第18回「シニア層への先入観を取り除く」| JMAリサーチ道場
blog.jma-net.jp/article/343470451.html
シャッター商店街の敵は”豊かさ”!? (No.966) | 経営からの地域再生・都市再生
blog.revitalization.jp/?eid=810795
二つの記事を取り上げたのは固定観念で物事をとらえないようにしましょう、
ということではありません。
今まで見たことのない記事を見た時には「なるほど~」と思ってしまいがちですが、その前に知っておいてほしいことがあるからです。
それは下の記事に書かれているように調査にしろコラムにしろ偏りがあるということです。
変わるべきマーケティングリサーチの視点 「代表性・単一調査への依存・同質性」について (1/3):MarkeZine(マーケジン)
markezine.jp/article/detail/17364
メディア上の記事は正しいという先入観がありますが、調査なら対象となっている人や設問、コラムであれば筆者の考えなどには注意しないといけません。
一つの調査、一つの記事ですべてを網羅することは不可能ですので、どうしても一つの側面しかとらえることしかできないからです。
じゃあ全体って分かるの?という疑問が出てきますが、全体の捉え方としては以下の記事が参考になると思います。
アウトプットのカギは思考の振れ幅 | AdverTimes(アドタイ)
www.advertimes.com/20130315/article104722/
ブランコのような振れで考えると書かれていますよね。
こうすることで自分の考えの偏りを減らすことができますので、より客観的な判断ができると思います。
そして、このブランコを前後だけではなくて上下左右に動かしてみれば、もっと多くの側面から物事をとらえることができるようになります。
考えるということはより多くの側面から物事をとらえることです。
そのためには偏った記事を読んで自分の中の判断基準を増やしていくことが必要ですので、日頃読んでいる記事を知識の引き出しの中に保存しておいてください。
いつの間にか客観的な判断ができるようになっていると思います。
今週のまとめは全て考えることを前提にピックアップしています。
時間のある人はじっくり考えてみてくださいね。
【あとがき】
今週は「考えてみましょう」ばかりだったのでちょっと重たかったかも知れませんが、そう感じた人は要注意です。
考えることができる人はごく自然に、例えば歯磨きをするように何かを考えています。
考えることが日常に一部になってしまっているんですよね。
要チェックでも書いたように考えるということは答えをひねり出すのではなくて、選択肢(側面)を考えてそれを検証することですので、重く感じた人はここの意識から変えてみるといいと思います。