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オーストリアの4つ星ホテルRomantik Seehotel Jaegerwirtで電子キーシステムがランサムウェアに感染し、宿泊客が部屋に入れなくなる被害が発生しました。
攻撃側から身代金の要求がありそれに応じて解決したそうです。
高級ホテルでランサムウェア被害、宿泊客を部屋から閉め出し – ITmedia エンタープライズ
情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2017」によると、企業への10大脅威は1位が「標的型攻撃による情報流出」に次いで2位に「ランサムウェアによる被害」が来ています。
ランサムウェアとは、身代金要求型ウィルスとも呼ばれ、PCやサーバーをロックしたりファイルを暗号化したりすることでシステムやデータを使用不可とし、これを元に戻すことと引き換えに身代金を要求するものです。
ランサムウェア攻撃を受けた60%以上が身代金を支払っているのが現状です。「狙われるのは大手企業でしょ。」と思われている方は要注意です。中小企業や個人に至るまで狙われる可能性があります。
今何をやっておくべきなのか、被害を受けたときにどう対処しWebサービスの復旧をどうしていくのか、対策を考えておきましょう。
ランサムウェアとは無関係ですが、「GitLab.comが操作ミスで本番データベース喪失。5つあったはずのバックアップ手段は役立たず、頼みの綱は6時間前に偶然取ったスナップショット」ということもありますのでまずはバックアップは大事ですね。