Yahoo!アクセス解析とYahoo!タグマネージャーとGoogle アナリティクスとGoogle タグマネージャーについて。 FavoriteLoadingあとで読む

Yahoo!アクセス解析
analytics.yahoo.co.jp/

アクセス解析をやっている人にとってはYahoo!ショッピング無料化よりもこっちの方がインパクトがありますよね。
今回はユーザーローカルさんが提供するということで、以前のYahoo!アクセス解析とは全く違うものになっていそうです。

ユーザー属性もわかりますしどの会社からアクセスされているかもわかりますし、Yahoo!プロモーション広告にアクセス解析のデータを活用することができます。
これを聞くだけで導入したくなる人もたくさんいるはずです。

でも、注意してほしいのが「Yahoo!タグマネージャー」とセットであるということ。
Yahoo!アクセス解析のタグだけで入れても動かないようです。
Yahoo!タグマネージャー
tagmanager.yahoo.co.jp/

タグマネージャーの使い方が分からない方にとってはいきなりハードルが高いです。
ちょっと待てば「Yahoo!アクセス解析の導入方法」という記事が出てくると思いますので、それまで待つのも良いでしょう。
(というか、それしか手がないかも知れません)

その一方で、ほとんどのサイトにはGoogle アナリティクスが入っていると思いますが、こちらもどんどん進化していきます。
Googleアナリティクスサミット2013 参加報告|コラム アユダンテ株式会社
www.ayudante.jp/column/2013-10-11/19-59/

オーディエンスの機能でユーザーの属性もわかってきますので、Yahoo!アクセス解析との差もほとんどないですよね。
(というか、ついていけない人も多いかも)

さらにGoogle アナリティクスの弱点であったイベントとクロスドメインもタグマネージャーで解決です。
リスナータグを使うと面倒で仕方のなかったデータが一発で取れるようになります。
Googleタグマネージャに自動イベントトラッキング機能が登場|コラム アユダンテ株式会社
www.ayudante.jp/column/2013-10-17/17-12/

(あ~、もう、わけワカラン)

仕事でアクセス解析をやっていなかったら間違いなくここで挫折してます(笑)。

頑張ってついていこうとする人に出てくる疑問。
「Yahoo!タグマネージャーとGoogle タグマネージャーのどっちを使うの?」
「Yahoo!アクセス解析とGoogle アナリティクスのどっちを使うの?」

そりゃそう思いますよね。
設置も面倒だしツールの使い方にもなれないといけないですから、同じような機能であればどっちかにしたいものです。
私もそう思います。

でも、私の結論は「(必要に応じて)全てを使う」です。

Yahoo!はYahoo!の都合で動いていますし、GoogleはGoogleの都合で動いています。
ライバルのツールのことなんか考えていません。
Yahoo!タグマネージャーでGoogle アナリティクスを動かそうとすると、Yahoo!タグマネージャーが終了した時にそれを外す作業が出てきますよね。
Googleタグマネージャーでも同じことが言えます。

Yahoo!もGoogleもツールの開始と廃止が頻繁に発生しているので、それを考慮して柔軟に対応できる体制にしておかないといけません。
面倒かもしれませんが「無料」である以上このリスクは避けては通れません。

基本的な考え方を場合分けしてみました。

動作確認をしていないのであくまで考え方であることにご注意ください。

1.Yahoo!プロモーション広告、もしくはリスティング広告に出稿していない人

Google アナリティクスだけで良いでしょう。
AdWordsに出稿していればコンバージョンページにコンバージョンタグが必要ですし、検索リマーケを行う場合に備えて全ページにAdWordsのリマーケティングタグが必要です。
(アクセス解析が好きな人はYahoo!アクセス解析とYahoo!タグマネージャーもどうぞ)

2.1の場合かつ外部リンクやファイルダウンロード、クロスドメインが発生する人

GoogleタグマネージャーとGoogle アナリティクスを使います。
Googleタグマネージャーの使い方が分からない場合は、イベントなどは手動設置にして使わなくても良いでしょう。

3.1もしくは2に加えてYahoo!プロモーション広告に出稿している人

Yahoo!アクセス解析とYahoo!タグマネージャーとGoogle アナリティクス(とGoogleタグマネージャー)が必要です。
また、コンバージョンページにはYahoo!プロモーション広告のコンバージョンタグが必要です。
YDNのリターゲティングを使っている場合は全ページにそのタグも必要です。

タグまみれです(笑)。

リスティング広告とアクセス解析という基本的な手段を使うにもこれだけ面倒になってきています。

制作会社やリスティング広告の会社さんは上記のことを踏まえてタグを設置してください。

言われたタグをそのまま貼っているだけでは何ともならないですから・・・。

■□あとがき□■

タグマネージャーでタグを管理しようとしても、そのタグマネージャーを管理しないといけないという矛盾。

最終的には人間が管理しないといけないんでしょうね。

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