Adobeが2017年4月4日、日中韓で使えるオープンソースフォント『源ノ明朝』をリリースしました。
AdobeとGoogleによる、初の共同開発によって誕生したフォントです。
これまでも、複雑なアジア地域の言語は、共通の書体で表現する事が非常に困難でしたし、国ごとに、また言語ごとによって、書体を変える必要がありましたが、今回の開発により、世界で誰もが自由に入手し使用することが出来る、アジア初の汎用的なフォントが生まれた、と言えるでしょう。
クリエイターには、異なる言語によるデザインの統一感や作業効率の向上を与え、ユーザーには、より見やすいフォントが誕生したということになります。
今後、様々なデジタルデバイスで活用されていく事が期待されていますし、国を超えて取り組んだ、壮大なプロジェクトの意義は大きいですね。