自分たちが失ってはいけないものを大切に。 FavoriteLoadingあとで読む

: 森野 誠之

アナログへの進化 | 森本繁生 Time Design

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画像:Pixabay

システムを作れば楽にできる、効率化できる。そう信じてやっていた。しかし結果はシステムがわかる人に仕事が集中してボトルネックを作ってしまった。

仕事の流れが悪くなった。わからないから社内で協力しあえなくなった。忙しい人は夜中まで残業し、手伝えない人は後ろ髪を引かれながら定時に退社する。チームワークがどんどんなくなってきた。

「以前は、もっとニコニコと協力しあっていたのになぁ。」

そんな状況でも人間関係が悪化しなかったのはこのショップの素晴らしさ。人の良さをもっと生かしたい。

「アナログに戻すのは、協力しあうため。」

仕事が分かると分散できる。助け合える満足感ができる。イザという時の安心感がある。心が軽く、楽しくできる。結果、作業量は多少増えてもお客様にはスムーズ丁寧に対応できる。

「アナログへ進化したね。」

紹介した記事はシステム化が悪いことで、アナログが良いということではありません。

システム化によってアナログの良さに気づいたのがポイント。

システム化は上手くいかなかったけど、自分たちが失ってはいけないものに気づけたということが最大の収穫です。

自分たちが大切にしているものって失ってからわかることが多いです。

これが大切と思っていても違っていることがあるんですよね。

無理に失わなくてもいいのですが、日々改善したり変化を起こしていると変えてしまったものの中に入っていて、そこで初めて失ったことに気づく。

あ、これがなくなったら困るよね。

そうやって見つけた大切なものを磨いていきましょう

あとがき

変えたからわかるもの、変えないからわかること、どちらもあります。

「だけ」と考えないように。

森野 誠之
この記事を書いた人: 森野 誠之

運営堂 代表/愛知大学非常勤講師
お膝元である愛知県を中心に地方のWEB運用を熟知し、主に中小企業を中心としてGoogleアナリティクスを利用したサイトの分析、改善提案やリスティング広告を用いた集客改善など、サイト運営の手伝いを行なっている。最新情報を抑えながら地方かつ中小企業向けのノウハウをわかりやすく説明できる数少ない人物。
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