アンブッシュ・マーケティングにならないように気をつけておくこと FavoriteLoadingあとで読む

: こだま
東京オリンピックに絡めたサービス・商品展開を考えている方へ。アンブッシュ・マーケティングにならないよう法規制に注意しておきましょう。

アンブッシュ・マーケティングにならないように気をつけておくこと

画像:human pictogram 2.0 (無料人物 ピクトグラム素材 2.0)

アンブッシュ・マーケティングとは、オリンピックやワールドカップなど公式スポンサーがあるような大きなイベントで、公式スポンサーではないのにイベントロゴを無許可で使ったり消費者に勘違いをさせるような広告を出したりなど、いわゆる便乗商法を行うことを指している言葉です。

ロゴなど登録された商標を無断で使ったりなどで商標法における商標権侵害になることもあります。
また、消費者が商品やサービスを誤認してしまうような紛らわしいものであれば不正競争防止法の対象となってしまいます。
これ以外にも著作権法や景品表示法などにも気をつけなくてはなりません。

2020年に東京で開催されるオリンピックでは、アンブッシュ・マーケティングを規制する特別法が整備されることもあるそうです。リオや平昌のときには制定されています。

「東京オリンピックを応援したい」純粋な気持ちが「アンブッシュ・マーケティングである」と思われてしまうと悲しいです。
法規制はしっかりと理解して、よく分からない場合には法規制に詳しい社内の法務担当や士業の方に相談をしていきましょう。

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こだま
この記事を書いた人: こだま

Webディレクター
住宅営業からIT営業へと営業畑を13年歩んだあと、お金の勉強をするためファイナンシャルプランナーの資格を取ったはずが、縁あってウェブ担当者となり今に至る。
営業をしていたときお客様から言われた「名脇役がいてこそビジネスは成功する。名脇役になれるよ」を信じて日々精進。