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スマートスピーカーの売り上げが順調に伸びています。Search Engine LandのCIRPによる最新スマートスピーカー調査結果によると、アメリカでは2017年末の出荷台数が4500万台になっており、スマートスピーカー市場シェアはAmazon Echoが69%、Google Homeが31%となっているそうです。
マーケティングや宣伝広告などにかかわる方が気になっているのは、音声でどうユーザーにアピールをしてどう行動を促すのか?ということかもしれません。
元記事では、スマートスピーカー市場でのシェア1位のAmazon Echo音声サービスであるAlexaの活用や販促の例が取り上げられています。
たとえばドミノピザはAlexaスキルを開発しており、ユーザーは「エキストラチーズのラージ」とAlexaに伝えればピザが届きます。
Alexaスキルとは、ユーザーが自身のEchoに追加できる拡張機能でスマホアプリのようなものです。
スマートスピーカーが勝手に広告をしゃべり始めたり、聞いてもいない企業の広告を話しはじめたらイヤですよね。
従来の「割り込み」広告手法は音声ではなくなっていき、企業は効果的な音声販促を行うためには「日常生活のちょっと便利」をユーザーに提供していくことを考えないとユーザーに知ってもらえないかもしれないです。
Alexaはミステリアスな存在かもしれないが、企業にとっては強力なツールだ。スマートスピーカーがテクノロジーの未来になる新しい現実は、すでに始まっている。“スクリーンレス時代”に自社の居場所を確保したい企業はもはや、この新たなデヴァイスを無視できなくなっている。
競争が過熱するにつれ、混乱は徐々に収まってゆくだろう。企業がとりうる道は2つに1つ──いま取り組むか、取り残されるかだ。
スマートスピーカーを持っている人が周囲でも増えてきました。音声を使った販促競争は2018年から過熱しそうですね。