大人の工場見学会<第一部>石坂産業 | chika-sk.net
石坂産業さんは初めて知ったんですが、ニュースステーションの「所沢ダイオキシン騒動」に巻き込まれてしまった会社だったんですね。
冒頭で紹介した工場見学レポートの記事を読んだので、他の記事も調べてみました。
絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!――2代目女性社長の号泣戦記
気鋭の経営者に聞く、組織マネジメントの流儀:父の想いを引き継ぎ、2代目女社長は産業廃棄物処理業界の変革に挑戦 (1/2) – ITmedia エグゼクティブ
書籍も出ていたのでこちらも読んでみました。
Amazon.co.jp: 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記: 石坂 典子: 本
素晴らしい社長さん&会社です。それしか言うことがないぐらい、本当に素晴らしい会社です。
いつものようにどんなところが素晴らしいかは上記のリンク先のページや書籍でご確認ください。
私が気になったのはここ。
工場はすべて見せられるように
7つの統合ISOを取得。オープンにしても問題ないように、監査をきちんと受けていらっしゃいます。見られることできれいになる工場は、良いスパイラルとなって社員の気持ちも引き締めているということでした。
よく社員のみんなに言っているのは、事故を繰り返さないようにすることが目的なのだから、隠す必要などないということです。情報を共有して、再発防止のためにどうしたらいいかを話し合うことが重要です。事故を全く起こさない人はいません。事故を起こしたとしても、社長である私に報告し、指示を受けた時点で、あなたの責任はなくなるとはっきり伝えています。責任がなくなるのであれば、どんなことでも報告するようになります。
見せる、見られる、ことって簡単そうで難しいです。「見える化」なんて言葉もありますが、「見える化」しようと言ってできれば苦労はしません。社内からも社外からも見られることで、良い緊張感ができて悪いこともどんどん明らかにして改善していく。このサイクルが回るまではかなりの時間がかかりますから。
その時に考えるのは「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。
見られてその時は恥ずかしかったり情けなくなったりすることもありますが、それを直していけばいいだけのことです。
自分のやっていることを隠さずオープンにしていろんな人から意見をもらう。
オープンにするから意見がもらえる、それを元に次のアウトプットをするとさらに意見をもらえる、そして・・・ということですね。
アウトプットする人がどんどん進んでいく要因はここにあります。
皆さんも自信をもって自分を見てもらってはどうでしょうか?
こんなツールもありますし。
ONI Tsukkomi「鬼ツッコミ」
GWはのんびり仕事ができる週。