まず、巷に出るほとんどの成功事例は
「ソーシャルだけの成功事例ではない」ということを押さえておいた方がよいです。
例えばサントリーなどのナショナルクライアントは、メディアミックスでマーケティングを仕掛けています。
ソーシャルはそのひとつのチャネルであって、純粋にソーシャルだけで成功した事例は見たことがありません。
一応、時々入ってくる成功事例をあえてあげてみます。
例えば「金太郎飴」のFacebook広告を打ったところ、日本の飴細工技術ということで海外からのファンを集め、ノベルティのオーダーが入ったということは聞いています。
しかし、こういった人気の出し方は「Youtubeで人気の動画になる方法」にとても似ていて、タイミングの問題もありますし、絶対確実な仕掛けはないと思います。
それらを踏まえた上で、まずは身の丈にあった成功の定義付けが必要だと思います。
ソーシャルは、どうしても派手なニュースばかり聞こえてきますが、ナショナルクライアントの事例が多く、真似できないものが多いです。
それよりも、10万円で制作して3人の新規顧客を集める、などの現実的な目標を定め、その目標に向かって試行錯誤やチャレンジするには面白い分野だと思います。
でもコメント返しなどのフォローアップには運用負荷がかかりますので、判断は慎重に行ってくださいね。
[回答日:2012年2月9日]