ユーザーの気持ちになった人たちの話 FavoriteLoadingあとで読む

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「ユーザーの気持ちになる」

一言で言ってしまえば簡単ですが実際にその気持ちになるのって大変です。
一番上の記事にはこう書いてあります。

–ここから
あるサイトでは、特定分野の専門知識を持っているユーザに対するサービスを提供していました。
このサイトでも体験談や活用事例を掲載していましたが、理解しやすくするため、難しい専門用語を含めずに記述するよう留意していました。

しかし、その体験談をサービスの対象となる専門知識を持つユーザが閲覧した際、
「きっとこのサービスは初心者向けだから、自分たちが使うサービスではなさそうだ」
と感じてしまう様子が見受けられたのです。

そこで、あえて専門用語を含めた体験談を見せたところ、
「これなら是非使いたい」
という反応をしてもらえるようになりました。

専門知識が無いと理解できない用語を体験談に含めたことで、ユーザに「自分と同じくらいの知識を持つ人が使っているので、これは自分のためのサービスである」と認識してもらうことができたのです。
–ここまで

皆さんはここに気付くことができるでしょうか?
知識だけで「分かりやすくすればいい」と思っていると絶対に気付きません。

日頃から分かりやすさや伝わりやすさを考えていて、さらに試行錯誤していて初めてここに気付くことができます。
気づくと言うよりもその選択肢が自然と浮かんでくるといった方が近いかも知れません。

どこかで読んだ記事、聞いたこと、知ったことは実践してはじめて身につきますし結果になります。
ユーザーの気持ちになるにはユーザーと同じ行動をすることで分かります。

まずは自分の行動に理由づけをすることから始めて、他の人と比較して違いを見つけてみましょう。
そこには必ずヒントがあるはずです。

 

【あとがき】
皆さんは仕事スイッチって持ってますか?
これをやると頭が仕事モードになるというスイッチです。
月曜の朝や集中力が切れそうな時にこのスイッチを持っていると便利ですよね。

実はこのスイッチって押したいタイミングのちょっと前に押すと効果的なんです。
月曜の朝に押したいのであれば日曜の夜、提案書を作るのであれば他の仕事をしている時といったイメージです。

いきなり集中力を高めようとすると無理がかかるので、
軽めのスイッチを早めに押して徐々に高めていくとスムーズに取り組めるようになると思います。

え?スイッチがない?

そんな人はトイレの電灯など物理的なスイッチを押してみてください。
バカバカしいですがそれだけでスカッと切り替わりますよ。

「ポチッとな」と言いながらであればさらに効果的です(笑)。

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