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辻 正浩
SEO担当 2013-06-30 19:11:58
 問題   ヒント   回答数 
■原因不明の検索流入数ダウン。その時どうする!?
貴方が関わっているWebサイトの検索流入が、下記の条件で突然落ちたとします。
・落ちた量は20%程度。
・同時期に順位変動があったらしい。
・アクセス解析を見ると、特定のワードからの流入だけではなく色々なキーワードでの流入が落ちているようだ。
・リンク購入などのガイドライン違反は行なっていない。
・1ヶ月様子を見たものの20%落ちたまま回復しない。
・アクセス解析は導入済み。

さて、Web担当者としてこのときにまず何から手を付けるべきでしょうか?
「この状況でアクセス解析で最初にどこを調べますか?」
「この状況でどのような対策を行いますか?」
この二つのうち両方もしくは片方を選択してご回答ください。
この問題はとても難しいと思われるでしょうし、実際に難しい問題です。しかしこの事はどのようなWebサイトにもありえる事です。貴方のWebサイトでもあるかもしれません。その時のために事前に一度考えてみてください。 11

 

メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。

なるほど
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回答 講師コメント
2 はちみつ
「この状況でどのような対策を行いますか?」

【1.原因にあたりを付けてみる】
まずは自社サイトの検索順位をチェック。
いきなり検索流入数が減少したのなら、検索順位が大幅に落ちてしまった可能性が考えられる。順位が落ちてしまったのなら、その原因に見当をつける。
ガイドライン違反を全く行なっていない、かつ様々なキーワードからの検索流入数が落ちているということを踏まえ、サイトの内部に問題がないかチェックする。

【2.自社サイトと競合サイトを比べる】
現状では検索エンジンの性能がかなり高くなっており、検索結果で上位に来るサイトはユーザーからの支持を得ているサイトとして評価できる。よって上位表示されている競合サイトから、様々なヒントを得ることができる。

【3.以上から対策を練る】
SEOの基本は試行錯誤の繰り返しですから、改善されるまで様々なヒントを手掛かりに施策を行い、長期的に取り組んでいく。
 (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 流入が大幅に落ちてしまった場合の対策として、おっしゃるとおりまず調査は行うべきです。ただ、状況によっては、おっしゃるような調べ方では解明できない場合が非常に多いように考えます。 試行錯誤を行う場合も、減少の改善を行う事と一緒に、新たな流入を別のページで得る事を考える事も必要と考えます。

2 なべ
求人サイトの想定です。
リスティング広告に費用を投下し、露出を増やす施策をとります。

検索エンジンからの流入が落ちたということは
おそらく新規ユーザーの流入が減少したのではないかと考えられるので
新規ユーザー開拓の施策として取り急ぎリスティング広告を行います。
また、中期的な施策として、新たな流入元の確保を狙って他サイトとの協業も検討します。

なので、

調べることは:新規ユーザー数の推移
対策は:新規ユーザー確保のためにリスティング広告
    新たな流入元の確保

になります。
 (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 ひとまず先に、他の手法での施策を考えるということは望ましいと考えます。 もちろん最低限のことは確認しておくべきでしょう。その上で、また、それと同時にお考えの通り、自然検索に頼らない考えは必要ですし、そうなりえることは踏まえて普段からの準備が必要です。

1 丸田
■最初に調べること

問題の程度と影響範囲を把握する
まず、検索流入の低下によって、ユーザのサイト視聴傾向に悪い影響が出ていないかを調べます。
具体的には売上やCVRが下がっているなど直接的な影響が出ている場合は、緊急対策が必要な状況として考えるべきかと思います。外部専門家の力を借りることもあわせて検討します。

売上などに影響がまだ出ていないと判断された場合(中長期的にはかならず影響がでるかと思いますが)は、検索クエリの順位変動について、以下の点を調べます。
(Google Analyticsで、ウェブマスターツールと連携していることが前提です)

トラフィック > 検索エンジン最適化 > 検索クエリ
流入が下がる前後で期間設定をして、各指標を見ます。とくに、大きく下がっているキーワードと検索回数の多いキーワードに注目します。


■対策

Googleのアルゴリズム変更について情報収集する
その結果に基づいて、流入の多いキーワードから優先的に対策をします(これでは答えになっていないかもしれませんが)。

サイトの内部施策を行う
運営側の事情で手当ができていなかった内部施策を行います。
(大抵のサイトではそうしたものがあるかと思います)

別経路からの流入を増やす
正攻法の解決策ではないかもしれませんが、凹んだ分を埋め合わせるために、他の流入経路からの流入を増やすための施策を並行しておこないます。
例:
メルマガで臨時キャンペーンを打つ
リスティング広告の予算を一時的に増やす
twitter、Facebookなどソーシャル系でのツイート、記事を増やす

アルゴリズム変更については運営側ではいかんともしがたいので、王道的な施策を愚直におこないつつ、別経路からの流入を増やしてなんとか乗り切る、という感じでしょうか。

以上です。
 (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 正しい、望ましい方法だと考えます。 リソース次第ではありますが、何らかの流入口が減った際は、その一つの流入口の回復にこだわらず、多面的に対策を行うべきです。

1 monmo
■最初にどこを調べるか
1.前年同月など過去の流入変化の状況を見て、季節変動でないか
2.サイトの中で、流入が特に落ちているページがないか
3.Googleトレンドで業界全体のニーズの変化があったか
4.順位変動に関する情報を集めます

■行う施策
どの可能性が一番高いか…を見てから、以下の対応をしてみます。
1.季節変動であれば、流入を維持するための露出を増やすための施策をします。特集ページを作ったり、来年は同時期のキーワード広告の費用を増やすなど。
2.特に流入が落ちているページがあったら、その理由を考えてから改善の仮説を立てて施策を検討します。コンテンツの見直し、キーワードの再選定など。。
3.営業部に確認するなどもっと情報集めが必要だと思いますが、ユーザーのトレンドに変化がおきている可能性を、上長から各組織の長に共有してもらい、インパクトを確認して、必要な対応をします。
4.テクニカルな対応で軌道修正できるものであれば、その対処をします。長期的に改善が必要であれば、サイトの運用で徐々に軌道修正してくと思います。
 (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 最初に調べるポイントは非常に的確です。唯一欠けているとしますと、システム的な要件で問題が発生していないか、という事でしょう。ここの調べ方は本誌にて詳細を説明致します。 対策についても、凹んだ部分を直すための方法としては的確でしょう。ただ、必ずしもそれで戻せる可能性が高いわけではありません。他の部分に目を向けることも並行して行う事は必要ですので、そのような状況になった場合は思い出してください。

0 お塩
・この状況でアクセス解析で最初にどこを調べますか?

最初に
検索以外の流入変化や全体の平均滞在時間、平均PVを確認する。
それらが検索流入と同様の割合で低下しているならそもそも計測ミスの可能性があるので。
なし (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおり、まずは状況の把握が必要ですし、本当に検索流入が落ちているかというのは確認するべきことでしょう。実際に、私に相談が来る案件でも、よくみてみると検索ではなかった、という話がよくあります。ビジネスに影響が出てしまっている場合は慌てていて気付けない場合も多いですので、まずはそこを調べるのは必須です。 その上で、やはり落ちていた場合にどうするべきかは本誌に記載いたしましたので、どうぞご確認ください。

0 はやし
Q.この状況でアクセス解析で最初にどこを調べますか?
A.取扱い商品または、サービスの閑散期なのかを調べる。

Q.この状況でどのような対策を行いますか?
A.もし閑散期であれば、連絡先入手済みの潜在顧客、見込顧客、既存顧客に対してDMやメール、または荷電などに閑散期でのキャンペーン等を企画した上でフォローを行う。
なし (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 まず、検索エンジンでの評価では無い部分から調べるというのは重要な部分です。 そして、もし検索エンジンからの評価が問題だったとしても、おっしゃられるような他の手法を取るのはとても重要な事ですので、普段は使わない手法も考えておくことは重要と考えます。詳細は本誌に記載しておりますので、ぜひご覧くださいませ。

0 Ando
●アクセス解析で最初にどこを調べますか?

原則に立ち返ってサイトのどこがGoogleの評価を下げたのかを調べる。
どのページの評価が下がったのかを知りたいので
「離脱率」が高いページを検索流入数が減る前と比較する。
(※季節要因があるサイトは難しいですが…。)

●どのような対策を行いますか?

逆に同キーワードで順位を上げたサイトとの比較は重要だと思います。
なし (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 ページ単位でまず確認するというのは私もお勧めすることです。大幅に流入が落ちた場合は、キーワード単位での評価減少ではなく、ページ単位/コーナー単位になっている場合が多いです。 これは、普段からページ単位・コーナー単位での検索流入を覧ておくことで、いざというときにも把握が早いはずですし、小さな問題にも気づけますので、普段から注意しておくことをお勧めします。

0 YN
「この状況でアクセス解析で最初にどこを調べますか?」
1. Google アナリティクスで、トラフィック>参照元のデータを確認し、いつごろから検索流入が落ちたのかを検証します。

2. Google ウェブマスターツールの検索クエリで、クリック数、CTR、平均掲載順位などのデータを参照しながら、具体的にどの検索キーワードからの流入が落ちているのかを確認します。


「この状況でどのような対策を行いますか?」
1. 特にCTRが落ちているキーワードで実際に検索をしてみて、上位掲載サイトのスニペットを分析し、自社サイトのスニペットの改善を図るというのもひとつの策かと思います。
なし (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 確かに、もし順位が大幅に落ちていない場合、表示内容の変更だけでカバー出来る場合があります。 ただ、今回の例題のように全体的に落ちた場合には、キーワード単位でどれだけ見ても分からない場合があります。ランディングページ別に見るほうがわかりやすい傾向があります。問題になった時に初めてランディングページ別の情報を見たのでは、非常に把握に時間が掛かるはずですので、普段から把握しておくことをおすすめします。

0 yamataco
今まさに運用しているサイトで起こっている状況です。

※この状況でアクセス解析で最初にどこを調べますか?
「トラフィック」→「参照元」→「すべてのトラフィック」で、GoogleやYahooなど
検索からの流入が減っているのか?を確認。
「トラフィック」→「検索エンジン最適化」→「検索クエリ」で前の期間と比較をし、
どのキーワードでの流入が落ちているのかを調べる。
また流入が落ちているキーワードの掲載順位が下がっていないかをチェック。
「コンバージョン」→「目標」→「サマリー」でコンバージョンの変動を確認。

※この状況でどのような対策を行いますか?
掲載順位が下がっていないのに流入が落ちている場合には、h1やtitleなどの記載内容を変えてみて様子をみる。

掲載順位が下がっている場合には、他の原因が考えて、順位が下がってきた前後での変更箇所を洗い出して問題がないのかを検討する。また掲載順位が上位に来ているサイトの内容をチェックする。
 (辻 正浩)


0 kamino
「この状況でどのような対策を行いますか?」
流入が減ってしまった分を、まずは有料広告からの流入で補うと同時に、
検索順位が下がった原因、下がったページ、キーワードを早急に調査します。
調査はアクセス解析で、トラフィック、オーガニック検索、検索クエリなどをまずは確認すると思います。
あとはコンサルタント様がいれば相談し、とにかく原因を特定して対策を打たなければと思います。
なし (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 ひとまず先に流入を補った上で、対策に乗り出すというのは正しい方法と考えます。 その際ですが、「ひとまず別の費用対効果に劣る方法で補う」「問題解決を行う」という事の他にもうひとつ、「問題解決が行えない場合に備えた対策を行う」という考え方も必要と考えます。 一つの流入口からの流入が大きく落ちた場合、多面的に対応を行うべきと考えます。

0 嘉田
「この状況でアクセス解析で最初にどこを調べますか?」
①(リスティング広告出稿は行っていないものと仮定して)GAで「検索トラフィック」「ノーリファラー」「参照トラフィック」をアドバンスセグメントで区切ってチェックする。
②仮に「検索トラフィック」の流入数が極端に落ちていれば、さらにオーガニックの「Google」「Yahoo!」「その他の検索エンジン」の流入数を調べて、さらにキーワード単位でどのキーワードからの流入数が減少しているのかを調べる。
なし (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 最初に本当に検索からの流入が落ちているかを確認することは確かに必須です。 ただ、今回の例題のように全体的に落ちた場合には、キーワード単位でどれだけ見ても分からない場合があります。ランディングページ別に見るほうがわかりやすい傾向があります。問題になった時に初めてランディングページ別の情報を見たのでは、非常に把握に時間が掛かるはずですので、普段から把握しておくことをおすすめします。