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いまさら聞けないSEO。SEOって検索順位を上げること?

「SEO対策をすれば検索順位が上位になり、もっとサイトへのアクセス数は伸びるはず!」効率的かつ上手なSEOのやり方、検索順位を簡単にあげる方法を求めてさまよっていませんか?かつては小手先のテクニックが流行し、現在でも怪しげな手法を提案する業者もいます。しかしSEOとはどんな人にもできる普遍的なものなのです。

もくじ

  1. SEOとは?SEOをおさらいしよう!
  2. 検索順位が上がるしくみ
    1. HTMLを正確にきれいに使ってサイトを作っている
    2. 1ページ1キーワード
    3. ユーザーの支持を集めているサイトが強い
    4. 専門性のあるサイトを優先
    5. 情報が整理整頓されているサイトを好む
  3. 絶対にやってはいけないSEO対策具体例
    1. 別のサイトを作り、そのサイトで自社の記事のリンクを張りつづける
    2. 1つの記事にキーワードを盛り込みすぎてしまう
    3. 記事数を増やすために、自動で記事を作っていく
  4. SEO-検索順位を上げる事じゃない!本当のSEO対策まとめ
SEOとは検索順位を上げること?いいえ、ちがいます!

画像:Pixabay

1. SEOとは?SEOをおさらいしよう!

SEOとは「Search Engine Organization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。
しかしこの言葉だけでは、一体どういうことなのか分からないのではないかと思います。

SEOとは何ぞや?の前に、次のようなことを想像してみてください。

あなたのトモダチAさんは、投資信託について知りたいと悩んでいます。
Aさんも30半ば。将来のことを考え、少しでも蓄えを増やしたい。
Aさんからあなたは投資信託について教えてくれるいいサービスの会社を教えて、と相談されました。
アナタがAさんに紹介するサービスや会社を選ぶ理由は何ですか?

あなたがそのサービスや会社を紹介する理由はいろいろあると思います。「多くの実績があるから」「自分も使っていてすごく良い印象がある」「Aさんの資産状況に合っている」などです。
いずれにせよ、Aさんのおかれた状況と悩みを解決するために、数あるサービスの中から最もよいものを紹介しようとするはずです。

実は、インターネット検索においても同じことが言えます。

インターネット検索の場合、さきほどの例の「あなた」が検索エンジンのGoogleになり、「Aさん」が検索エンジンを使うユーザー、になります。そして悩みとは、Googleに入力するキーワードになります。

Googleは、キーワードを使って検索するユーザーの悩みを解決する、最もよい記事やサイトをユーザーに紹介したいのです。そして検索順位が上位になるということは、そのキーワードで検索するユーザーの悩みを解決するのにふさわしいページだということです。

つまり、SEOとは、単に検索順位が上位に来ることではなく、自分のサイトがユーザーの悩みを解決できるとGoogleに評価されて、その結果検索順位が上がるという事なのです。

ちなみに、サイトを評価しているのは、Googleが持っているGoogle botと呼ばれるロボットが評価しています。

2. 検索順位が上がるしくみ

「検索順位が上位にある=ユーザーの悩みを解決できるとGoogleがおすすめしている」ということを説明しました。では、その検索順位はどうやって決まっているのでしょうか?
下の図を見てください。

検索順位が上がるしくみ

検索順位が上がるしくみ

この図のようにGoogleは検索したユーザーに代わってコンテンツを探しています。SEOとは、検索エンジン対策をして検索順位を上げることを目的とするのではなく、サイトに訪れるユーザーにとって最適な解を出してあげることを目的とするべきなのです。

Googleに自分のサイトを高く評価してもらうためにまずしなければならないことは、記事やサイトの内容をGoogleに正しく知ってもらうことです。その上で「このサイトなら、・・・という悩みを抱えたひとの助けになるだろう」と判断してもらわなければなりません。

Googleは主に、次の5つのポイントで評価します

検索順位を決める5つのポイント

  1. HTMLを正確にきれいに使ってサイトを作っている
  2. 1ページ1キーワード
  3. ユーザーの支持を集めているサイトが強い
  4. 専門性のあるサイトを優先
  5. 情報が整理整頓されているサイトを好む

2-01. HTMLを正確にきれいに使ってサイトを作っている

検索で提示されるには、Googleに自分の書いた記事の内容が把握される必要があります。Googleはサイトの内容をHTMLを見て判断します。

つまり、HTMLのソースコードがとても複雑だったり、タグが正しく使われていなかったりする場合は、検索ユーザーにおすすめできない、と判断されてしまいます。
例えば、段落わけがきちんとなされていなかったり、大見出しと小見出しをソースコード上でうまく使い分けられていないと、検索順位が上がりづらくなります。

2-02. 1ページ1キーワード

1記事に書くテーマ(何について書くのか)は1つのキーワードに絞りましょう。

1つのページにあまりに多くのキーワードを盛り込んでしまうと、Google側が「一体これは何のサイト・記事」なのか内容を把握できなくなってしまいます。

ここでいうキーワードとは、ユーザーはどんな検索ワードで自分のサイトや記事に訪れるのかという事です。つまり、あなたがどんな人に自分の記事を読んでほしいか、によってキーワードは変化します。

例えば、あなたがあるアーティストのライブに行ったとします。ライブについて記事を書くとき、そのアーティストについて知りたいと思っている人に読んでもらいたいか、それとも音楽ライブに行ったことがないが興味はある人に読んでもらいたいか、ではキーワードは異なります。
前者であれば「アーティスト名 ライブ」がキーワードになるでしょうし、後者であれば「おすすめ ライブ」になるでしょう。

キーワードを決めたなら、記事の冒頭やタイトルでキーワードについて触れておくと、より高く評価されるようになります。

2-03. 同じくらい答えに内容がいい場合、ユーザーの支持を集めているサイトが強い

たくさんの人が閲覧している、また影響力のある人が評価しているサイトは、Googleは悩みを解決するのに十分なサイトだと判断します。

「ユーザーの支持」には大きく3つのポイントがあります。

  1. 閲覧数
  2. ソーシャルメディアでの反応(Twitterのツイート数やFacebookのいいね数)
  3. ネット上で影響力のある人がツイートしたり、記事に引用している

3.の「影響力のある人」とは、インターネットで多くのフォロワーやブログのファンを持っている人の事を指しています。FacebookやTwitterでコメントを書くと、いいね!がたくさん押されやすい人のことです。
そういった人のブログやサイトに自分の記事が取り上げられると、Googleからサイトが高く評価されやすくなります。

このように、SNSや他のサイトに自分の記事がURL付きで情報発信されることを、「被リンク」と言います。「被リンク」の数が増えるほど、検索順位が上がりやすくなります。

2-04. 専門性の高いサイトを優先する

専門性とは、そのサイトがどの分野にくわしいのか?ということです。
たとえば料理のレシピの情報を集めたサイトであれば、Googleはレシピのサイトだと認識します。

専門性の高さは、サイトのテーマにそった記事の数(量)と、記事の内容の質(閲覧数や反応の高さ)によって判断されます。
情報量(記事数)が多く、記事がSNSやほかのサイトで取り上げられている(被リンクが多い)と、専門性が高いサイトであると評価されやすくなります。

2-05. きちんと情報が整理されているサイトを好む

ここでいう情報の整理とは、作成したたくさんの記事が、乱雑にサイト上に保存されているのではなく、カテゴリーに分けられて保存されていることを差しています。そうする事で、「何についてのサイトか」という点でGoogleに高く認識してもらえるようになります。

これら5点をしっかり守っていくことがSEOの第一歩、検索順位をあげるための大切なポイントです。

SEOと聞くと、何かとてもテクニカルな事のように思えるかもしれません。
検索順位が上がるためにもっとも大事なのは、どれだけ読み手側の悩みを解決することを考えた記事や質の高いコンテンツがたくさんあるか、なのです。

安易なSEOの技術論やテクニックを探すことよりも、より良いコンテンツを作る、より良い記事を書くことにパワーを使いましょう。

3. 絶対にやってはいけないSEO対策具体例

検索順位が上がる仕組みと大切なポイントをお伝えしてきましたが、それでもSEOには何か奥の手があるに違いない、と思っていますか?

Googleの検索エンジンの精度は日々進化を遂げています。一方で、検索エンジンの判断をだまそうとする手口はアッという間に対応してきます。これが「知の巨人」と呼ばれるゆえんですね。

2. 検索順位が上がるしくみ」で、SEO対策は「良いコンテンツを作ること」であると説明しました。良い記事・良いコンテンツを書くやり方はたくさんありますし、人によって最適な方法は異なります。

今回はSEOに最適な良いコンテンツの作り方を紹介するのではなく、「SEO対策」といってこれをやったらしくじる、という反面教師をお伝えします。

SEO、ダメ、絶対 3つの手口

  1. 別のサイトを作り、そのサイトで自社の記事のリンクを張りつづける
  2. 1つの記事にキーワードを盛り込みすぎてしまう
  3. 記事数を増やすために、自動で記事を作っていく

3-01. 別のサイトを作り、そのサイトで自社の記事のリンクを張りつづける

別のサイトの記事に自分の記事のURLを張って検索順位をあげようとする方法は「リンクファーム」とも呼ばれています。

かつては効果があったこともありましたが、現在ではこのような手法はGoogleにすでに見破られています。それどころか、検索順位を下げたり検索対象から外されたりというペナルティが課されるおそれがあります。

3-02. 1つの記事にキーワードを盛り込みすぎてしまう

これは初心者、経験者問わずやってしまいがちなことです。自分の伝えたいことを、あれもこれもと盛り込みすぎてしまったばかりに、結局「だれに、なにをつたえたいのか?」が定まらなくなってしまうのです。

こうならないためには、記事を作成する前に、「どんな検索ワードで検索されることが多いのか?」を事前に把握しておくとよいでしょう。

Google AdWordsで提供されているキーワードプランナーを使ってキーワード調査をして記事のタイトルやテーマを決めていきましょう。

3-03. 記事数を増やすために、自動で記事を作っていく

記事を1ページ書くだけでも慣れないうちは大変です。

ネタを見つけ、記事を書き、サイトにアップするまで2時間くらいは平気でかかってしまうなんてことも少なくないでしょう。
記事数は検索順位を上げるうえで大切なポイントなので、かつては早く検索順位を上げるために、記事を自動で作り出すツールを使ってサイト上にあげるという方法がとられていたこともありました。しかしこれもまた、現在ではすでにGoogleに対策されてしまっており、ペナルティが課されてしまうことがあります。

これらの事をやってしまったら、Googleはすぐに対応してきます。つまり、検索順位が大きく下がってしまうことになりかねません。この3つ以外にもGoogleが嫌うSEOの手法があります。Googleは品質に関するガイドラインを公開していますので一度目を通しておきましょう。

ウェブマスター向けガイドライン

Web上ではもはやGoogleに逆らうことは不可能です。
サイトに訪れる人に有益なものを、という一心で、地道にやっていきましょう!

4. SEO-検索順位を上げる事じゃない!本当のSEO対策まとめ

いかがでしたか?SEOとは検索順位をあげることではありません。
また同時に、すぐに検索順位が上がる小手先のテクニックなんて存在しません

SEOとは、ユーザーの悩み(検索ワード)を解決するのにふさわしいサイトであるとGoogleに評価され、その結果検索順位が上がるということです。
Googleは、何について書かれてあるのか?そして、どんな記事が書かれてあるのか?多くの人に読まれているものなのか?という点を重視して、検索順位をきめるのです。

結局のところ、検索順位を上げるには、「ユーザーにとってためになる良い記事を書く」ことに尽きます。
ユーザーはどういう気持ちでこの記事を読むのだろうか?という視点で、コツコツとユーザーの役に立つ、悩みを解決する記事を作っていくこと。
地道なことですが、これが一番の近道なのです。

ウェブ担当者通信事務局
この記事を書いた人:ウェブ担当者通信事務局

「ムダな情報で頭脳を消耗することなく考える時間を確保する」
ウェブのノウハウだけに限らず、広告やマーケティング全般の知識、時には組織論や時事に至るまで、最先端や未来予測などみなさんにとって本当に必要な情報だけをお届けします。


 

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