小学生ですら1年たつと全然違うことをやっているのに社会人は何故変わらないのか? FavoriteLoadingあとで読む

: 森野 誠之

第20回リクリセミナー「Webディレクターの頭の中」の後に続くもの|withComputer
withcomputer.jp/resem20.html

良質な話を聞いて気持ちは高まったけど、1年後も結局あんまり変わらない日常のまま、というのでは業界全体も成長していきません。それは登壇者や主催者にとっても残念なことですが、この10年、そんなループが多くの現場で続いている印象もあります。

私はよくこう思います。
「小学生ですら1年たつと全然違うことをやっているんだから、自分も毎年・毎月・毎日変わっていかないといけない」。

日本では大学生までは流れに沿っていけばそれなりに成長するようになっています。社会人になっても入る企業によっては流れに沿って行けばそれなりに成長するでしょう。しかし、今はそんなことを言っている企業も減ってきていますし、伸びる意識がある人が欲しいという企業も多くなってきています。

流れに沿っていたつもりでも、いつの間にか世の中の下流に流されてしまう可能性があるわけです。流されているということは流してもらっているということなのでに文句を言っても仕方がないですし、嫌なら別の流れに乗るしかないです。

そうならないためには他人が作った流れに乗るのではなくて、自分が作った流れを自分で進んでいくしかありません。時に誰かに助けてもらいながら。

自分の流れを作るにはインプットとアウトプット

受動的に情報を得る立場から、能動的に実践する立場へ移行する・・そんな急激な切り替えは誰しも難しいので、実践したことをシェアしては知恵をもらう、他者の実践について考えることでインプットも継続する

私もこれだと思うんですよね。

アウトプットってかしこまった発表の場でなくてもいいですし、資料も作らなくても構いません。自分が考えたことを発表するだけです。ポイントはどこかに載っていた、どこかで聞いた、ではないということ。

オレはこう思うってやつですね。

それに対して誰かから意見をもらうことで、また考えることになりますのでそれを繰り返すわけです。こう書くと難しいかも知れませんが先週ピックアップした記事にはこう書いてあります。
月間10,000PVのブログになるまでに学んだSEO、をじっくり読んでみた
webtan-tsushin.com/news/readtosomeone20141028

記事を読んだ知り合いから、「丁寧でわかりやすい。」と言ってもらえました。

これだけでいいんですよね。
反対に「いい加減で分かりづらい」と言われれば次は丁寧に書けばいいだけです。インプットとアウトプットというと変に難しく考える人がいますがそうではなくて、軽く聞いてみればいいのでそんなに難しくはないです。

必要なのは「場」

セミナーのような堅苦しい場でもなく、居酒屋談義のようなカジュアルすぎる場でもなく、互いに配慮と敬意を持って知見をシェアするような場。

コワーキングスペースなどやセミナー懇親会なども該当しますね。場がなければ作ればいいだけのことです。自分が気の合う仲間だけを読んで飲み会や食事会を開くのもいいですね。

どこかに勤めていると気軽に動けないという事情もありますので、終業後になるわけですが、終わってからさらに仕事をしたくないという気持ちの方が強いと思います。このように仕事だと思った時点でインプットとアウトプットはできなくなります。自然と自分ができるようになってこないとつらくて仕方がないですから。

最初は無理せずに続けることができるものから初めてみるのが良いでしょう。終業時間内に定期的な打合せで誰かに会う、定期的にセミナーを開催している集まりに参加してみる、といったところでしょうか。

一人であれば立場を変えてセミナーなどに参加してみる

セミナーに参加する時はそこで見聞きする内容を理解するのはもちろんですが、他にも学べることは山のようにあります。

・参加者として
・講師として
・主催者として
セミナー参加時に意識していること

この3つの立場でセミナーを見ることによってインプット量が格段に変わりますし、セミナーで聞く意識もガラッと変わります。単純に3倍の知識と経験を得ることになるわけですから。また、いざ人前で話すことになってもスムーズに準備ができると思います。

私はこの意識でセミナーに参加するようになってから人前で話すのが楽になっていったように思います。セミナー参加時に私が意識していることを簡単にマインドマップにまとめてみましたので画像とFreemindファイルをアップしておきます。

1つのセミナーに参加するだけでこれだけの情報を得ることができるので消化するのも大変ですが、大切なのは「参加者としての立場」なのでまずはここで知ったことを押さえてから、他の立場に展開していくと良いと思います。

セミナーの内容報告の時間を取ってもらって社内で発表すると講師の立場もわかってきますので、これの繰り返しでどんどん成長できるはずです。

最終的には貪欲さ

だと思います。

時間は決まっているのでその間にどれだけのことを得て消化できるかを追求することです。この意識がないうちは小学生の成長速度に負けます。

若さを武器にできる期間も決まっているのでそうなることを理解して、今のうちから意識を変えて準備をしましょうね。

▼セミナー参加時に意識していること マインドマップ
Freemindファイル
Freemindファイル画像

あとがき

FFRKにはまってます。

スタミナの回復が早いのでちょっと仕事をして隙間に遊んでまた仕事・・・でサクサク進んでいきます。

アイテムさえ気にしなければなかなか面白いです。

スクエニさんがちゃんと儲かっているのかが気になりますが(笑)。

森野 誠之
この記事を書いた人: 森野 誠之

運営堂 代表/愛知大学非常勤講師
お膝元である愛知県を中心に地方のWEB運用を熟知し、主に中小企業を中心としてGoogleアナリティクスを利用したサイトの分析、改善提案やリスティング広告を用いた集客改善など、サイト運営の手伝いを行なっている。最新情報を抑えながら地方かつ中小企業向けのノウハウをわかりやすく説明できる数少ない人物。
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