ウェブ担当者は最高の仕事!こんなにワクワクできる職種はない FavoriteLoadingあとで読む

: 事務局
中小ネットショップ支援を行う会社のウェブ担当者が、「ウェブ担当者は最高の仕事!」と言い切るその理由と、ウェブディレクターとして成長していった勉強法を教えていただきました。

もくじ

  1. 中小ネットショップの魅力をもっと引き出してあげたい
  2. ウェブ担当者通信は心強い存在です
  3. 自分にしかできない軸スキルを磨く

中小ネットショップの魅力をもっと引き出してあげたい

わたしもひとりで頑張るウェブ担当者

ほぼ毎月課題に回答され、飲み会やメンバーズサイトなどにも積極的に参加してくださっているプレミアムメンバーのたけさんにインタビューをさせていただきました。

ビジネスの成長においても、ウェブディレクターとしての成長においても、たったひとりでできることには限界があることに気付き、一歩先行くためにどうしたらいいか?何を考えているか?を聞いてきました。

-現在はどのようなお仕事をしているのですか?-

某大手ネットショッピングモールでの出店コンサルタント時代、全国の中小企業や個人事業主の方々と接するうちに「中小ネットショップに特化した支援を行いたい」と考えるようになりました。
そして現在、中小ネットショップを支援する会社でプロデューサーをしています。

中小ネットショップの眠っている魅力を引き出し「たくさんの小さな店が活躍できるような多様性のあるECの実現する」に向けて日々活動しています。

-素敵なお仕事ですね。プロデューサーとして具体的にどんな業務をしているのですか?-

楽天出店者向けコンサルティングサービスの販売促進、ネットショップ運営支援ツールの運用、マーケティング全般を主に行っています。

-何名かのチームでやっているんですか?-

いいえ。わたしも「ひとりで頑張るウェブ担当者」そのものです。
わたしもそうなのですが、ウェブ担当者は1人で広範囲の業務を抱えていることが多いのできちんと成果を維持しながら業務をこなしていくのは大変ですが、ネットショップの魅力を引き出してあげたい、たくさんの小さなお店が活躍できるように支援したいと思い頑張っています。

ウェブ担当者通信は心強い存在です

ウェブ担当者通信は心強い存在です

-ウェブの世界は日進月歩。普段どのように情報収集したり学習したりしていますか?-

Twitterで業界のいろいろな方をフォローして情報収集しています。その中から気になった情報をEvernoteに自動保存しています。悩んだときや困ったときにEvernoteで全文検索して仕事のヒントやアイディアを見つけることに使っています。

新しい技術や最近のトレンドを幅広く知ろうとすると追いつかなくなって「調べることがタスク化」してしまいがちです。まずは自社で将来的に使えそうかどうかを判断し、少しでも使えそうと思ったもののみ詳しく調べるようにしています。

-Webやお仕事に関連する本を読むこともありますか?-

「そのとき気になっているテーマ」でGoogle検索して、サイトやブログでおススメされている本を一通り読みます。10冊くらい読むとそれらの本に「共通した基本概念」のようなものが見えてきて、自分が気になっているテーマについてより本質的な理解ができると思っています。

-そういう本の読み方もあるんですね。本を読むと見えてくるものや考えることありますよね。そういえば森野コラムでも本を読むことの大切さについて取り上げていました。-

ウェブ担当者通信の「ニュースまとめ読み」で森野講師が毎週取り上げてくださるトピックは、Webマーケティング界隈の重要トピックにとどまらず、リアルマーケティングや時事ネタなどさまざまな分野に広がっています。しかも「Webマーケティングにも活かせる知見が含まれたもの」が厳選されているので大変参考になっています。
ウェブ担当者通信はハイスペックなRSSリーダー的な存在としてとても助かっています。

-ありがとうございます!とてもうれしいです。毎月出題される課題にもよく回答してくださっていますが実践でお役にたっていますか?-

毎月の課題では講師の回答だけでなく「他のウェブ担当者の方のやり方や考え方」を知ることができるのも参考になっています。

例えば、他のイベントでの交流会などでもウェブ担当者同士で話す機会などはありますが、その場は「どういった仕事をしているか」程度の話でとどまってしまいます。「こういう事が起こったらどう対応する?」というような、仕事の進め方・考え方の部分までは話が至りません。
しかし、ウェブ担当者通信では実際の現場でのケースを想定した出題がなされ、それぞれが自分の知識や経験を基に「自分はどう考えたか・どう対応するか」を共有するので、濃い知見のやり取りが毎月行われています。
これは自分の視野を広げてくれ、普通の勉強会に行くよりも何倍も充実したインプットが得られると感じています!

自分と違った業務をされている方や違う商材を扱っている方との知的交流は、なかなか自分では作れないのでなくてはならない機会だなと感じています。

自分にしかできない軸スキルを磨く

自分にしかできない軸スキルを磨く

-これからのたけさんがどう変わっていきたいと考えているかをお聞かせください。-

自分にしかできない事・得意な事を「軸スキル」として磨きつつ、さらに幅広い分野の知識をつけていきたいと思っています。

実は、こう思えるようになったのは最近の話です。それまではずっと「業務範囲が広く浅いために、自分の中途半端なスキルに自信を持てない」状態でした。自分に自信がないので、何をどうしていけばいいのかも考えることができませんでした。

-変わったきっかけは何かあったんですか?-

上司からの話がきっかけです。
私なりの解釈ですが、浅くてもいろいろなスキルを持っていれば、「星座」が作れるし、このスキルのかけらがたくさんあればあるほど、組み合わせは無限に生まれるはず。更に、そこに自分の強みとする「軸スキル」が加われば、更に明るい星座になる、という話でした。

自分の「軸スキル」が何なのかも分かっていないし、「どんな星座にしたいか」のイメージも、まだついていません。しかし、目の前の事をしっかり頑張っていれば、きっと自分オリジナルの星座ができてくるんじゃないか、と今は考えています。

-いいお話ですね。たけさんオリジナル星座は将来光り輝いているかもしれませんねー♪ウェブ担当者というお仕事をキラキラとされていらっしゃいますよね。-

ウェブ担当者という仕事自体は大変なことも多く、いろいろ悩んだりするものの最高の仕事だと思っています。

しかし前向きに捉えれば、Web内外問わず様々な分野について知る事ができ、技術が進化していく様を最前線で見る事ができる。更に、それらの知識を組み合わせて、施策を作り、試し、検証し、実際のビジネスに成果として反映していく事ができる。
個人的にはこれがウェブ担当者の面白さで、こんなにワクワクできる職種はあまりないのでは、と思っています。特に、飽きっぽい性格の私には天職です(笑)

-すばらしいっ!ちなみに「悩んだりする」とおっしゃっていましたが今悩んでいることはありますか?-

あります!
ひとりウェブ担当者の方はみなさん同じような悩みを持っているかもしれないのですが、ひとりでやっていると抱えている業務が多くてどうしても生産性が低いのではないかと感じています。

成果が上がってビジネスが拡大していくといずれはチームが必要になります。これからはビジネスの成長とともに自分だけの成長だけでなくチームづくり、組織の成長も考えていかなければ、ということが今の悩みです。

-チームづくり、人材育成がこれからの課題ですね。私たちウェブ担当者通信も教育事業をやっているので人材育成やチームづくりの大変さはすごくよく分かります。-

ぜひウェブ担当者通信で「組織拡大に向けた業務整備のコツ」について取り上げてくださいね。

ウェブ担当者通信から得られる情報の質はかなり高いのでこれからも期待しています。

「ウェブ担当者は最高の仕事!」と言い切るカッコいいたけさんのインタビューを終えて

たけさんのように悩んだり困ったりしながら試行錯誤して、さまざまな壁にぶつかりながらも確実に前に進んでいるひとりで頑張るウェブ担当者は多いですよね。

内外問わず様々な分野について知る事ができ、技術が進化していく様を最前線で見る事ができる。更に、それらの知識を組み合わせて、施策を作り、試し、検証し、実際のビジネスに成果として反映していく事ができる。

前向きにウェブ担当者のお仕事を捉えて「ウェブ担当者は最高の仕事!」と言い切るたけさんはカッコいいな、と心から思いました。
たけさん、ありがとうございました。

ウェブ担当者通信プレミアムメンバーとは?

実践的な課題を毎月4題出題しオンラインで回答、翌月月刊誌が届くリアルとオンラインを融合した講座を行っています。日々のお仕事が忙しくて回答できなくても、毎月の月刊誌を読んでおくだけで「あのときの講師の回答が今役に立った!」とメンバーさんから喜びの声をいただいています。

また、はじでき講座をはじめとした「明日から使える・役に立つ」をテーマとしたセミナー/講座を開催しており、プレミアムメンバーの方は無料(一部有料)で参加できます。参加できなくてもメンバーズサイトで後日動画で閲覧することが可能です。
プレミアムメンバーはメンバーズサイト内でテクニカルな質問をすることができ、またメンバー同士で掲示板で交流を行うこともできます。

事務局
この記事を書いた人: 事務局

「ムダな情報で頭脳を消耗することなく考える時間を確保する」
ウェブのノウハウだけに限らず、広告やマーケティング全般の知識、時には組織論や時事に至るまで、最先端や未来予測などみなさんにとって本当に必要な情報だけをお届けします。