入力フォームのどこで脱落したのか? Googleアナリティクスで評価する――実例で解説!イベントトラッキング(3)[第68回] | Web担当者Forum
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ユーザー視点の大切さ。ユーザーの目的と運営側の期待が合致しない事もある。 | Web担当者の仕事部屋
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フォームの最適化(改善)ってとっても大切です。
どれだけサイトにアクセスを集めてもここが使いづらければ離脱が増えてしまい、問い合わせや注文が入らなくなってしまいますから。
にもかかわらず世の中には使いづらいフォームってたくさんあります。
戻るボタンやブラウザの戻るボタンで戻ったら入力したものが消えているとか、全角半角の指定があるとか、フォームからトップページに戻れないとか・・・。
まあ、使いづらいフォームを乗り越えて問い合わせなどをしてきた人は、それだけ本気度が高い人というセグメントができると言えばできますが(笑)。
そんなわけで上の記事のようにどこまで入力欄をクリックしたかを計測することには意味があります。
クリックされていない=そこで離脱した、ということもわかりますし、フォームのページ別訪問数と一番上の入力欄のユニークイベント数から、どれぐらいの人がフォームに入力しようとしたのか?もわかりますので。
では早速!・・・と思った人は要注意。
下の記事にあるように、
「(問い合わせなどをする人の行動と)運営者側が期待しているものとは違う事がある」
ということを考慮しておきましょう。
これ以外にも忙しい営業担当者がメールをほったらかしにしたり、問い合わせメールが迷惑メールに入ったり、自動返信メールが文字化けしていたり、執ような営業電話を掛けたり・・・。
ユーザーの期待していることに応えられないうちはWebサイトからのリアクションをさせても意味がないですよね。
そうなんですよ、営業が・・・と思っているあなたはさらに要注意です。
アクセス解析をする人(Web担当者)の守備範囲は問い合わせをさせること、と線引きをすることは間違っています。
ユーザーが見ているのはWebサイトでもなく営業担当でもなくて「会社全体です」。
会社のどこかに問題があると分かっているのならそれを改善する行動をしないといけません。
全体から考えてWebサイトの改善をするから効果が出ます。
Webサイトだけ改善しても自己満足でしかありません。
嫌われないアクセス解析を。
■□あとがき□■
アクセス解析は数字から何かを見つけ出そうとするのではなくて、Webサイトの変わったところの効果測定と考えるとやることが変わります。
・クライアントが動きやすい提案をすること
・クライアントにサイトを改善してもらうこと
・効果が出る提案をすること
・効果を測定すること
先週に引き続き「結果から逆算すれば自分の取るべき行動は自動的に決まります」。