SEOという言葉の魔力とリスティング広告という言葉の勘違い あとで読む

[寄稿] SEO？リスティング広告？限られた予算の中で投資するならどっち？ ++ SEO HACKS公式ブログ
www.seohacks.net/blog/doctor/seo_ppc_docchi/

SEOって皆さんご存知の言葉ですよね。

誰でも知っている言葉ではあるのですが、何故か魔法のように思われていることが多いですし、
○○するといいらしい、という都市伝説も多く存在します。
こちらの記事に載っているような内容です。

SEO の常識・非常識・都市伝説 (2014年版）::SEM R (#SEMR)
www.sem-r.com/seo/20140428191258.html

私もたまに裏ワザがないんですか？と聞かれることもあったりします(笑)。

実際はそんなことはなくて地道に良いコンテンツを作って認知してもらうことが近道なのですが、
そこまでの根気がなく手っ取り早くやろうとする人も多いはずです。

そうすると毎月○万円とかHTMLの修正で○万円とか言われてしまうわけです。
○に入る数字は10だったり30だったりそれ以外だったりしますので結構な金額ですよね。

それ以上のリターンがあればよいのでしょうが、お金を払ったにもかかわらずどんどん順位が落ちて行って、
1年契約のためにお金は払わないといけない、といった状況になってしまっている人もよく聞きます。
最悪の場合はGoogleからのペナルティでその解除に費用が掛かるとか・・・。

自分の知識がそれなりにあってきちんとした業者を見つけることができればよいのですが、
そうでない場合はお金が余っていない限りは慎重に行動した方が良いでしょう。
その30万で会社のパソコンを買い替えたりするだけで売上が伸びることだってあるでしょうから。

一方、リスティング広告は「広告」という名前がついてしまっているが故に勘違いされることが多いです。

・Yahoo!とGoogleの広告枠を買っている
・いくら出すとどれぐらいの効果があるのか
・掲載期間と表示数はどれぐらいか

などなど・・・。

広告といえばTV・新聞・ラジオ・雑誌ぐらいしかなかったのでこういった発想になってしまいますが、
リスティング広告は運用型広告とも言われていて、どのように運用するかが一番のポイントになります。
広告ではあるのですが花や野菜を育てるような感覚で運用しないといけません。

枠を買った気分でいるとなかなか効果が出ずにイライラしたり、
効果が出るチャンスがあるのにやめてしまったりということが起こりますし、
一瞬で予算がなくなってしまうこともあります。

私が一番聞くことが多いのは「やったけど効果がなかった」です。

ほとんどの場合、設定がきちんとできておらず見当はずれのキーワードを入札していたり、
ディスプレイ広告に出稿されていて予算だけ使っている状態になっています。

こう書くとSEOもリスティング広告も危険なように見えますが使いこなせば大きな武器になります。

紹介した記事にちょっと補足をするとこんな流れになります。

１．自社のサイトがお問い合わせがとれているか？アクセスが足りてるかを把握する
２．どのキーワードでコンバージョンが取れるかわからない場合、まずはリスティング広告で調査を行う
３．リスティング広告は専門知識のある人か少額から運用してくれる代理店に依頼する
４．その場合、アカウント開示してくれたりどのように考えて運用しているかを明らかにしてもらう
５．上手くいったらリスティング広告の予算を増額する
６．その上で、SEOで対策を行うキーワードを決める

中小企業の場合、５までやっておけば６までいくこともはあまりないと思いますし、
リスティング広告をやっているうちにSEOの勉強をしておけばよいでしょう。

集客の予算が限られているのならくれぐれも慎重に使ってください。
適当に使うのであれば他に使う用途がたくさんあるはずですから。

あとがき

週末にノロウィルスにやられました・・・。

自分以外の家族がやられていたのでわかっていたもののツライ。

プチ断食だったと思うことにします(笑)。