【プレミアム】機会損失してない?リスティング広告運用で売上前年比300%を目指そう【前編】 FavoriteLoadingあとで読む

: あびる やすみつ
代理店に任せっきりだったりなんとなく続けてしまっているリスティング広告。効率的なリスティング広告運用をするための判断基準を、前編では予算とランディングページについてまとめています。

Nintendo Switch、買いました?
当社ではスキンシール開発用に1台購入したのですが、ゼルダの伝説にドはまりしています。
ゼルダの伝説は、ディスクシステム時代から好きなゲームでした。
私はスーパーファミコンのゼルダの伝説が「全ゲームの中で一番好き」と言っていたのですが・・・いやー、あっさり塗り替えましたね。
Switchのゼルダの伝説が「全ゲームの中で一番好き」です。
マップが広すぎて・・・これ、一生遊べそうな気がしています。
Switchも、もうゼルダ機でいいです。

ついでに宣伝w
Switchのスキンシール

皆さんはリスティング広告を活用していますか?
リスティング広告を活用していても、代理店に任せっきりではないでしょうか。
毎月20万円くらいを広告予算として回してもらっているものの、代理店が出してくるレポートは何を見ればいいのかよくわからず、なんとなく続けていませんか?

そんな仕事に終止符を打つのが今回のお話です。

SEOに頼ってしまっているビジネスモデルから脱却するには?

SEOはある程度コツがあるとはいえ、検索結果はコントロールできない部分ですので、その結果に一喜一憂しても仕方ありません。

そうすると、「検索結果は金で買え」ということに行きつきます。(笑)
金で買うといってもリンクを買うわけではありません。
広告を買うのです。
リスティング広告です。
Googleだとアドワーズ、Yahoo!だとYahoo!プロモーション広告ですね。

リスティング広告から開始すればいいの?

悩みを解決したい人、何かが欲しい人は検索を使います。
検索からの集客は、訪問したページで悩みが解決できたり欲しいものがあったりすればコンバージョンに結び付きやすいです。

リスティング広告の「検索連動型広告」は、検索したワードにあわせて広告を出すことができます。
そのため、最初はコンバージョンにつながる見込みの高いユーザーに広告を出すことができる、リスティング広告から開始することをオススメします。

リスティング広告は、「いくら広告費をかけていくら売れた」という効果測定も細かくできますので、テレビや新聞などのマス広告とはわけが違います。

広告予算の捻出方法は?

もし広告予算をウェブ担当者が決められない場合には、売上に対していくらまで広告に費用をかけていいのか、を営業担当や代表者など広告予算について相談しましょう。

例えば「売り上げの20~30%くらい」という数字が返ってきたら、広告比率がそれに収まるように運用すれば、誰からも文句は出ないわけです。
月間売り上げが1000万円の会社の場合、仮に20~30%だと200~300万円が月間広告予算ということになります。

ただし「この予算を使い切る」という考えをすると、儲かるスパイラルに入りませんので、ご注意ください。
あくまで「売り上げの20~30%が広告予算」という認識を営業担当や代表者に確認し、この範囲で広告投入する許可を取るだけです。

ランディングページにかける予算の目安は?

ランディングページにかける予算の目安は、安くて30万円くらいと思ってください。

これは1ページの制作費用としては高く見えるかもしれませんが、ランディングページ制作の場合、ページ制作というよりは、情報をまとめて効果が上がるように整理することに時間と技術を要するためです。
あくまで「安くて」なので、普通はこれよりは高いと思っておいてください。

とはいえ、リスティング広告スタートの時点でランディングページに予算をかけるのは、私は賛成しません。

商材にもよりますし、現在のサイトが最低限の申し込みができるように出来上がっている前提ですが、リスティング広告だからといってLPにはこだわらなくても大丈夫です。
ランディングページを作るのは「この先に金脈があるぞ」とメドがたってからでも遅くはありません。

例えば・・・

結果A. CVR(コンバージョン率)が1%を下回るものの、ポツポツ申し込みがある
→誘導先を変えることでCVRが上がる可能性があることが分かります。
ここで初めてランディングページの検討に入ります。

結果B. 200クリックでも申し込み0件(つまりCVR 0.5%以下)
→サイトが悪いか、商品が悪いので、根本的に考え直したほうがいいでしょう。
ランディングページを直すと改善する可能性もありますが、市場自体がないかもしれません。

Q: 縦長ランディングページを用意しない場合、
リスティング広告でどこに誘導すればいいのですか?

商品ページか、カテゴリのページに誘導してください。
専門店の場合、キーワードによってはトップページでもOKです。
専門の多品種通販の場合、お客様は「選びたい」と思っていることも多く、下手な一直線ランディングページを作るより、トップページに誘導したほうがコンバージョン率が上がることがあります。

Q: 専門店とはいえ、キーワードが多種にわたるのに
全部トップページでいいのですか?

キーワードごとにトップページを作る、という方法があります。
この場合、リスティングから誘導したページはトップページではあるのですが、ファーストビューの位置にそのキーワードに関連したバナーを置きます。

例:カタログギフト専門店が
「結婚祝い カタログギフト」というキーワードで集客する場合

ファーストビューに「結婚祝い特集」というバナーを置いたトップページを用意し、そこに誘導します。
このためにページを設計するというよりは、既存トップページをコピーして、ファーストビューにバナーを差し込むだけです。

私自身の経験

  • 多くの商品を扱う専門店でリスティングを実施
  • ランディングページよりトップページのほうが何倍も成績が良かった
    ※ランディングページの質の問題という可能性は否定しませんが
  • キーワードごとのトップページを作って誘導したら、さらに成績が良かった

トップページをコピーして作る場合、ページタイトル(titleタグ)は「結婚祝いのカタログギフト専門店」など、広告原稿に合わせることで品質スコアが上がります、
品質スコアが上がると、低価格で上位表示されるようになります。

品質スコアとは、広告やキーワード、ランディングページの品質を表す指標のことを指します。品質スコアが高くなるほど、入札単価を低くおさえつつ、広告掲載順位を上げることができます。

  • 品質スコア(1 ~ 10 段階評価)と品質スコアを決定する各要素(推定クリック率や広告の関連性、ランディング ページの利便性)は、アカウントの [キーワード分析] で確認できます。
  • 広告やランディング ページとユーザーの関連性が高いほど、品質スコアが高くなります。
  • 品質スコアは、広告オークションにおける競争力の総合的な推定値となるため、オークション時の広告ランクの算出には使用されません。

出典: AdWords ヘルプ

このように、品質スコアの上げ方はAdWords公式ヘルプに書いてありますので、これに沿って試行錯誤していくことになります。
SEOと似ていますね。
リスティング運用は、SEOに詳しい人のほうが有利なのです。

次回[後編]では、広告代理店の選び方、広告をやめるタイミングなど解説します。
【プレミアム】機会損失してない?リスティング広告運用で売上前年比300%を目指そう【後編】につづく

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あびる やすみつ
この記事を書いた人: あびる やすみつ

ネットショップ売上アップ支援会社AbiStudio.com株式会社社長。
日本アフィリエイト協議会理事。
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