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仮想通貨やフィンテックなど、金融とテクノロジーの融合が叫ばれて久しいですが、中国では一足先にスマートフォンを活用した決済が盛んとのことです。コンビニなど含めて様々な箇所で使用されています。世界のトレンドは、スマートフォンを活用した個人認証や決済に流れているといえるかも知れません。
一方、このニュースからはまた別の側面が見えてきます。
記事中には中国でキャッシュレス化が進むのは「偽札」の問題が大きいからだという記載もあります。
お金は信頼を数値化したものともいえるので、中国において信頼がキャッシュレスの方向に向かうのはうなずけるとして、では日本において「信頼」がどの方向にいくのか?というのはまだわかりません。
世の中全体は合理的な方向に進むので、フィンテックの動きはこのまま加速すると考えられますが、その結果、どの国がどのようなテクノロジーを受け入れるのか?というのはまた別の話です。
たとえばアメリカではクレジットカード決済文化なのに、日本では現金が強いなど、既存技術でも差は出てきます。
最近ではZOZOTOWNのつけ払いという決済方式が話題になりましたが、世界の決済トレンドを抑えつつ、日本独自の文化はどうなるか気をつけて見ていきたいところです。