新年あけましておめでとうございます。
今年もウェブ通ニュースまとめをよろしくお願いいたします。
2016年最初のコラムはこの記事からスタートです。
「事例くれくれ君」にご用心!?:先行事例をいくら聴いても無駄な「コピペ思考」!?(中原淳) – 個人 – Yahoo!ニュース
「事例」を「そのまま丸ごと」、あるコンテキストから、違うコンテキストに、あたかもモノを動かすようにみなしている節があります。そして、実践事例と自社との違い見つけては、不満を述べます。事例を見て、自分の頭で考え抜き、リスクをとって、前に進もうとしません。
営業職の人なら事例くれくれ君に会ったことがありますよね。
何もせずにそのまんま実行するだけで、とんでもない効果が出ることを求めてくる人もいますし、「提案してください」とだけ言って何もしない人もいますし、「事例がないと上を説得できない」という人もいます。
自分が選ぶ側で相手は選ばれる側、そんな意識なんでしょう。
事例なんてそれぞれの企業に合った内容になっているわけですし、表に出てくるものは都合のよいように加工されていることも多いですし、営業目的で公開される事例もあります。
それを真似したところで上手くいかないに決まっていますし。寄せ集めていいとこ取りしたとしてもバランスが崩れるに決まっていますからやっぱり上手くいきません。
でも何故か、最終的には事例を教えてあげた方が悪いってことになっちゃうんですよね。
こういった人たちとやり取りをすると時間だけが消費されて何も進まないので、できるだけ避けた方が良いです。その時間でできることがたくさんありますから。
社会に出るまでは、大人しく素直に先生の言うことを聞いて文句を言わないことが良いことだと教えられます。疑問に思ったことがあってもそのまま従う。
主張する人は「和を乱す」ということで怒られてしまいます。
義務教育ならまだしも自分の意思でしかもお金を払っている高校・大学でも同じ。
だから「考える」ことを放棄してしまうんですよね。放棄というか「考える」という概念すらなくなってしまう。
こんな記事もありました。
長谷川秀樹のIT酒場放浪記 第25回 アビームコンサルティング 本間充さん|ハンズラボブログ|ハンズラボ株式会社
ITの世界でも、ユーザ企業の人ってあまり勉強しないで代理店やベンダーさんに提案させすぎだというのが僕の意見です。例えばオムニチャネルってそんなに難しい概念でもないし、現場にいたら「うちのオムニチャネルってこうだね」と、すぐに結論が出るはずです。それをコンサルティング会社とかに「うちのオムニチャネル戦略の提案をしてくれないか」と頼むのは、どうかしてると思うんですよ。もっと前の時代だと「うちのシステム化方針を立ててくれ」とか、丸投げしすぎだろうと…。
分からないことは自分で考えるのではなくて誰かに聞けばいい。そして発注側になるとそれを選ぶ権利がある。そんなイメージです。
「考える」習慣があればもうちょっと他のやり方があることが分かるんですが・・・。
画像:Pixabay
学歴不要!人生は「読書次第」で大きく変わる | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
人生を楽しく生きるには3つの方法がある。ひとつは、「金持ちに生まれる」、もうひとつは、「有名人の子どもに生まれる」。詳しい理由は割愛するが、いずれも自分では決められないことだ。これは運命でしかない。なら、その他の大多数の人はどうやって人生を楽しめばいいのか。
そこで3つ目の方法として挙げたいのが、教養を身に付けて一流の人間になること。
私を含めたほとんどの人は3つ目の選択肢しかないと思います。
そうすると努力するしかないわけです。シンプル。
じゃあどれぐらい努力すればいいのでしょうか?
学生と30歳までの若いビジネスパーソンに関しては、年間100冊は読まなくてはならないと思う。
これもシンプル。
毎月8冊ぐらいは読まないといけない計算です。
そんなに読めないよ~と思ったあなたに朗報。
どういう種類の本を読むべきかは、その人の置かれた立場によっても変わってくる。仮にビジネスパーソンの読書を前提にすると、私は「4:3:3」というバランスがよいと思っている。つまり「ビジネス書40%、小説30%、その他30%」ということである。
ビジネスパーソンだから、読書の柱になってくるのはビジネス書だ。しかし、自慢話とサル知恵が詰まったハウツー本はいくら読んでも百害あって一理なし。貴重な時間を浪費するだけで終わる可能性大である。
なんと堅苦しい本は4割で良いのです!
あとは自分の好きな本を読んでみればいい。これならできそうですよね。
注意するのはハウツー本。いわゆる小ネタ本。これを読んでところで何の役にも立たないのは私も実感しています。中途半端に知識をひけらかす面倒な人になっちゃいます。
いきなり年間100冊は無理だとしても50冊ぐらいなら何とかなると思います。
遊ぶ時間も大切ですがちょっとだけその時間を使って本を読んでみましょうね。
本を読むのが苦手な人はどうするのか?
苦手でも読むしかありませんが、オーディオブックというのもアリです。
芥川賞もオーディオブックで“聴ける” – FeBe(フィービー)
これなら通勤中や家事の合間に聴けるはず。