上司もクライアントも納得!アクセス解析レポート術 1/17 |WEB担当者通信
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身内ネタでスミマセン・・・。
17日に解析レポートづくりのセミナーを行いました。
その時に感じた注意点を3つほど。
■初めて見る人に基本情報を。
月別の訪問数、ページビュー数、問い合わせ数など基本的な数字は最初に書いておいてください。
今までレポートを見たことがない人は訪問数が月に100万なのか100なのかが分かりませんので、基本的な指標を伝えて基準となる数値を認識してもらいましょう。
また、当たり前でつまらない情報と思われがちですが、全体の訪問数、ページビュー数、OS、ブラウザ、参照元ごとの月別推移なども必須です。
特定のOSの動きが減少傾向なのか増加傾向なのか?など、出しても仕方がなさそうな情報が初めて見る人には新鮮な情報です。
■全てが見られるわけではない
見る側は時間をかけてじっくり見るとは限りませんので、言いたいことは最初にサマリーとしてまとめるようにしてください。
特定のキーワードからの問い合わせが増えた、メルマガの効果が出た、新規追加したページがいま一つだったなどなど。
グラフのコメントに赤字で書いたとしてもさほど目立つわけでもないですし、レポートの後半になればなるほど見てもらう可能性が減ります。
■何度も見ている人のことを考える
初めて見る人もいれば何度も見ている人もいます。
上にも書いたサマリーの部分だけ見ておけばWebサイトの状況を把握できるようにしておいてください。
毎月同じことを書くと見られなくなっていきますので、提案したこと、指摘したことなどは履歴として一覧にし、シンプルにまとめておくといいですね。
自分の備忘録にもなりますので手を抜かずに。
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気の利いた改善内容を出すにはここができてからです。
この内容を素早く作ることができれば改善内容にたっぷり時間をかけることができます。
レポートの作り方を勉強しすぎると一発逆転のすごいネタが分かる幻想をいただいてしまいますが、上を見すぎて足元がおろそかにならないように注意してくださいね。
こちらの過去記事も参考にして細かな積み重ねを。
0を1、にするのも大変だけど「1を積み重ねる」のも大変です
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■□あとがき□■
このコラムに書いた内容は何度かレポートを書いて提出してみるとわかるはずです。
提出して相手の反応が分かったらもう一度この記事を見てみてください。
必ずヒントがあるはずです。