売れる理由を考える暇があったら面白いものを作った方がいい FavoriteLoadingあとで読む

: 森野 誠之

LEDでおびき寄せて蚊を吸い取るアウトドア向け蚊取り器が話題 日経トレンディネット

何か新しい商品だったりサービスを出す時って上司などに必ずこう聞かれますよね。

「それ売れるの?」「その根拠は?」

そりゃいい加減なものを出したくないし、根拠もないものは検討の余地もないですから、こうなります。

katori

でもね、やってる方はこういいたくなりますよ。

「知るかそんなもん。分かってたら苦労しない」

言わないけど。

 

そんなこんなでここを話し出すと違った方向に行ってしまいますので、冒頭のLED蚊取りについて。

仕組みはこんなものだそうです。

蚊やハエなどの害虫が波長370nm~400nm(ナノメートル)の光に誘引されやすい性質を利用して、この範囲の光をUV-LED(紫外線LED)で発生。集まってきた害虫を吸引ファンで捕獲する仕組みで、捕獲実験も実施している。

ほぉ~、光で集めて掃除機みたいに吸っちゃうわけですね。

気になる。本当か?

 

って思った人が買っているようです。

新しい捕獲法なので本当に捕れるのかと気になる男性に人気だそう。

蚊取りなのに「捕れるから」じゃなくて「捕れるかどうかが気になる」から売れてしまう。

世の中そんなもんです。

 

売れる商品、売れる企画、売れるサービス、売れるコピー。

そんなものを考えている暇があったら面白いことをして面白いことを考えた方がいい。

そうすれば勝手に売れる○○が出てきますよ。

あとがき

最終的には蚊取り線香に落ち着くと思う。

森野 誠之
この記事を書いた人: 森野 誠之

運営堂 代表/愛知大学非常勤講師
お膝元である愛知県を中心に地方のWEB運用を熟知し、主に中小企業を中心としてGoogleアナリティクスを利用したサイトの分析、改善提案やリスティング広告を用いた集客改善など、サイト運営の手伝いを行なっている。最新情報を抑えながら地方かつ中小企業向けのノウハウをわかりやすく説明できる数少ない人物。
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