スマホSEO講座完全版(テクニカル編) | SEO Japan
www.seojapan.com/blog/smartphone-seo
マルチデバイス対応の際に考えるべき「コンテンツ・パリティ」とは? ? Rriver
parashuto.com/rriver/development/content-parity
レスポンシブ・ウェブデザインは上位表示に有利ではない、デメリットもある | 海外SEO情報ブログ
www.suzukikenichi.com/blog/responsive-web-design-is-not-a-ranking-factor/
まずは上記リンクをしっかり読んでみてください。
先週に引き続き難しいですが・・・。
スマホ対応には3つの方法があることから覚えましょう。
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・レスポンシブウェブデザイン(同じURLと1つのHTML/CSS)
・動的な配信(同じURLと別々のHTML/CSS)
・モバイル専用のURL(異なるURLと別々のHTML/CSS)
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の3つです。
これらをどう使うかについての簡単な判断基準をまとめます。
■PCサイトがあってスマホサイトがない場合
レスポンシブウェブデザインにするにはPCサイトまで作り変えることになりますので、そのコストと時間を考えると動的な配信、モバイル専用URLのどちらかを選ぶことになります。
動的な配信の場合はアクセスしてくるデバイスによって表示されるものを出しわけますので、PCとスマホで全く違った内容を表示してしまう可能性があります。
特に管理部署や発注先が異なる時に多くこの現象が発生しがちです。
必ずどこか(誰かが)がひとまとめに管理をしてください。
デバイスによってテンプレート(テーマ)を出し分けて内容自体を同じにする場合もありますが、これはこれで問題がありますので後述しますレスポンシブウェブデザインの部分を読んでください。
モバイル専用URLの場合で考えることは動的な配信と同じことに加えて、基本的なことではありますがPCとスマホは同じ検索結果が使われる、 ということを知っておかないといけません。
同じ結果が表示されるということは、同じ内容は同じURLにしないといけませんよね。
しかし、パソコンサイトとスマホサイトを別々に作るときは、 異なるURLが作成されてしまうことになります。。
同じ内容が別URL=重複コンテンツとなってGoogleから良い評価がされませんので、 適切なリダイレクトが必要です。
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デスクトップのページにアクセスするモバイルユーザーエージェントは、モバイルバージョンにリダイレクトし、一方、モバイルページにアクセスするデスクトップのユーザーエージェントは、デスクトップのバージョンにそれぞれリダイレクトしなければならない。
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ということです。
モバイル専用URLでの作成自体はさほど難しくないですが、ページ数が多くなるとリダイレクトがかなり大変になりますので、この方法はあまりおススメできません。
■新規作成、もしくはリニューアルの場合
3つの方法全てに可能性がありますが上に書いたようにモバイル専用URL以外の2つの方法となります。
動的な配信で考えることはすでに述べましたのでレスポンシブウェブデザインの場合を考えます。
パソコンでは多くの情報が1画面に入りますがスマホではそうはいきません。
当たり前のことですがレスポンシブウェブデザインだからといって、パソコンサイトの情報をそのまんまスマホにしてしまうと情報量が多くなりすぎます。
逆にスマホばかり考えるとPCサイトの情報が少なくなってしまいます。
ここがレスポンシブウェブデザインの1つの問題です。
レスポンシブウェブデザインとは画面の幅によって表示を変える仕組みなので、自社が発信すべき情報は何があって、それはどのデバイスを使っている人向けなのか?
ということを、作りだす前に考えてみてください。
よくあるパターンはスマホを使わない社長や上司がPC中心のサイトにしてしまうことです。
インターネット=PC、という考えはまだまだ根強いですので注意してください。
■更新頻度でも判断を
レスポンシブウェブデザインは1つのデータで複数のデバイス対応をしますので更新時は楽になります。
しかし、動的な配信とモバイル専用URLの場合はPC用とスマホ用の2つを更新しないといけません。
これが混乱のもとになりますのできちんとした運用体制ができていないと、最初は楽でも時間が経てば経つほど更新が面倒になる(=費用も掛かる)こととなりますし、情報の整合性が取れなくなってくる可能性があります。
更新頻度が高い場合はレスポンシブウェブデザインが良いでしょう。
■予算がほとんどない場合
最低限これだけをやっておきましょう
・電話番号をスマホでタップできるようにする
・地図にGoogleマップなどのリンクをはる
・フォームのみスマホ対応する
・FLASHをやめる
・住所をコピーできるように画像ではなくてテキストにする
(住所以外でもできるだけ文字を画像で表示しないように)
長々と書きましたがざっくりとした判断基準ですのでこれが全てというわけではありません。
面倒だけどやらないといけないスマホ対応を考える際の参考にしてみてください。
■□あとがき□■
スマホっていつまで続くんでしょうか?
PCもいつまで続くんでしょうか?
ここを考えてみてもレスポンシブウェブデザインがこれからのWebサイトには向いているように思います。
データはどこかで一元管理して表示を変化させるだけ。
こうすることが、なが~い目で見た時に一番安くて効率的です。