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丸山 耕二
成約率アップ担当 2012-06-30 09:46:21
 問題   ヒント   回答数 
@成約率を上げる申込フォームの作り方

6月の最新ニュース対策でも取り上げられましたが、
ウェブ担当者フォーラムに有意義な記事が掲載されました。

▼これで完璧!EFO(エントリーフォーム最適化)でチェックしたい30個のポイント
http://web-tan.forum.impressrd.jp/u/2012/06/12/12962

申込フォームは、成約率にすごく影響する箇所なのに、
考えて作られているサイトは、未だに少ないです。

そこで、上記記事を読んで、以下3つに答えてみましょう。

1.記事中30個のうち、自分のサイトに取り入れたい項目3つと、その理由を教えてください。
2.上記3つを、いつまでに、誰が、どのようにして取り入れるか記載してください。
3.もし、上記以外も含めて、自社に取り入れたいけど取り入れられない、もしく導入したいけど、成果があがるか判断を迷っている項目(対策)があれば、その項目を記載してください。
例)フォームの項目数を減らしたいけど、どれも自社のマーケティングに必要なので、減らすことができない
該当ページから30個のポイントを抜粋して列挙すると下記になります。

【入力支援】
1. 何のためのフォームなのか伝える
2. スクロールしないで入力できるようにする
3. 現在位置がわかるようにステップチャートをつける
4. グローバルメニューやサイドメニューを表示させない
5. 入力項目は、可能な限り少なくする
6. 必須の項目は「必須」と明記する。「※」や「*」では伝わらない
7. 任意の項目は「任意」と明記する
8. 必須項目の文字や「必須」アイコンは目立つ色にする
9. 記述例を用意する
10. 入力項目に対する説明はフォームの前に書く
11. 入力している項目の色を変える
12. 入力ボックスを分割しない
13. 郵便番号は住所自動入力機能を付ける
14. 半角・全角などの指定はしない
15. 末尾のスペースは自動削除する
16. 都道府県はドロップダウンリストから選べるようにする
17. ラジオボタンやチェックボックスはラベルをクリックしても選べるようにする
18. 入力確認ボタンなど、大切なボタンは大きく表示する
19. 削除ボタンは表示しない
20. ボタン内の文言は「押したらどうなるか」がわかるようにする
21. 送信完了ボタンは右側に置く

【エラー対応】
22. エラーはなにが間違っているのかを教える
23. エラー内容はその場で教えてあげる
24. 「入力内容を訂正する」ボタンを押した時に、入力した内容が消えないようにする

【セキュリティ】
25. SSLを導入する
26. ベリサインなどのデジタル証明書シールを掲載する
27. 個人情報取り扱いへの同意はフォーム内で行う

【おもてなし】
28. フォーム内にメールアドレスや電話番号を明記しておく
29. どんな資料がもらえるのかを事前に教えてあげる
30. 完了ページでも手を抜かない

...

私も、先日フォームの改善により成約率をアップさせましたが、
その対策は

・項目数を減らす(※2番に似ている)
・どんな資料がもらえるのか事前に教えてあげる(※29番と一緒)
・ボタン内の文言は「押したらどうなるか」がわかるようにする(※20番と一緒)

になります。
この30個以外にも有効な対策がありますので、それを思いつく人は独自のアイディアを出してもらっても構いません。
この問題は正解がある問題ではないので、自由に回答してみてください。
6

 

メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。

なるほど
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回答 講師コメント
1 丸田
自分のサイト(B2B商材のリード獲得を目的)を例にとって考えてみます。

取り入れたい項目

1. 何のためのフォームなのか伝える
事前に目的を伝えることで、
ユーザは的外れな要望を出さなくてすみますし、
運営者は要望に適切かつ迅速に応えることができるようになると思います。
また、フォームから正しい窓口に案内することは、ユーザと運営者双方にとってのメリットが期待できると考えます。

5. 入力項目は、可能な限り少なくする
B2B商材のリード獲得を目的とした場合、要望をゆるく受け入れて現場の営業マンにつないだ方が商談が発展する可能性があると思います。(経験ですが、仕様が明確な問い合わせは見積もりだけで終わることも多く、現場で敬遠されることがありました)

29. どんな資料がもらえるのかを事前に教えてあげる
1とも関係しますが、ユーザにメリットがあるだけでなく、運営者にとってはカタログ代、送料、発送コストを削減できることも期待できると考えます。


2.いつまでに誰がどのように取り入れるか

1ヶ月以内を目標に、社内に提案します。
まず、現在のサイトのコンバージョン率、実商談の成約率、1案件あたりの平均売上額を調べ、逸失利益を試算します。
そのうえで目標のコンバージョン率とかけられそうなコストを算出します。
社内の決済をとったのち、システム開発の依頼(発注)をします。
その後、改善ポイントを整理してから開発スタート、開発から公開まで長く見て1ヶ月くらいを見込んでいます。

3.自社に取り入れたいけど取り入れられない、もしく導入したいけど、成果があがるか判断を迷っている項目(対策)

28. フォーム内にメールアドレスや電話番号を明記しておく

急いでいる人、話したがる人もいるでしょうし、その場で相談したいというニーズもあると思うので、効果はあると思います。反面、担当するオペレータが経験豊富でないとダメとか、ベテランは現場の営業にでるべきという意見が社内から出る可能性が高いので、社内の理解を得るのは難しそうです。
(ベテランに商談のお膳立てをしてもらったほうが組織的には効率のあがる営業活動になるのではないかと思いますが、そこをうまく理解してもらえるか、です)
 (丸山 耕二)
現状分析して、費用対効果を計算して提案する。素晴らしいと思います。それが王道の方法ですが、リソースが限られている会社によっては、特に自社にクリエイターがいる場合、「こんな30個の特集があったのだけど、変更してテストしてみてはどうかな?」と提案してさっと変えてみるというのも手だと思います。費用対効果の資料を作る手間が減らせる分、素早く対応できます。当然、テスト結果を調べる必要があるので、少なくとも現状の成約率だけは取得しておいた方がよいですが。

1 つっちー
1.自分のサイトに取り込みたいこと

理由:29でフォームに入力するモチベーションを上げ、
   必要最低限の入力項目(2)で問合せできるようにする。
   
   SSLは費用が発生するが、個人情報を入れる限り必須だと思う。

2.スクロールしないで入力できるようにする
25.SSLを導入する
29. どんな資料がもらえるのかを事前に教えてあげる

2.誰がどのように取り入れる?
自分がサイト改善時に


3.やりたいけど
理由:自分のサイトはここまでの対策は必要ないと思うが、
   入力項目が多くなる場合、EFOツールを使って、以下をやってみたい。

3.現在位置がわかるようにステップチャートをつける
23.エラー内容はその場で教えてあげる

4.その他

以前に資料請求サイトで、メールアドレスのみ入力すると、メールでダウンロード
先のリンクが送られてきて、その敷居の低さに驚いた。
以後、そこからはメルマガが送られてきて、そこで、本来目的の商品告知が
されている。
まずはメールアドレスの取得という目的であれば、それでも十分良いと思う。
 (丸山 耕二)


0 フジダイ
6.「必須」と記載、11.入力している項目の色、26.デジタル証明書

目からウロコです。
WEBに限らずですが、当たり前のことをていねいに対応し、
お客さまに気持ちよく入力していただきたいですね。

ひとまず自分で修正できそうなのが上記の項目なので、今、早速作業しています!

しかし、既存のシステムに組み込まれているフォームで、項目が増やせません。
「個人情報取り扱いへの同意」のチェックボタンを設置することもできないので、
チェック以外に「同意」を得る手段はあるでしょうか。
「送信ボタンをクリックすることで、同意とみなします」とか記載するのはありですか?
 (丸山 耕二)
さっそく始めたという部分が素晴らしいですね。同意に関しては、冊子で詳しくご回答しますが、情報の第三者提供がなければ、基本的に法律上はチェックボックスは必要ありません。しかも、チェックボックスがあったからとはいえ、それが証拠として認められるのか?このあたりは問題が生じた時に、弁護士や裁判官がどう判断するか?というあくまで個別ケースの問題となってくるようです。詳細は冊子に記載しますね。

0 SUGIMOTO
1、取り入れたい3つ
12. 入力ボックスを分割しない
⇒フォームが多いとそれだけ大変だし、氏名を分けたり、電話番号を3分割させると、手間。
元々はシステム側の都合でいままで踏襲されてきていたことだと思いますが、ユーザビリティを考えると入力はシンプルにしたほうが良いとおもいます。

19. 削除ボタンは表示しない
⇒これもいろんなサイトに取り入れられてますが、実はあまり使わないと思います。なのでなくても問題ない。

28. フォーム内にメールアドレスや電話番号を明記しておく
⇒フォームに入力するよりも、電話のほうが早いと思うクライアントはたくさんいます。
なので、あったほうが親切です。


2、いつまでに、誰が、どのようにして取り入れるか?
上記3つはすぐ対応できる内容ですので、決めたら即実行で良いかと思います。


3、自社に取り入れたいけど取り入れられない
13. 郵便番号は住所自動入力機能を付ける
14. 半角・全角などの指定はしない
15. 末尾のスペースは自動削除する
23. エラー内容はその場で教えてあげる
上記4つはシステムと連動するのでJavaScriptやPHPが使えないと厳しいです。
外注するにしても費用がかかるので躊躇してしまいます。
また同じく費用面で、「25. SSLを導入する」も考えてしまいます。
このあたりは、クライアントと相談しながら、どうするかを決めていく必要があります。
 (丸山 耕二)
決めたら即実行という部分が素晴らしいですね。Javascriptなどについては基本的な部分を今後サイトで情報発信していきますので、楽しみにしていてください。

0 DMG
観点から述べますと
ユーザに対してどれだけストレスを失くすか
という所だと考えます。

5. 入力項目は、可能な限り少なくする
23. エラー内容はその場で教えてあげる
25. SSLを導入する

を選択します。

SSLを導入することによって心理ハードルを下げます。
安心感がストレスをなくしてくれます。

また、
見た目がすっきりしているデザインで
入力項目が多くないと感じれば、ストレスを減らせると思います。
そして、多くない入力項目でさえ、入力を間違えることがあります。

そのエラーをその場で教えてあげられれば
確認画面でエラーを表示させなくても良くなるので
完了ページまでスムーズに遷移できるのではないでしょうか。
 (丸山 耕二)
いいですね。ぜひ取り入れてもらいたいと思います。SSLに関しては、特にIEがオーバーに表示するので、IEを使っている人に安心感を得てもらうためにも、取り入れたいところです。ただし費用がかかるのも事実。あくまでユーザーを意識して、取り入れるべきかどうかを考えられるとよいと思います。

0 セグパパ
3つだけを選定するのは難しいので、一般論として、何が不足しているのが多いかな、
どんなのがあったらいいなと私が思うものを上げてみました。

1.入力項目をできるだけ少なくするのは、もはや常識ですが、それでもページが
  複数ある時は、現在位置表示があれば安心感が出てきます。

2.必須分は「必須」と赤字で大きめのフォントにするだけでなく
  「※」や「*」ではわかりにくいので大きめの「赤丸」を付けます。
 
  また、必須の分だけを固めて、その部分を枠でくくり、色付けして
  一見して分かるようにすると同時に、必須でないものをまとめて
  「任意」と明記し区別する。 

3.私は「氏名」の「フリガナ」と「ふりがな」とが
  実にわかりにくいので、実例が書いてあるとホッします。
  また、どのように書くのかわからない時があるので
  記述例があるとストレスが無くなります。

4.14. 半角・全角などの指定は実にうざいので、区別はなくしてほしいと
  いつも思っています。


5.削除ボタンが登録ボタンよりも大きく大事なところに表示されているフォームが
  結構多いので、大事なものは大きく明確にし、不要な削除ボタンは表示しないことに
  徹底する方がいいと思います。

  入力内容修正ボタンと送信完了ボタンがある場合、送信完了ボタンを右側に表示
  とのことですが、私はわざわざ「入力内容修正ボタン」はわずらわしいですので
  設けなくてもよく、即「送信ボタン or 送信して登録する」と、
  押したらどうなるかを明記すればいいと思います。

  なお、「送信完了ボタン」と言う表示は送信していないので「完了」とするのは
  おかしいと思います。


6.エラー時に入力した内容が消えるのは本当に頭にきますね。
  でも、エラーがあれば戻った時ではなくって、その場で教えてくれた方が
  いいですね。  これは「一押し」かもしれませんね。

また、私は、最初の申し込みフォームでは、苗字とメールアドレスだけの登録でもよく、登録の敷居を低くし、登録率を上げ、その後で、詳細必要事項を再度登録してもらうことで、多少の離脱はあっても、冷やかしでない人の登録を得ることが出来るのではないかと思います。
但しこれもテストでチェックしてみる必要があると思います。
 (丸山 耕二)
おっしゃる通りだと思います。こういうことに気づくためにも、サイトを作ったら、一般ユーザーのテストは行った方がよいですね。制作者はなかなか気付けないですから・・。敷居を低くすることについては、そのフォームの目的によってはアリだと思います。詳しくは冊子で触れますね。