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EUでは著作権の改正の議論が続いています。GDPRに続いてEU諸国以外の国でも対応を迫られる可能性があるようです。
先日9月12日の欧州議会において現在の法案が賛成多数となり、2019年1月の再議決により成立する可能性があります。私たちウェブサービスやウェブサイトを運用している人たちが影響を受けそうな条文は2つ。
- 11条(通称:リンク税)
- 外部のウェブページにリンクをはる行為が対象にされており、リンクをはられたコンテンツの権利者は著作権料を請求できる、というもの。
ただのリンクが対象になるのかどうかはまだ不明ですが、どうやらGoogle検索などは対象となりそうです。
- 13条
- SNSなどのコンテンツプラットフォームの提供者が対象。プラットフォーム内のコンテンツが著作権法に違反していないかを監視する必要があります。
日本だけでサービスを提供している場合あまり意識しなくてもよさそうですが、関連しそうなウェブ担当者の方は今後の動向をみておきましょうね。
EUの「リンク税」導入案、来年1月に成立か 反対派は猛抗議 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)