私がフリーになった理由の一つに「勤務時間というものがバカバカしく思えた」ことがあります。
忙しくても暇でも同じ時間に同じ場所に行かないといけないというルール。忙しければ早出残業で働いてもいいですし、暇なときは午前で帰ってもいいはずなのでは?って思いますよね。これが当時の勤務時間でした(今はそうでもない会社も増えていますが)。
それ以外でも自分からするとおかしなルールがたくさんありましたが(自分がおかしいという話もありますがw)、そもそもルールってどうやってできるのでしょうか?
こちらを見るとルールができるまでの流れがよく分かります。
何故“自由”に働くことよりも“不自由”に働くことを望むのか?(亀谷 誠一郎)|『売れるネット広告社』ブログ
ちゃんと仕事をして、売上を上げること
これができないひとがその“自由”だけを浪費し、甘え始めます。
その結果、・毎日●時に出社してください。
・●●をしましょう。
・経費は使いすぎないようにしましょう。など、どんどんくだらない“ルール”ができていきます。
明文化しなければそれぞれの社員の“ルール”に合わせて“自由”だったのに、わざわざ会社としてその“ルール”を明文化し、その柔軟性を阻害します。その結果、
“自由”に惹かれて会社に入ってきたはずの社員が・就業時間を●●時までに決めることでメリハリをつけましょう。
など、わざわざ働き方の“ルール”を提案し、“ルール”で会社を動かそうとします。
不思議でたまりません。
最初は意識が高い人が集まっていたのに会社が大きくなるにつれてずれが生じ、それが秩序を乱し、ルールができるという流れですね。
関わる人が多くなればそれを制御するためにルールが自然と発生します。
知っておきたいのは、最初にルールがあるのではなくて、後からルールができるということ。
このようにルールは最初からあるわけがありません。
ですので、新しく入ってきた人に「ルールだから守ってね」といってもなかなか難しいわけです。「かくかくしかじかの理由でこれこれのルールができているからそれに合わせてください」、と話して理解してもらえないと守ってくれません。
これは子供に対しても同じです。
子供は色々と失敗(間違いなど)をします。
その時にはちゃんと理由を教えてあげればそれを理解して守ろうとします。頭から押さえつけると反発して言うことを聞きません。
あれですかね、世間でよく聞く「説明責任」ってやつでしょうか。
いずれにせよ理解していないと説明できませんので、成り立ちを知ることはとっても大切です。
これはアナグラムの阿部さんが常に話されていることで、私も好きな言葉の一つです。
リスティング広告が適していないサービスの2つの特徴 | SEM-LABO
「ルール」を理解し、「仕組み」を知ればどんな状況に置かれてもとれる選択肢が見えてきます。それにより、仮に”リスティング広告が適していない”と判断できるのであれば早々に切り上げ、別のビジネスをスタートさせることができるかもしれません。もしかしたらプランAよりもプランBの方が有効な可能性すらありえます。
一番不幸なのは、それに気づかずに継続してしまうことです。
まさにこの通り。
ここが分からないから選択肢が見えなくて、何すればいいのかが分からなくなります。
言われたことに従って仕事をしてきてもどこかで限界が来てしまいます。
それを打ち破るにはルールの成り立ちを知って理解し、それを活用していくしかありません。
今の会社にあるルールや自分の中にあるルールを真っ白な状態で見直してみてください。
「変える」ヒントがあります。
いい流れの時はいいことが続きます。
そこで調子に乗らずに慎重すすめると上手くいきます。
反対に良くないことが続いたら思い切ったことをすること。
これで流れが変わります。