※回答一覧

 出題者   カテゴリ   作成日

辻 正浩
SEO担当 2012-05-31 15:06:43
 問題   ヒント   回答数 
Web担当者としてのSEO業務の中で、検索結果の確認について良く話題に登ります。

『一つのキーワードの順位に一喜一憂する必要は無い』とはよく言われる事ですし、多くの場合でその通りと私は考えます。しかし、検索結果から読み取れる事は順位の推移、数字だけではなく、どのように表示されるかという事など、様々な項目がありまして、特定のキーワードの順位以外にも様々な情報が読み取れます。定期的に検索結果を確認する事はやはり重要な事です。

では、Web担当者として検索結果から確認するべき事は何でしょうか?あなたが定期的に行なっている以下についてお答えください。
1.確認項目
2.その頻度
3.確認している理由
実際に行われている事ではなく、行いたいと思っている事などでも構いません。
12

 

メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。

なるほど
票数
回答 講師コメント
2 DMG
■毎日みること&その項目
・全体の順位の推移をまずみます。
SEOに関しては、様々な情報が流れています。些細なことでも、「上がった」「下がった」と言う人は沢山います。判断基準として、他人の情報を知るよりはまず、ざっとGRC(サイトのURLとキーワードを設定しておけば順位を取得してくれるソフト)を見てみることで、検索エンジンのアルゴリズム変更に気が付くことできます。
上がった、下がったという一時的な現象よりも全体を見渡して何かに「気付く」という感覚を養う方がメインです。情報に触れるよりも、目の前の現実がどうなっているのか直視した上で情報に触れたほうが、自分の判断基準を持っている分、左右されないのではないでしょうか。
-----------------------------------------------------
■毎月みること&その項目
・過去3ヶ月と比較してサイトのパワーがどうなっているか
サイトに流入してくるキーワードは無数にあります。僕の場合ですが、予めサイトに入ってくるであろうキーワードを数百単位で設定してどのくらい変化があったかを定点観測しています。そういった時に役に立つのがファインダビリティスコアだと考えています。
http://japan.internet.com/column/busnews/20081209/8.html(辻講師の記事でしたw)
1キーワードで、サイトに流入させるよりも複数のキーワードでサイトに流入することで、サイトの価値が高まるという考え方です。競合他社と比べてどの位、スコアが違うのか前月と比べてどの位、スコアに変化があったのかということを、可視化することで状況が見えるので、判断基準になるのではないでしょうか。
------------------------------------------------------
日々のウォッチで、情報に踊らされない判断基準の構築と月次での定点観測で、サイトの価値や状況を可視化しながら次のアクションに繋げるということの繰り返しを行っています。
昨今、話題になっている「外部リンク」全般に関する情報が色々と出ていますがファインダビリティスコアをつけていればたとえ、何かのキーワードでペナルティを受けたとしても他のキーワードで補うこともできるという考え方もできます。
注目 (辻 正浩)
ご回答、ありがとうございます。また、記事を読んでいただいて有難うございました。 おっしゃるとおり、人工リンクの状況が非常に微妙になっている現在、多くのキーワードで流入を取れるようにしておくことは極めて重要です。 その観点では、ファインダビリティ・スコアを追っておく事は最適な方法の一つでしょう。 その上でアドバイスをさせてもらいますと、既に行われていることかもしれませんが、ファインダビリティを取得するためのキーワード選定は極めて難しく、極めて重要と言うことです。 競合との差違を把握するためには、特にどこかのサイトが有利になることはないようなキーワードを取っておく必要がありますが、自分のサイトのウォッチを行うためにはそれでは不十分な場合があります。そのため、競合との比較のためのものと自分のサイトやアルゴリズム観測用を分けておくか、上手く中間を取るかを考える必要があります。 たとえば、数百単位でキーワードをウォッチする場合、20前後のキーワードをグループとしておきます。たとえば、不動産であれば[(地域) 不動産]で30、[(地域) 賃貸]で30、[(物件名)]で30……などのようにしておくことで、流入に変化が発生したときに、「このグループは落ちて、このグループは上がっているのだから原因はこれでは?」と対策を考えやすい場合が多いです。 キーワードのの設定次第で、後でどのように有益に使えるかが変わりますので、充分なご検討をおすすめします。

0 井上
1.確認項目

①ベンチマークしている企業サイトの順位
②ベンチマークしている企業サイトと比較しての
 タイトル、説明文の特異性

2.その頻度

できれば毎日、もしくはGoogleアップデータごと

3.確認している理由

基本的には検索ユーザーは上からクリックしていくが、
説明文からサービス内容や信頼性などを見ている
検索ユーザーに対して競合サイトと差別化が出来ているか
どうかを確認する必要があるため
 (辻 正浩)
ご回答どうもありがとうございます。 確認項目やその理由はおっしゃるとおりと考えます。検索結果から確認するべき一番の項目は、既に行われている部分になります。 頻度については、必ずしも毎日データを取得されてもそれがアクションに結び付けられない場合が多いと考えます。毎日20キーワードを確認するよりは、週に一度100キーワードを確認するべき、と私は考えております。急な変化に対応する方法は検索結果からではなく、ほとんどのアクセス解析ツールについているアラート機能を活用するべきではないでしょうか。

0 つっちー
1.確認項目
 ・閲覧開始数
 ・直帰率
 ・コンバージョン率
 

2.1週間に1度

3.検索順位に対して、どの程度閲覧されているのかを知るため
 ・そのキーワードとコンテンツがマッチしているのかを知るため
 ・キーワードがどの程度コンバージョンに寄与しているのか、またその変動を見るため
なし (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 確認項目から考えますに、検索結果ではなくアクセス解析での確認をされているものと考えます。本誌にも記載いたしましたがそれは望ましい判断と考えます。 ただ、時々は検索結果を確認して、クリックされ得る状態になっているかの確認は必要と考えます。本誌に詳細を記載いたしましたので、宜しければご確認ください。

0 shanxiblack
1.確認項目
⇒①SERP内に表示されている各々のサイトにおいてのテーマグルーピング(ランキングサイト/ECサイト/情報サイトなのかなど)
⇒②そもそも検索する軸キーワードを決め、その属性毎(購入動機が強いとか、調べ物意図が強いとか)などでの表示結果をウォッチ
⇒③SERP内の表示位置や内容(GoogleショッピングやMap)がどのように検索結果として反映されるのかをウォッチ
⇒④検索結果として表示しているサイトのLP内容のグルーピング

2.その頻度
⇒毎日

3.確認している理由
⇒ランキングが変化するということは、検索エンジンが各サイトに対する評価をどのように与えているのかというヒントがあると考えます。
  また検索結果の表示方法が変わるということは、サイトへの流入においてインパクトが起こるため、常に把握する必要があると考えます。
 (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 本編で書きましたが、アクションの出来る範囲でのデータ取得を最もおすすめします。ただし、おっしゃられている検索結果での表示状況は非常に重要な部分ですので、頻繁に行われる必要性もあると考えます。 非常に詳細を確認されていると思いますので、おそらく解析データも相当ご覧になっていると思いますが、解析で分かる事と検索結果で分かる事の重複部分があるのかもしれません。一度考えてみる事をおすすめ致します。

0 Rie
1.確認項目:どのようなキーワードで訪問されているか。最終的にCVに至ったワードは?
2.頻度  :四半期1回程度
3.確認している理由:
 製品の特長等、想定しているキーワードで拾えているか?モレはないかの確認
 ブランド名の浸透率の確認 
 リード文設定や、ページ内のSEO対策が適切かどうかの判断 etc
なし (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 おそらくアクセス解析でご確認されているものと考えます。本誌でも書かせていただきましたが、それは非常に望ましい事と考えます。 ただ、ユーザの観点になって自サイトがクリックされ得るようになっているかを目視確認することは必要ですのと、今後、振り返りたい時のために、あまり工数を掛けずにデータをとっておくことはおすすめ致します。本誌に詳細を記載致しましたのでご確認ください。

0 丸田
SEOについては、知識経験ともにゼロといってよいレベルです。

実際にやっていることは下記のみです。
「GRC」によるキーワード順位の推移を把握を2週間サイクルで実施しています。
確認している理由は、順位の把握のみです。


しかし、これでは課題に答えたことになりませんので、考えながら回答してみます。

検索サイトの存在意義から考えると、ユーザが入力したキーワードに対して、より適した検索結果が得られているかどうかということがもっとも重要視されると考えます。

ですから、検索結果でチェックする際には
「検索結果とキーワードの関連性は高いか?」
という点を中心にみていくとよいのではないかと考えました。

たとえば、

項目
・タイトルはわかりやすいか?
・リード(タイトル下に表示される文章)は自然かつニーズに応える内容になっているか?
・画像はあるか?(画像のほうがわかりやすいこともあるでしょう)

頻度
・扱っているキーワードの鮮度にもよるのでわかりません。月1~2回くらいでどうでしょうか?


それから、世の中のニーズというのは絶えず移り変わると思うので、
・上位に来ている検索結果からいまのニーズを知ろうとする
・順位変動からニーズの変化を読み取ろうとする

ことも簡単ではないと思いますが取り組めるとよいと思います。

以上です。
 (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 検索結果とキーワードの関連性、という部分は極めて重要な部分と考えます。また、頻度も本編で書きましたとおり、月1~2回は正しい事と考えます。 必ずしも、検索結果からニーズがつかめるとは言い切れない場合も多くあります。その目的ならば、Googleキーワードアドバイスツールなどで検索数を定期的に追っておくのは、非常に望ましい事でしょう。一年分などを一度取ってしまえば、通常は感覚ベースで確認されている季節による変化などが確認できて、非常に有益なデータとなります。

0 taka
1.自社の前後にある競合他社の検索結果のタイトル、説明文
2.月1回程度
3.検索結果はユーザーが利用するツールです。ユーザーの視点で見た場合、上位にあるのも大事ですが、自社の前後にある検索結果と比べて、魅力的であるかが大切だと思っています。自社の検索結果のタイトルに、「いつでも20%OFF」といった文言が入っていたとして、前後に「いつでも30%OFF」と出ていれば、比較されて負けてしまいます。また、そういった検索結果のタイトル等を見ることで、他社の戦略等も見えてくることがあります。
 (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 非常に正しいと考えます。おっしゃるとおり、1位よりもクリックされる2位、3位は何度も見てきました。 検索結果を検索ユーザの気持ちで見ていけば、必ず答えはあるはずです。 競合の動きに伴って訴求を変えていくのは非常に有益な事と思います。title要素を頻繁に変えるのはリスクを伴いますが、meta要素descriptionでの対応では検索結果に影響を与えませんので、頻繁に行うことも可能です。

0 monmo
1.確認項目
自社サイトの「サービス関連ページを見たユーザー」と「採用関連ページを見たユーザー」をセグメントで分けて、それぞれの流入キーワードを確認している。

2.その頻度
どんなキーワードで来ているかの確認は月1回、分析は6ヶ月ごとくらいでもよさそうだと思っているところです。

3.確認している理由
「お客様」と「採用応募者」が対象ユーザーのため、対象ユーザーによってキーワードに違いがあります。それぞれを、流入の理由を想定する材料として使っていますが、
主に以下2点が確認している理由です。
①設定したキーワードで来ているかを把握し、メンテナンスするため。
②プレスリリースやイベントといったプロモーション活動の効果を計り社内に報告するため
 (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。 アクセス解析などでもう少し高い頻度で異常が無いかの確認をされているのでしたら、頻度の面はお考えの通りと考えます。ただし、後から見返したい時もあるかもしれませんので、Googleウェブマスターツールの「サイトのキーワード」から、平均順位も含んだデータをダウンロードしておくことはおすすめします。ブックマークしておけば、一ヶ月に一度、2分だけで済む作業ですので。

0 大原
1.確認項目
まずは自分のサイトの順位です。順位に一喜一憂する必要なないと言いますが、それは今サルする立場だから言えることです。実際に自分の運営しているサイトが狙ってるキーワードで順位を落とすと、PVも連動して落ちます。PVが落ちると反響数が減ります。順位の変動は反響や来店、売上に常にリンクます。だから自分のサイトを確認します。

次に確認することは、同業他社の順位です。いつも1位にいる会社が今週は落ちてるとか、自分の順位よりも低かった会社が上にいっているなど、他社の動向を確認します。

2.頻度
頻度はできれば毎日。実際には2日に1回くらいです。

3.確認している理由
自分の会社はもとより、他社の動向を知るために確認します。
当社は不動産会社なので、「地域+賃貸」がメインのキーワードになるのですが、これが地域によって強いポータルサイトが違います。なぜ地域のよって違うのかを調べらたりしています。
また、逆にどの地域でも強いポータルサイトもあります。
このような場合は、なぜどの地域でも強いのかを調べたりしています。
 (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。順位に一喜一憂、の件はおっしゃるとおりです。もちろん検索結果での順位はとても重要です。私も、実際にお客様のサイトで、サイトの流入数、コンバージョンに大きく影響を与えるような幾つかのキーワードでは、毎日順位を取り、動いたときはメールでアラートが飛ぶようにもしています。 しかし、順位が落ちた場合に行う事は何でしょうか?また、それを実施するのはどのタイミングでしょうか?順位が落ちて数日中にSEOとして行える事はほぼありません。(強いていいますとリスティング広告などの即時的に調整ができる手段を使うかどうかの判断位でしょうか)行うべきは1-2週それが維持した場合です。順位が数日落ちて元に戻るということが非常に多いです。「施策を行った翌日に順位が戻ったものの他の多くのキーワードで落ちた。自然回復か施策のせいかわからず困る。」事なども多くあります。それならば、毎日取っておく必要はあるかは疑問があります。アクセス解析と数日に1度の順位データで充分だと考えています。 本編で詳細を記載いたしますが、現在、いわゆるビッグワード、いくつかの限られたキーワードのみに流入を頼るのは非常にリスキーな状況になってきました。 その状況に対応するためには、大量のキーワードでの流入状況を把握しておく必要があります。 特定ワードでの順位を取る時間を減らして、その分様々なかけ合わせキーワードの状況を把握しておくほうが、非常に価値あるデータになるのではないかと私は考えます。

0 YN
実際は殆ど確認していませんが、今回の課題をきっかけに
注意して見てみたいと思い、何に重きを置くべきか考えてみました。

1. 確認事項および確認する理由
・表示順位
=>改善が必要か否かを判断するため。

・表示される、サイトの説明文
=>適切な潜在顧客を効率的にサイトへ誘導するのに十分なテキストであるか否かを客観的に分析するため。

・同等レベルの順位の他サイト
=>ライバルサイトのナビゲーションの方法やサイトのコンテンツを検証し、自社サイトの改善の参考にするため。


2. 頻度
-月に一度程度で良いと思います。何か改善策を講じたとしても、
結果が出るまでに日数を要することが予想されます。
 (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。頻度の面など、お考えの通りと考えます。順位の測定とそれをアクションに結びつけるための業務は、工数もかかりますので、必ずしも必須、というわけではありません。 ただ、「表示される、サイトの説明文」部分になりますが本編で記載致しました「すぐにアクションができる事」はおすすめします。

0 フジダイ
1.お問い合せをコンバージョンとし、
 コンバージョンに結びついた検索キーワードを確認しています。

2.月に一度、表にまとめます。

3.お客さまの興味のある案件を確認。
 ページ構成やブランドを検討します。
なし (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。本編で書いておりますが、必ずしも順位を取る必要はなく、アクションが行える部分のみのデータを取るのが最適ですので、行われている形は正しいと考えます。 もしも加えるのでしたら、下記になるでしょうか。 ・流入が有る=検索結果に表示されているワードしか確認できませんので、各種キーワードツールを使い、関連するキーワードを探してみる。 ・(Googleアナリティクス等、それが見られる解析を使われているのでしたら)コンバージョンのアシストとなるキーワードを一度洗ってみる。

0 HIGUCHI
1. 特定キーワードでの
 ・自サイトの表示順位と表示ページ、タイトルと紹介文の内容
 ・競合サイトの表示順位
 ・検索結果画面の状態(広告表示状況、マップ、表示サイト数など)
 ・アクセス解析結果、流入が増減しているキーワードでの表示順位など

2. 自サイトのデータ、検索結果画面は週1回、競合は月1回
 観測キーワードが複数ある場合は優先度をつけて、毎日・週1回・月1回と分けて良いと思います。
 アクセス解析結果は最低週1回確認し、目立った変化があればすぐに確認したいものです。

3. 自然検索結果の状況を把握することは、その後のサイトへの流入予測を立てることにもつながるため、
順位だけでなく、タイトルや表示文の内容、また実際にアクセスがあるキーワードでも確認が必要だと考えました。
検索エンジンのアルゴリズムやサービスは日々進化するため、ツールに頼らず自分の目で検索結果の状態を把握することも大事だと思います。
 (辻 正浩)
ご回答ありがとうございます。検索結果とツールで取るものを分ける事、取得頻度を分ける事、アクセス解析を重視すること、全て非常に重要な事と考えます。 特に優先度をつける件は、とても重要です。本誌のほうで記載致しましたが、幅広いキーワードをあとで振り返ることができる事はとても重要です。それは、月一などである程度大量のキーワードをとっておくことだけで解決できます。 記載が無いだけで既にしっかり確認されているかもしれませんが、指名キーワードのサイトリンクの状況も重要です。 特に、サイトリンクは簡単に操作が出来る数少ないものです。パーソナライズの影響もありますので確認が難しいですが、チェックすることをおすすめ致します。 なお、流入の激減などについては、Googleウェブマスターツールの検索クエリで、日付を指定する事で順位の変化をある程度追う事ができますので、順位とともに月に1度ダウンロードしておく事をおすすめ致します。