迷ったらやる。そう決めているんです。 FavoriteLoadingあとで読む

: 事務局

大きいサイズのメンズ服専門ECサイトでウェブ担当者をされている神野さんにインタビューさせて頂きました。

-ウェブ担当者通信をはじめるきっかけを教えてください

ちょうど、ウェブ担当者として責任が増してきた時に、もっと勉強して力を身につけたいと思っていました。でも、制作の学校はありますが、いざ探すと、そういうものってなかなか無かったんですよね。

-そんな中、どうやってウェブ担当者通信を見つけられましたか?

確か、検索だったと思います。アクセス解析などの講座などを探していて。ウェブ運用に関するものって、オンラインの研修など含めて意外と少ないのですよね。
そんな中偶然ウェブ担当者通信を見つけまして、有名な講師の方々がいるのを見つけ、興味をもちました。

-すぐにウェブ担当者通信に申し込まれましたか?

はい、すぐに申し込みましたね。ちょうど本を買う値段と迷う価格ですが、結局、本を買っても、積んどくだけで、読む時間がとれません。それならば、4問という課題でも、自分が実際に回答し、評価してもらえるウェブ担当者通信の方が、力が身につくだろうなぁと思ったのです。

-ウェブ担当者通信は今すぐ始めなくても問題がないサービスです。なぜ即決だったのでしょうか?

うーん、今考えてみれば危機感があったのかも知れません。ウェブ担当者通信を始める時期と、ちょうど、前の上司が辞めたタイミングとが重なるんです。それまで、その上司から指示されていたことをやっていました。もちろん意見が食い違うこともありましたが、いざいなくなって自分達だけになると、責任が大きくなります。
この会社は、自分が主張すればやらせてもらえる環境です。でも、それは責任が大きいということでもあります。しかし、自分たちだけでは、なかなか自分の考えに自信がもてない。そういう思いなので、とにかく勉強して力をつけたいという危機感があったのだと思います。

-神野さんは、会社で買ってもらうという選択肢もあったと思いますが、ご自身で購読されているのですよね。

はい。実は社長に言うと、お金を出してくださるので、むしろ内緒にしていました。やっぱり自腹で購入することで、自己投資という意味も含めて、勉強になるだろうなぁと思ったのです。
※社長も同席されていましたが「そうなんです。つい最近知った!」とおっしゃっていました。これには、私達も「素晴らしいモチベーションですね。すごい。。」の言葉しかでませんでした。

-実際にウェブ担当者通信をやってみてどうですか?

やっぱり、自分で考えなければいけない課題を解くというのは、すごく勉強になりますね。YesNo問題や講習会なども楽しいと思うのですが、いざ実践となると、あまり役立ちません。やっぱり答えのない世界ですから、YesNoでは割り切れない。そんな中、講師の人が本当にさまざまな角度で出題してくださるので、回答することで自分の考えを整理するきっかけになったり、次の施策を思いつくきっかけになったりします。フィードバックも楽しいですし、表彰されると、自分の考えを後押しされた気がして、モチベーションにもなります。これが大きいですね。

-ウェブ担当者通信は業務のお役にたっていますか?

はい。もう、かなりいろいろ参考になっています。試してみたいと思うことも多いです。ただ、いつもの業務に戻ると、いつも時間がすぐに過ぎてしまって、なかなか実践で試すことはできないのですよね。これは課題です。ただ、潜在的には常に意識しているのですよね。こういうのは大切だと思います。なので、必ずどこかで試す機会はあると思っていますし、その時、その号の冊子を読み返して、やってみると思います。

-ウェブ担当者通信を止めようと考えたことはありませんか?

うーん、ないですね。やっぱり、役に立っていますし。あと、やっぱり放っておいたら何もしなくなると思うのです。そういう意味で、毎月やるべき課題が出て、それにフィードバックがもらえるというのは、大きいです。自分が前進していると思えます。あと、他の人の回答を見れることで、自分の今の考えを見なおせたり、立ち位置がわかりますしね。

-それだけ勉強を続けていきたいと思われるのは、やはりウェブのお仕事が好きということでしょうか?

あ、そうですね。確かに。ウェブが好きなのだと思います。なので、やっぱりいろいろ勉強していきたいのだと思います。

-神野さんは、いろいろアイディアマンです。他にも、勉強されていることはありますか?

ウェブ担当者フォーラムや、ブログ、メルマガなどは見ていますね。あとは、月に二回勉強会があります。1つは商品関係のアパレル関係の勉強会が月末にあって。小売業界の動向などを勉強しています。もう1つは、人材育成の先生。人を育てるにはこういうやり方があるよといった情報を頂いています。あとは本。それくらいですね。

-これからのウェブ担当者通信に期待することはありますか?

そうですね。今のままでもいいですが、強いていえば、自分の回答だけを振り返る機能や、他の人の過去の回答を並べて確認できるようにして欲しいですね。やっぱり、良い回答をしている人って気になるのですよね(笑)その人の考え方の歴史などが見れると、負けん気も出てモチベーションになると思います!
※この機能は2014年4月1日にリリースします。ご意見ありがとうございました!

-最後に、企業のウェブ担当者やWebディレクターで、やっぱり自分1人で立ち位置がわからず、内部調整もあるし、いろいろ迷っている人も多いと思うのです。何か同じ立場としてメッセージはありますか?

そうですね。「迷ったらやろう!」でしょうか。やっぱり、答えがない中で迷うのは、みんな一緒だと思うのですよね。でも、迷っているというのは、気になっているということだと思います。なので、迷ったらやってみる。いろいろやってみる。それでダメだったら潔く諦める。私自身、普段はつべこべ考えちゃうことも多いので、あえて「迷ったらやってみる」と決めています。
社長からは、同じ失敗を繰り返すのはダメだけど、失敗はどんどんしろとも言われていますし。ウェブ担当者通信を申し込んだ時もそうでした。
本を買った方がいいのか迷ったんですけど、むしろ迷ったのでやろうと思いました。

-※同僚の伊澤さんより:確かに失敗した方が、学びが大きいですよね。社長にシェアして、自分1人で抱え込まずに共有しておくというのも大切ですよね(笑)。

そうですね。思ったら、いろんな人に伝えるのが大切ですね。抱え込まない。
私達は、アイディアノートというのにアイディアを書いてお互いにシェアしています。
それで「お互いにいいアイディアだね」という話になったら、それはよいのだろうということで推進するようにしています(笑)
とにかく、1人で自分の立ち位置がわからない中で、相談できたり、自分の考えが確認できる先があるというのは、とてもありがたい話だと思います。

大きいサイズの服専門店「MID」

大きいサイズのメンズ服専門ECサイトを運営する株式会社ミッド・インターナショナルさん
もともと、スーツ制作から入った服の卸売をやっているマンチェスの三代目社長である上田社長が舵を切る、伸び盛りの企業です。今回は、そのミッド・インターナショナルでウェブ担当者をされている神野さんにインタビューさせて頂きました。もともと神野さんは採用は別だったものの、入社時期から始まったウェブサイト運営に関わるようになり、自然ななりゆきで、ウェブ担当者になっていったのだとか。
このインタビュー中に登場する伊澤さんも、アメリカの学校を卒業後、元はバイヤーとして採用されたけれども、会社の方針転換で、ウェブ担当者になったそうです。
当初は3人程度で回していたウェブサイトも、順調に売上が伸び今では9人規模に。今は、伊澤さんと神野さんの二人がウェブの責任者をされています。そんな神野さんの考え方、ウェブ担当者通信との関わりを教えてもらいました。ありがとうございました!

 

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