることで、何か捉え方が変わる可能性があるかもしれません。
実際、私はそのように捉えることで、生産性と満足度が向上しました。

脳についてわかっていること

継続できない(怠け癖)のは、ただ自分のエネルギーの効率的な使い方を知らないせいかもしれません。
意思の問題だけではない、ということですね。

最先端の脳科学からわかってきていることをお伝えします。
列挙してみますね。

  • 脳は一日の全人体エネルギーの20%も使っている。
  • 脳は何もしないでもアイドリング状態にあり、そのアイドリングで60〜80%ものエネルギーを使っている
  • アイドリング時は、意識しないとぼーっと未来や過去のことを思い浮かべている
  • アイドリング時の思考が取り越し苦労などのストレスを生むと、脳の活用法が変わり、理性が本能を押さえつけようとする
  • ストレス反応が過剰になると、パニックなどの症状を生む
  • 眠りは、まだ未解明なことが多いが「情報を整理する」という役目を果たしているようだ
  • 眠りを減らした方が生産性が高いというのは、一方向からみた考え方でしかない。別の角度からみれば生産性を低めている
  • 「疲れがとれない」という感覚は脳が感じていることで、実際には疲れていない
  • ただし「疲労感」を感じた場合に運動したりカウンセリングをうけたりすると、脳の配置が若返えることがある。疲労感には意味があると考えられる
  • 自由に発想したい時はリラックスしていた方がよく、モノを作る時は集中していた方がよい。つまり集中することだけが善ではない

上記を読んでどう思われたでしょうか。

私は、思ったよりも意識的にコントロールできることが少ないことが多いなぁという印象でした。
というか、むしろ脳は暴れ馬に近いですよね。

だからこそ、自分の身体の特性を知って、意思の問題だからと自分を攻めない方がよいと思うのです。

脳の特性を知った上で、どうしていくとよいか、というのを考えてみたいと思います。
あくまで個人差があるという話を前提に。

脳に向けてのアプローチ

脳は思ったよりコントロールができない器官で、継続できない(怠け癖)は、そのあたりを意識すれば対応可能かもしれないというお話をしました。

脳に向けてのアプローチの一つとして、近年注目されているのが「マインドフルネス」です。

マインドフルネスとは、科学的に裏付けられた瞑想のことです。
「瞑想!?」と訝しむ人もいるかもしれませんが、Googleが採用して生産性をあげたことでも注目を浴びています。
日本でもYahoo!やメルカリが取り入れているといわれていますね。

マインドフルネスは、下記に効果があると医学的にも検証されています。

  • 集中力向上
  • ストレス耐性の向上
  • 生産性向上
  • 自律神経が整う

実際にCTスキャンでみても、脳の反応が変わるそうです。

瞑想をする会に通っていました

ところでこの瞑想ですが、私は近年の研究結果が出る前、それこそ15年くらい前に試していたことがあります。
試した理由は、なにかの書籍で「修行僧の脳をCTスキャンすると、まったく別の反応を示した」という研究結果を見て興味を持ったからです。

その時私は会社員で、池袋に近い「護国寺」駅のあたりに住んでいました。護国寺はお寺の名前でもあり、毎週日曜日に瞑想をする会をやっていました。
瞑想をする会は、松下幸之助さんや京セラの稲森会長に教えていたこともあるらしい中村天風さんという人が始めたものだそうで。

それにも興味をもった私は、その瞑想する会に半年ほど通っていたのですね。

結果なのですけど、継続する力は身につかなかったのですが(汗)、あっさり夜に眠れるという力を手に入れまして。
それは今でも続いていますし、今考えると、ストレスに強い精神力も培ったのかなと思っています。

護国寺から引っ越してからはその瞑想からも離れていたため、しばらく忘れていたのですが。
このマインドフルネスが流行っているのをみて、また始めています。

マインドフルネスを始めてみて

マインドフルネスは、無理しない範囲で健康のためにしばしば行う筋トレのようなものなのかも知れません。
脳の筋トレですね。

ということで、怠け癖がある人もそうですし、そうじゃない人にも、私としてはぜひマインドフルネスをオススメしたいと思っています。
私が実感しているマインドフルネスの効能は下記です。

  • 夜あっさり寝られるようになる
  • なんかすっきりする
  • 三日坊主になったとしても「まぁいいか」と思い自分を責める機会が少なくなる
  • 結果的にストレスが減り、無駄なエネルギーが減らないので、ぼちぼちは継続できるようになる
  • ぼちぼち継続できている自分が誇らしくなり、自信がつき、全体の生産性もあがる

マインドフルネスのやり方は、ネットを検索したら出てきますので、詳しくは書きません。

一ついえるのは、15年前の瞑想をする会も、マインドフルネスも、共通項は「ぼーっと何か(呼吸もしくは音)に集中する時間を作る」ということですね。
そして「その時集中できなくても、雑念が浮かんできても気にしないで続ける」ということです。

よかったらお試しください。

丸山 耕二
この記事を書いた人: 丸山 耕二

ウェブ担当者通信の発起人。
株式会社ウェブジョブズ代表。
コンサルティングの他、ウェブ担当者教育などにも力を入れ、株式会社インプレスビジネスメディア社の運営するウェブ担当者フォーラムにて「誰もが受けたい!アクセス解析5 分クリニック」を連載。
著書に無料でできる! 世界一やさしいGoogle Analytics アクセス解析入門(秀和システム)


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