元記事は、昨年11月に開催されたウイングアークフォーラム 2017 東京での「『働き方改革』を本気で進めるために必要なこと、教えます。 ~ワークスタイルのリアル~」(日本マイクロソフト株式会社・澤円氏)の講演の内容が書かれています。
内容は日本マイクロソフト株式会社がどうやって働き方改革を進めてきたのか?について紆余曲折がありながら進めてきたことを話されています。「あるある~」とか「わかる~」とか「へぇ~」といった内容で長文なのですがとても読みやすく、そして分かりやすく勉強になる内容でした。
よく言われていることではあるのですが、なぜ日本企業は労働生産性がそもそも低いのでしょうか?
まず無駄に長い会議が多いこと。また会議で発言しない人が参加していること。
マイクロソフトでは発言しなかった人は次の会議から呼ばれないそうです。これはペナルティではなく「会議に出なくても大丈夫だから時間を返すね」という考え方なのだそうです。
次に「報・連・相」に時間をとられること。
「相」の部分が未来のことを話すわけなのでこの部分はあつく、「報・連」の部分を圧縮する。これにより働き方が変わってくる。
そして日本人あるあるですが「礼儀正しく時間を奪う」。
優秀で能力がある人がいろんな会議に参加させられてその人の貴重な時間を奪っている。これ、ありますよね。。。
これらのことをマイクロソフトでは、オフィスのレイアウト見直しや引っ越し、クラウドを活用したフレキシブルワーク、そしてサボる人よりも「イケてる人」に働き方を合わせることなどで解決をしてきたそうです。
社内の働き方改革が進まない、と悩んでいる方にぜひ読んでいただきたい記事でした。