独立した時って不安じゃなかったですか?
これ、よく聞かれます。
そして、不安に決まってます(笑)。
独立する以上、不安は常に付きまとうものなので上手くお付き合いしていかないといけません。
私なりの不安解消法を。
画像:Pixabay
これがダメでもこれがある。と思えるものを準備しておくと、失敗しても何となると思えますので不安が軽減されます。
やったことと言えば、コンビニの深夜のバイト代を確認して×25-30日の金額がどれだけになるのかを考えて生活費と比べたこと。これで赤字ギリギリのラインであれば何とかなると考えます。ずっとやるつもりもないですが、しばらくこれでしのいで・・・ということです。
ちょっと稼げる仕事も探してました。家電量販店の派遣ですね。
土日は忙しいので開店から閉店まで働くことができればそこそこの稼ぎになります。こっちは実力の世界でもあるので接客や商品知識の獲得方法などの勉強にもなります。
これ以外にもいろいろあると思いますが、すぐにできる仕事で何とか生活できそうだと認識することが大切です。
0か1かはツライ。
人間って時間があると良くない方向に思考が陥りがちです。ですので、そんなことを考える暇がないぐらい働けばよいわけです。
起きてから寝るまで働いてを繰り返すだけ。
ただし、先述の安心材料でこれをやるとフリーランスでもなんでもないので、フリーランスとしての仕事で時間を使うこと。
仕事がないのであれば、知識を増やしたりブログを書いたり誰かに会いに行ったりとやることは山のようにあります。
常に崖なので見たらダメです。
高所恐怖症の人が高い所に上って下を見るようなもの。
前だけを見て、前に進むにはどうするかを考える。
進めなかったら、どうするか?
進むしかないので進む方法を考えるだけ。
止まる=安心材料の生活ですので、こっちが良ければ止まればいいですが、それが嫌なら前だけを見る。
必死に考えていれば道が見えてきます。見えないということは必死に考えていないだけです。
私は結婚してから独立しましたが、妻の収入には頼らないことに決めていました。
ここに頼ってしまうと言い方は悪いですが「ヒモ」になってしまうと思いましたので。
親にお金を借りようとも思いませんでした。
自分で決めたからには自分でやる。
そう思わないとどこかで甘えてしまうんですよね。
ここはいろんな考え方があると思いますが、私はこんな考えでした。
これが一番安心できます。
来月の売上が・・・って毎月考えるのはキツイというか精神的におかしくなってきますので、固定収入ほど精神を安定させるものはないです。
独立した当初は毎月5,000円の仕事をもらって、これでも嬉しかったのを覚えています。そして、その金額での仕事が他でも増えていけば数万円になっていきますし、うまくいけば増額も見込めます。
固定収入が入ってくると維持するためにどうするかを考えますし、伸ばすためにはどうするかを考えますので、不安になる暇もないですし前しか向かなくなるので良いことだらけです。
ちなみに、5,000円の仕事は今も続いていて同じ金額です。苦しい時を助けてもらったお客さんなので大切にしたいお客さんです。
これ以外にも協力者を増やすとかいろいろありますが、基本的にはこの5つです。
参考になれば。
ドラえもんでのび太の先生がこんなことを言ってます。
目が前についてるのはなぜだと思う?
前へ前へと進むためだ!
過ぎたことにくよくよせず、前向きに頑張りなさい。
子どもの時に読んだこの言葉がずっと頭の中に残っているんですよね。
そして、成長してからも同じ言葉に出会うわけです。
明治大学ラグビー部の監督を務めた、故・北島忠治さん。
北島さんと言えば「前へ」。
とどめはアントニオ猪木の引退試合の言葉。
「人は歩みを止めたときに、そして挑戦をあきらめたときに、年老いていくのだと思います」。
進むしかないです。