画像:いらすとや
先日「経団連の「創造社会」にネット民ゲンナリ「全然創造的でない」 「日本を解き放つアクションプラン」なのに「ビジョン見えない」 | キャリコネニュース」という記事が少しバズっていました。
経団連が公開した提言書「Society5.0 -ともに創造する社会- 」の内容概要とこの提言書に対する批判が相次いでいるという記事でした。
目にすることが多い「Society 5.0」ですが、あまり理解していないなぁと個人的に思ったので分かりやすく書いている資料を探していたところ、11月12日に一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が、「Society 5.0 -テクノロジーが拓く私たちの未来-」PDF版の無料ダウンロード提供を開始していました。
この冊子は10月に開催された「CEATEC JAPAN 2018」で配布されていたものです。
政府が掲げている「Society5.0を通じたSDGsの達成」についても書かれており、またコマツやSOMPOホールディングスなどの事例などもあり読みやすい内容です。
内閣府のSociety 5.0についての説明ページではSociety 5.0で実現する社会について以下のように書かれています。引用します。
Society 5.0で実現する社会は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難を克服します。また、人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットや自動走行車などの技術で、少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服されます。社会の変革(イノベーション)を通じて、これまでの閉塞感を打破し、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合あえる社会、一人一人が快適で活躍できる社会となります。
個人的にはSociety5.0は「政府がなんか具体的なことがないことを言っている」くらいの認識でしかなかったのですが、デジタルマーケティングに早くから関わっているウェブ担当者だからこそ考えられることもあるんじゃないかな、と感じる今日この頃です。
“Society 5.0”の解説冊子、無料ダウンロード配布開始、JEITAが刊行 – INTERNET Watch