日本ロリータ協会会長の悩みとは? FavoriteLoadingあとで読む

: 森野 誠之

ロリータ服専門の宅配クリーニングに注目が集まる 日経トレンディネット
trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20140919/1060199/

ちょっと釣りっぽいタイトルでスミマセン。
タイトルの答えは「ロリータ服のクリーニングが困難である」でした。

今回はこのロリータ服のクリーニングサービスがスタートした理由を考えてみます。

日本ロリータ協会会長の悩みとは?

                (画像著作者: David Photo Studio)

思いつきだと考えたらダメです。

クリーニング業界は全体的に、売り上げが伸び悩んでいる。
ロリータ服のクリーニングはニッチな市場ではあるが、他社ではできないサービスなので、独占も夢ではない。

と社長さんが仰るようにものすごくニッチな市場ですよね。
ここに気づく人もいないでしょうし、気づいたとしても市場を独占しようとも思わないでしょう。

こういったのって突然閃いて、あっという間に始まるんだろうと考えがちですが、そんなことはありません。

今回のサービスのきっかけは、同社が新規事業の一環として、洋服の製造販売からメンテナンスまでを手がけるショップ「TORICO」を東京・原宿にオープンしたこと。

まずクリーニング店の運営などをしている会社がこういったことをしようとはなかなか思わないですよね。
思ったとして行動に移すことも難しいと思います。

しかし、行動すると良いことがあります。

同店では若手デザイナーの育成をサポートするため、レンタルミシンのサービスやワークスペースの提供も行っている。
その活動の中で、人気ロリータモデルとして活躍している青木美沙子氏(日本ロリータ協会会長)と知り合い、ロリータ服のクリーニングが困難である現状を知った。

運がいいというか必然というか、流れが来ているんでしょう。
止まっていると何もいいことはないですが、動いているとチャンスが向こうからやってきます。

同店が開発した洗浄器なら、今までのクリーニング機器では丸洗いできなかった複雑な素材が組み合わさった服にも対応できることから、ロリータクリーニングのサービスを思いついたという。

さらに、既にサービスを持っているという素晴らしさ。

これって過去~現在~未来の行動が一つの信念なり理念に基づいていて、実行されているから一気につながるんだと思います。
ちょっとやって辞めているようでは無理でしょう。

継続は力なりというか、急がば回れというか、いずれにせよ短期的な結果を追ってはいないですよね。
それでいて、自分の道を突っ走っているので遠回りしている感覚もなくて逆にあっという間にここまで来たと感じているかもしれません。

競争する相手を知っているからできる。

同じ日にこんな記事を見ました。

あなたが本当に競争するのは同業他社じゃないのです
www.ex-ma.com/blog/archives/1430

そこにこう書かれています。

競争するべき相手は、ライバルではなく、今の激変する環境なのです。
これが最大の競争相手になる。
激変する環境に対応できなかったら、滅亡するだけです。
だって、何度も言っていることですが、真理の沿わないビジネスは、今はいいかもしれないですが、いずれ淘汰されていくのですから。

ロリータクリーニングも激変する環境に対応し続けた結果、生まれたサービスなんだと思います。
安易な値下げをしているところとは違いますよね。

今日は今日であって未来ではないです。

未来を自分でコントロールするため今日を頑張るわけです。

でも・・・と思った時点で終わり。

こういった記事を読むと、でもうちは・・・とか、この人だからできたんだよって思う人もいるはずです。
この時点で終了です。

そう考えるのではなくて、自分でもできるんじゃないか?と思うことが大切です。
自分がこうしたいから今をこう変えないといけない、全てはここから。

皆さんはこの記事を読んでから何をしますか?

あとがき

森野コラムの記事のクリーニング屋さんです。
人にも地球環境にも優しい、ナチュラルなクリーニング Eene Cleaning & Coin Laundries
www.o13.jp/company_rinen.html

近くにお店があればクリーニングをお願いして、サービスを体感して見ると良いですね。

森野 誠之
この記事を書いた人: 森野 誠之

運営堂 代表/愛知大学非常勤講師
お膝元である愛知県を中心に地方のWEB運用を熟知し、主に中小企業を中心としてGoogleアナリティクスを利用したサイトの分析、改善提案やリスティング広告を用いた集客改善など、サイト運営の手伝いを行なっている。最新情報を抑えながら地方かつ中小企業向けのノウハウをわかりやすく説明できる数少ない人物。
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