羽根田選手は寡黙でクールなので今回はシンプルに。
<独占インタビュー1>羽根田が語るカヌー銅メダルの真実 | THE PAGE(ザ・ページ)
――カヌーはタイムと減点競技。いかにミスをしないか? のスポーツですね。羽根田さんは、リオ五輪でノーミスでした。ミスをしないために何を?
「普段からミスをしない練習を心がけることです。僕の考え方のひとつに、『試合前に変わったことはしない、試合前にあがかない』というものがあるんです。試合のパフォーマンスは、ふだんの練習の結晶。ふだんの心がけが、そのまま出ます」
画像:Pixabay※写真は羽根田選手ではありません。
納得ですよね。その通りとしか言いようがありません。いつもできないことが急にできるようになることなんてないですから。
結果が出ないのは普段の練習の方向性が違っているか量が違うか。これは先週書いた通りです。
やるべきことをやってあとは結果を待つ。着手は早めに。
だから時間がかかりそうなものは何年も前から準備しないといけません。
今の結果は過去の自分がサボった結果だと思って素直に受け入れて、その先のために時間を使っていきましょう。
くれぐれも無駄なあがきをしないこと。
人事を尽くしていない人はそれなりの天命なので。
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男は黙って粛々と。