妖怪ウォッチを聞いたことがあるけど何の事だかわからないという人へ FavoriteLoadingあとで読む

: 森野 誠之

もう知らないじゃ済まされない!? オトナのための『妖怪ウォッチ』基礎講座 – 週アスPLUS
weekly.ascii.jp/elem/000/000/236/236673/
[徳力]妖怪ウォッチブームの勢いが凄すぎて、ポケモンの将来が心配になってしまうのは私だけでしょうか
blog.tokuriki.com/2014/07/post_805.html

ウェブ通事務局の人と今週は妖怪ウォッチのネタでいきましょう!
って話になったんですが土曜日(12日)にやたらと詳しい記事を発見してしまうという・・・。

なんでしょう、このタイミングのまずさは・・・。
日ごろの行いが悪いんでしょうかね(笑)。

今更、他のネタもないので今回は妖怪ウォッチネタでいきます。

ポケモンを食ってしまう物凄さ

妖怪ウォッチがどんなものかは上の記事を読んでいただければよ~くわかると思います。
近所で遊んでいる子供たちもDSで妖怪ウォッチをやっていますし、ちょっと話せばゲラゲラポーですし、
何かすれば妖怪に取りつかれていると言われる始末。


・アニメ放送と時期を同じくしてバンダイから発売が開始された妖怪ウォッチのグッズはあっという間に完売状態。
・妖怪メダルは約1ヶ月で累計300万枚以上を出荷したと言うし、そこら中の販売店で発売時には大行列ができ、購入制限がかかる大ヒットになっている状況。
・妖怪ウォッチのファンブックは、そこら中の書店で売り切れになって店頭に「売り切れです」と張り紙が貼られる状況。
・今月発売予定の妖怪ウォッチ2は発売初期からAmazonが予約受付できなくなり、近所のママ友の間では入手のための情報が錯綜する状況。
 そして結果的に品切れになった何もかもがプレミアム価格で販売されています。

徳力さんが書かれているようにポケモンを完全に食ってしまっています。
全国のおじいちゃんおばあちゃんも孫にグッズをせがまれて困ってしまっているのではないのでしょうか?

この現象はアラフォー世代にとってはスーパーマリオかドラクエだと思っていただければ分かりやすいかと。

妖怪と言っても水木しげる的ではなく・・・

私の場合、妖怪と言えば鬼太郎かベムというオッサンなんですが、妖怪ウォッチの妖怪は怖くなくて身近に感じモノばかりですので、
今までの妖怪のイメージで話すとずれること間違いなしです。

例えばこんな妖怪。

・ジバニャン
地縛霊の猫妖怪。準主役的な感じでほぼ毎回出てきます。
ひゃくれつ肉球が必殺技。

・ナガバナ
関西弁で話す妖怪。とっても話が長いのでナガバナ。
見た目でも鼻がバナナみたいになっています。

・ネクラマテング
いつも黙って本を読んでいるネクラな天狗。もちろん鞍馬天狗がモデルなのでしょう。
アニメで登場してもすぐに落ち込んでしまいます。

こんな調子でダジャレの妖怪がそのままのイメージ登場しますので、
話が長いと子供からナガバナが取りついているとか言われるわけです。

妖怪は怖くないものになりつつあります。

で、結局どうすればいいのか?

『妖怪ウォッチ』はなぜヒットしたのか? 爆発的ヒットの裏にあるクロスメディアの公式 | マイナビニュース
news.mynavi.jp/articles/2014/03/30/youkaiwatch/

こういった記事を見ると、マーケティングの勉強に知っておいた方が良いんじゃないの?って考えてしまうかもしれません。

しかし、知らないのであれば知らないままで問題ないんじゃないかと思います。

子供向けの商売をしていたり、ゲームやグッズを扱っている人は詳しく知っておいた方が良さそうですが、
それ以外の方々は興味がない限りは無理に見るものでもないでしょう。

マッカーサー元帥もこう言っています。


戦術の極意を知るためには、まだ煙が立ち昇っているような昨日の戦闘から学ぶより、
埃ほこりに覆われていてもなお輝きを失わない古酒のような戦史から学ぶことだ

目新しい最新の事例よりも昔からあるけど色褪せない事例に学ぶべきということですね。

これは今回に限らずどんなことにも当てはまるのではないかと。

まとめ

こうした流行りものの子供グッズは孫や子供にせがまれて買う立場であれば、
偽物などをつかまされないためにもある程度知っておく必要あるでしょうが、
そうでなければ知らないままでいつの間にか収束しているんでしょう。

その収束してしばらくしてからあれは何だったのか?
と、振り返って検証するのはとても有益だと思います。

流行りものは当事者であれば即対応、そうでなければ歴史の教科書として。

私が勝手に決めている方針です。

あとがき

ほっとけと言っておきながら、土曜日に子供にせがまれてジバニャンとの撮影会に行ってきました。

そこで発見したのはお母さんたちの「ジバニャンかわいい~」という声が多かったということ。

このあたりから次の広がりがあると面白そうですね。

ジバニャン(撮影者:森野誠之)

ジバニャン(撮影者:森野誠之)

森野 誠之
この記事を書いた人: 森野 誠之

運営堂 代表/愛知大学非常勤講師
お膝元である愛知県を中心に地方のWEB運用を熟知し、主に中小企業を中心としてGoogleアナリティクスを利用したサイトの分析、改善提案やリスティング広告を用いた集客改善など、サイト運営の手伝いを行なっている。最新情報を抑えながら地方かつ中小企業向けのノウハウをわかりやすく説明できる数少ない人物。
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