アメリカ人の「食わず嫌い」を’言葉’で直したレストランオーナー | 語学力アップブログ
eng.alc.co.jp/gogaku/2013/08/HimiOkajima-01.html
このコラムやメルマガ内では「伝えること」について書くことが多いです。
何故かというと言いたいことが伝わらないことにはなにも進まないからです。
正しいことを正しく書けばすべて伝わるわけではありません。
まずは自分の言いたいことを理解してもらえることが優先です。
相手によっては「例のアレが動き出したのでいつも通りよろしく」で済んでしまう時もありますよね。
世界で一番短い手紙と言われるのはビクトル・ユーゴーが出版社に出した手紙です。
「ああ無情」を書いたときに送った内容は「?」、返ってきた手紙は「!」だったそうです。
意味は「反応はどうだ?」、「素晴らしい!」。
このように端的に表現することで伝わるものもあれば取り上げたサイトのように、表現方法を変えることで伝わることもあります。
豚足を「TONSOKU」とそのまま書くなんてなかなか思いつかないです。
外国人に伝えようとすると何とかして翻訳しようとしますから。
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アメリカ人のいわば『食わず嫌い』を直したこんな経験があるから、私たちは物を食べているんじゃなくて、言葉を食べているんじゃないか!と、そう思うようになりました。言葉って実はすごいんじゃないか、って。
大切なのは、「物」ではなくて、どう言葉にするかなんですよ。
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どう言葉にするのか?
企画書のフォーマットを探したり見栄えの良いパワーポイント素材を探す前にここを考えてみてください。
そうすれば相手の性格、相手の置かれた環境、相手の気になること、相手が好きなこと、相手が話を聞きやすい時間帯、相手にメリットがあること、などなど考えることがたくさん出てきます。
内容をきちんと書くのは最低限やらないといけないことですが、それだけでは全体の半分も終わっていません。
伝わって相手を動かすことが目的なのでそこまでを見据えておきましょう。
■□あとがき□■
土日で新事務所に引越しをしました。
感想は、「ゴミ多すぎ」です(笑)。
お金を払ってゴミを移動した感じさえします。
しばらくは引越しをしないから・・・と思うのではなくて、いつ引越しをしてもいいように日頃から不用品は捨てる習慣をつけないといけないですね。