結果を出してから言いたいことを言う。それがルールです FavoriteLoadingあとで読む

: 森野 誠之

give it a go

EC成長に必要な3つの条件:EC事業は経営判断【連載3/4】

Web担当者の人からよく言われるのがこれ。

「上司(同僚・会社)が話を分かってくれない」

まあ、専門的な分野でもありますし、使わない人は使わないので理解してくれないのは分かりますが、誰もが分かる結果があるはずです。

売上、問い合わせ数、成約数、などなど。

ここが話せないからわかってもらえない。

外国に行って日本語が分かってもらえないと嘆くようなものです。

冒頭に紹介した記事からちょっと長いですが引用します。

「経営者に理解をしてもらうにはどうしたらいいでしょうか?」という相談をもらうことも多いですが、その答えは簡単です。結果を出し続け、それを経営者が理解できる言葉で都度都度報告をするということに尽きます。経営責任をもつ人であれば、利益などの成果に対しては正直であるというのが普通です。

考え方をシフトしてもらうことは非常にハードルが高いことです。もし、経営者が理解していない場合、「●●じゃないから当社のECは伸びない」とふて腐れていては何も変わりません。「ルールを変えたければ、まずはルールに従い結果を出せ」という師匠の言葉があります。既存のルールにのっとって、あらゆる手段を講じてでも結果を出し、ルールを変える。これはECに限らず、あらゆるビジネスに共通することです。

ぐうの音も出ないというか、恐れ入りましたというか、まさにその通りですよね。

やるべきことは結果を出すこと。

これができない限りは2軍選手ということでしょう。

文句を言っている暇があれば考えろ、動け。

参考になるのはこの記事。
どうして「できる人」は、いとも簡単に自分の殻を破ることができるのか?(横山信弘) – 個人 – Yahoo!ニュース

「できる人」は、過去にとらわれることがありません。まず自分に与えられたミッションをどうすれば完遂するのかを考えます。つまり脳の「長期記憶」にアクセスします。これが第一ステップ。自分の過去の体験や知識と照らし合わせ、難易度が高くても、それをどのようにカバーすれば達成するかを考え、仮説を立てます。自分が立てた仮説が正しいかどうかわからない場合は、「外部記憶」をあてにします。前述したように、よくわかっている人に相談するか、何らかの行動を起こし、正しい情報を得て自分の仮説を修正していきます。これが第二ステップです。

記事全体を読めば具体的にどういったことかが分かるはず。

見ているのは目標だけ。

この意識が持てるかどうか、それだけです。

ちなみに二つの記事は先週公開されています。

先々週にはこんな記事もありました。

高田前社長が明かす:私が社長を退いた理由「ジャパネットは家族的。でも企業は仲良し集団ではダメ」 (1/4) – Business Media 誠

若い社員には、過去はもちろん将来にとらわれるなと言いたいですね。今日やれば、明日が変わる。何か結果を出すには、一日一日、積み上げるしかない。瞬間瞬間を妥協なく生きる-それが死ぬまで続くんです。習慣になれば苦労にはならないんですよ。

同じような内容の記事が同じタイミングに重なることはよくあって、それは書かれていることが世の中で強く求められているということです。

であれば「騙されたと思ってやってみる」ことがベストな選択でしょう。

このコラムを読んでいる人は、文句を言っているだけのつまらない人にならないでくださいね。

あとがき

冒頭に紹介した記事の最後にはこう書かれています。

万が一、実力で成果を上げ続け、幾度となく報告をしているのにも関わらず、経営者が理解してくれない場合は、数年単位で気長に待つか、その会社を去って理解ある経営者の基に転職すべきでしょう。

「良禽は木を択ぶ 」のことわざ通りです。

森野 誠之
この記事を書いた人: 森野 誠之

運営堂 代表/愛知大学非常勤講師
お膝元である愛知県を中心に地方のWEB運用を熟知し、主に中小企業を中心としてGoogleアナリティクスを利用したサイトの分析、改善提案やリスティング広告を用いた集客改善など、サイト運営の手伝いを行なっている。最新情報を抑えながら地方かつ中小企業向けのノウハウをわかりやすく説明できる数少ない人物。
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