知らないことは刺激的で新鮮だけど、誰にとっても刺激があるわけじゃない FavoriteLoadingあとで読む

: 森野 誠之

地方と都市での「情報格差」 – kudoma.jp

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僕はリバ邸に来てからのこの1ヶ月、今まで熊本にいたときには周りにいなかったような色んな面白い人と出会いました。
大企業の会長、学生のうちから起業している人、ロケット産業に興味がある人、おにぎり作ってる人、虫好きな人、元ヤン、中退して起業してる人などなど、よくわからない人からウルトラスペックの人まで色んな人がいます。
僕の住んでいるリバ邸が六本木に位置していることもありますが、僕の環境ではガラッと変わり、入ってくる情報と感じ取れる雰囲気も大きく変化しました。
ここで僕は凄まじい情報格差と経験(体験)格差を感じました。

大学を卒業して東京に出たらこう感じるでしょうね。

私も独立してから東京に行った時も同じように感じました。

名古屋との差がありすぎると。

この情報格差と体験格差による機会損失の差は大きく、改善の余地がまだまだあるでしょう。しかし、今はまだ地方の学生は受け身ではなかなか新しい分野・業界の話は入ってきません。自分で興味を持って調べなければ知ることはできないでしょう。

これからの人々がちゃんと選択して「自分の人生」を送るためにもこの情報格差は少しでも縮んでいけるように僕からも発信したいと思います。

私も同じように思ってブログを書きました。

何故か読んでくれることが多かったのは東京の人たち。

不思議ですよね。

その理由に気づかずに悩んでいて最終的に分かったことはこれ。

地方の人間は東京マニアになってはいけない | ウェブ担当者通信

今の環境は自分が考えているほど悪いものではないと思います。
考え方をちょっと変えるだけで好循環に切り替えることができます。
上手くいかない原因が「分かってもらえない」、ではなくて「伝えていない」からです。

東京弁を地元の方言に変えて話してみてください。
地元の友人、隣近所の人に分かるように話してみてください。

皆さんが住んでいるのは東京ではありませんから。

東京に行って受ける刺激もありますし、東京から地方に行って受ける刺激もあります。

しかし、それをそのまま持って帰ってもダメですよね。

その土地に合ったやり方があり、それが分からないと何もできないということです。

拙い例えですが名古屋で人気の味噌カツを他の地域に持って行ってもダメなのと同じです。

刺激を受けたら自分の中で消化して、それがどういうことなのか理解して、試してみて、直してみて、考えて、身についてからです。

急いては事を仕損じる。

一歩一歩確実に。

あとがき

量をこなしてからわかることがあります。

そして、わからないこともあります。

やってもやってもわからないことがあれば進んでいる証拠。

森野 誠之
この記事を書いた人: 森野 誠之

運営堂 代表/愛知大学非常勤講師
お膝元である愛知県を中心に地方のWEB運用を熟知し、主に中小企業を中心としてGoogleアナリティクスを利用したサイトの分析、改善提案やリスティング広告を用いた集客改善など、サイト運営の手伝いを行なっている。最新情報を抑えながら地方かつ中小企業向けのノウハウをわかりやすく説明できる数少ない人物。
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