Web 制作における代表的な日本語の文字コードは「UTF-8」「Shift_JIS」「EUC-JP」があります。
多言語対応やプログラムとの相性がよいため標準採用されているのはUTF-8です。他システムや既存サイトで文字コードが推奨・規定されているものはそのシステムに準拠するなど事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
さて問題です。
「meta charset=”UTF-8″」とHTML内では記載しますが、HTMLファイルを保存するときに「UTF-8」「UTF-8N」が選べるようになっていることがあります。あなたはどちらで保存していますか?

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答え
特別な指定がなければ【2】UTF-8Nで指定して保存しておきましょう。
例えば、Dreamweaverでは、ファイル保存時に「Unicode Signature(BOM)を含める」というチェックがあります。ここのチェックを外すとUTF-8 がBOMなしの状態、「UTF-8N」で保存されます
BOM(Byte Order Mark)は、UTF-8 やUTF-16 などにおける、ファイルの先頭に付与する3バイトの値です。そのデータがUnicodeで表現されていることを知るための目印です。
このBOM があることにより、Unicode である旨がコンピューターに機械的に伝わるのはよいのですが、アプリケーションによっては「不要な文字列」として扱われ、不具合が出るケースもあります。
そのため、UTF-8 はBOMなし「UTF-8N」で保存しておくほうがよいでしょう。
【2016年3月(Vol.51)号 ウェブ制作講座より】