ベクトルって習いましたか?
高校の数学Bで習うものなので習ってない人もいるかも知れませんね。
ものすごく簡単に言うとベクトルとは「向きと大きさを持った量」となります。
※参考
ベクトルという言葉の意味 | 高校数学の美しい物語
画像:Pixabay
なんじゃらほい?と思った人も多いはずですが、ようするに「右とか左とか上とか下にどれぐらい進んだ」かを表すものと考えていただければ良いかと。
なんでこんなことを言い出すかというとこの記事を読んだからです。
業界内で圧倒的No.1になるための目標と行動(加藤公一レオ)|『売れるネット広告社』ブログ
行動を伴わない目標は、たんなる妄想。
目標のない行動は、だだのバカ。
目標と行動がそろって、はじめて達成でき、人生を変えられる。
目標は進む方向、すなわち「向き」。
行動は進んだ量、すなわち「量」。
つまりベクトルなんですよね。
向きがあっていて量も足りていれば成功するということ。どちらかが違っていたらダメ。
個人に限って言えば方向さえ間違わなければあとは量の問題。努力です。
結果を出している人はベクトルをきちんと理解しています。
リオオリンピックに陸上の5000mと1万mに出場した大迫選手はこういっています。
大迫傑「今はトラックで戦いたい」 長距離界の星が描く“勝利の方程式”とは(平野貴也) – リオパラリンピック特集 – Yahoo! JAPAN
練習相手は、国内にはいないレベルですから、もちろん強いです。今、すべての練習において彼らとパーフェクトに(互角に)やれと言われたら無理な話ですけど、自分のやっていることの延長線上に彼らがいるんだということを実際に見られただけでも、僕自身にとっては大きなアドバンテージかなと思っています。
向きはあっている。あとは量の問題だということですね。
そして、相手も同じ向きに量を投下しているのでどんどん進んでしまうから、もっと量を投下しないといけない。
3年前の私もそんなことを言ってます。
レベルが高い人と接する時は自分との差を認識すること。そしてその差を詰めることを考える。 | ウェブ担当者通信
ギャップが分かればその次はどこにどんなギャップがあって、それをどうやって詰めるかを考えばいいだけです。
行きつくまでの道のりはトップレベルの人たちの過去の経歴や話していることから見えてきます。分からなかった用語を調べる、著書を読む、セミナーや勉強会には毎回参加、とにかくその人たちと話す。
やっていることは大迫選手と同じですよね。
向きを知るために先頭にいる人を目標にする。
量はその後。
数学ってこんなところで役立つので、習った人は思い出してみてください。
習っていない人はこちらを。
習ったことが役に立つかどうかは使う人次第。
役に立たないと思ったら足し算すら役に立たないです。