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吉田 崇
Web担の実務担当 2015-04-30 00:13:33
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■Web担当者(ディレクター)に求められるスキルと身につける方法

Webディレクターがカバーする範囲は幅広く、さまざまなスキルが求められます。
たとえば「コミュニケーションスキル」「マーケティングスキル」「デザインスキル」など。
得手不得手もあることでしょう。おそらくスキルを身につけたい、と思ってウェブ通のプレミアムメンバーになった方も多いと思います。

そこで今回は、みなさんが考える「Webディレクター・Web担当者に求められているスキル」と「それを身につける方法」をそれぞれスキルごとに考えてみてください。
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メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。

なるほど
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回答 講師コメント
1 yukko
・コミュニケーションスキル
それを身につける方法:人とたくさん出会う。人とたくさん関わりを持つ

・経営管理(マネジメント)スキル
それを身につける方法:小さなグループを作ってその中で管理者になる。経営者から直接指導をしてもらう。経営者の考えを聞く、それについてコミュニケーションを取る機会を増やす。

・統計/解析系スキル
それを身につける方法:何事も数値で考えることを習慣化する/本を読んで学ぶ。

・どんな変化にも柔軟に対応できるスキル
それを身につける方法:起っていることに対して常に逆の発想を極端に考える習慣をつける。インプットをネタにする習慣をつける。アウトプットを発信する習慣をつける。

・発想力
それを身につける方法:多くの物に触れる/見る機会を増やすために外へ出ていく。気になったことはどんなことにも手を出してみる。人の意見を受け入れるようにする。

Webディレクター・Web担当者に求められているスキルは技術的なものはもちろんなのですが、技術は勉強したり本を読んだりして経験を積み重ねるとある程度は自分の力になってきますが、変化の激しい時代の中で、この仕事は技術面よりも「考える力」が何よりも必要だなと感じています。ですので日々の仕事の中で技術面だけにのめりこまない様に人との関係や物事の考え方などに触れる機会を多く作るようにしています。
 (吉田 崇)
組織によってハードルは変わりそうですが、経営者の考え方を理解しないければいけないという思考が素晴らしいですね。経営者の考え方を知ることで、Webの施策だけでは解決出来ない施策も打てそうな気がします。

1 kamino
・Webディレクター、Web担当者に求められているスキル
1.WEBはもちろん、その他幅広い知識
2.経営能力、経営者と話ができる知識、数字感覚
3.コミュニケーション能力、複眼思考

・それを身につける方法
1.2.とにかく勉強
3.人の話を聞く、いろいろな経験をする
 (吉田 崇)
経営者と同じ感覚で判断できたり施策が出来れば、経営者からの信頼度も上がり施策のバックアップも受けれそうですね。

1 たけ
求められる業務やスキルは、会社によって異なると思います。

なので、「自分の環境で求められていると思うスキル」
について記載しました。


(1) 「現状」と「あるべき姿」を把握し、戦略を立てる力 
(2) (1)で立てた戦略を実行する力


(1) 「現状」と「あるべき姿」を把握し、戦略を立てる力 
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会社全体の「現状」と「あるべき姿(目標)」を把握し、
「その為に何をすべきか(戦略)」を考えられる力です。

この戦略があらゆる施策のベースになるので、
認識がずれたり、曖昧だと、
優先順位を誤ったり、成果に繋がらないケースが生じると思います。

例えば、GAで何かの数字が落ちていても、
会社全体でのビジネス上の影響が低いなら、
優先度を下げて対応するのが適切な判断だと思います。

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身に付けるには、

・経営陣及び現場の社員の両方と、、
 日頃からコミュニケーションを取るようにする

・「会社全体の業務フロー」を理解する

・ロジカルシンキング/ライティングを身につける

などが必要だと考えています。



(2) (1)で立てた戦略を実行する力
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

一見すると、
自力でデザイン・コーティングする力のように見えますが、
そうではなく。。。

具体的には、
「戦略実行にあたり、誰に何をどうやってもらうかを整理し、
 皆に分かりやすく説明し、スムーズに進行させる力」
だと思っています。


「戦略」と「作業」には乖離があるとよく感じます。

特に作業をする現場のメンバーは、
目の前の作業で頭が一杯になりがちです。

なので、「戦略」というレイヤーが違うレベルの話を、
0から理解しながら作業するのは大変です。

このギャップを埋めるために、
翻訳的な立場で「戦略」と「作業」の繋がりを説明し、
スムーズに作業に取り組んでもらえるようにするのが、
WEBディレクターの役目かなと思っています。


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身に付けるには、

・デザイン/コーディング技術の理解
(技術習得を目指すのではなく、何ができて、
 何が難しい所かを把握できるように)

・分かりやすく説明するプレゼン能力
(その人の目線に降りた説明ができるように)

などが必要だと考えています。
 (吉田 崇)
素晴らしいです。同じ業種でも会社によってマーケティング手法は異なると思います。 現状の会社の状況を理解することで、ブレない施策が打てると思います。 効果測定も仰っている通り、アクセス数があがっても売上につながらなければ、ダメかもしれませんし、B2Bなどアクセス数が上がることで、月単位では成果が伸びなくても、徐々に成果がでてくる場合もありますよね。 戦略がしっかり出来ていれば、目先の成果で戸惑わなくてもすみますね。

0 DMG
「課題を解決すること」
に尽きるかと考えています。課題が何か分かってない場合は
「課題を可視化すること」
だと思います。

課題は何?を常に考え、それをWebを使ってどう解決するのか
を適切に提案できることがWeb担当者に求められるスキルなのではないかと思います。

それを身につける方法ですが
とにかく、Webに触れる。いろんなサイトを見る。
そのサイトは、どうやって課題を解決したのか、自分なりの答えを出してみる。
を、繰り返すこと。量をこなすしかないのかなあと考えます。
 (吉田 崇)
課題を可視化する事はとても大事ですね。目先の解決に走らず、根本を見つけることで、より解決に近づけると思います。

0 丸田
・対人力
営業力や交渉力といった人に強い力。困ったときに助けてくれる人と日頃からコンタクトを取っておくことが大切と思います。
身につけるためには、業界の勉強会や集まりに顔を出して、覚えてもらったり、自分のやっていることを発信する機会を設けることが大切(自分はできてませんが・・・)と思います。


・マーケティング力
基本的な知識は書籍やセミナーで大丈夫だと思います。
実地でやらないと身につかないと思います。


・プログラミングやシステムへの理解
プログラム、システムやネットワークについては、インターネットやWebサイトが動くウラの仕組みを知っておくことが、なにか問題が起きたときに原因究明に役立つと思います。
また、トレンドではなく、積み上げでできている分野なので、基礎から勉強するとずっと使えるという点で役立つと思います。プログラミングは「写経」するといいと教えてもらいました。


・アプリケーションの操作スキル
ちょっとした更新や制作ができる程度の制作力はあると重宝すると思います。
(自分ができないから、尚更そう思うのですが)
すでに教材はたくさんあるので、勉強する時間を確保してあとは手を動かすだけなのではと思います。

・ビジネスに対する理解
サイトを最適化するレベルから上に上がるには、行われているビジネスそのものが世情にあっているのかどうかを見極める力が必要と思います。ビジネス誌や新聞、ニュースを読んで、自分で考えるくせをつけることがよい訓練になると思います(自分ではできてませんが)。
また、よく言われていることですが、古典や歴史を学ぶといい学びになると感じています。


・好奇心やチャレンジ精神
いろんなことがどんどん出てくるので、
まずはやってみようとする好奇心がいちばん大切かなと思います。
世の中に広く興味をもつこと、広い意味での教養を身につけることも役立つと思います。
読書や旅行するといいと思います。

以上です。
 (吉田 崇)
勉強会や交流会などで意見交換し社外の方の考えを知ることで、自社内で判断に迷った時など参考に出来ますよね。 社内で自分の意見が通らない時などは、社外の方に意見を聞いてみると新しい発見があったりしますね。 マーケティング力も確かに実際に経験することは大事ですし、教科書どおりで上手く行くなら、みんなうまくいくはずですしね。

0 SUGIMOTO
以前、地元のWeb制作勉強会で発表した内容ですが、以下の7つの力が必要だと思っています。

1、情報収集力
⇒ディレクターは常に最新のWeb制作情報をある程度掴んでおく必要があります。
Web担当者通信、その他Web制作系の情報サイト・ブログをチェックしたり、Web制作者のSNSをチェックしたり、勉強会に参加したりしてスキルを磨きます。

2、ツール使いこなし力
⇒効率よく仕事を進めるためにはビジネスツールを使いこなすことが大切です。
プロジェクト管理、タスク管理、データ共有、Google Appsなどのツールです。
新しいツールに常にアンテナを張っておくことで、トレンドがわかったりするのでマーケティングにも役立ちます。

3、バランス力
⇒Webディレクターは沢山のヒト・モノ・コトに挟まれています。
クライアントとクリエイター、納期とクオリティ、スケジュールとコスト。。。
これらのバランスをうまく取りつつ、クライアントには満足してもらいクリエイターには気持ちよくなってもらう為に働きます。

4、コミュニケーション力
⇒対クライアント、対クリエイター、対消費者とそれぞれリテラシーもスキルも考え方も違う人たちと良いバランスを取って物事を進める力が必要です。
スキルを磨くためには、主観的な考えにならず、できるだけ俯瞰で物を見て、客観的に、多方面から思考することが大切です。

5、危険察知能力
⇒ポジティブシンキングは大事ですが、どんな場合でもリスクヘッジは必要です。
なので、まずこの案件にとって一番最悪な状況を考えて、その時の対処方法を考えておき、だんだんトラブル状況を低く考えてそれぞれ対処方法を考えていくのがいいと思います。

6、創造力
⇒Webディレクターは理論的な思考と、直感的なアイデアの両方を持ち合わせる必要があると思っています。
頭を常に柔らかくし、常識にとらわれず、面白いアイデアを生み出していく環境を作っておくことが大切です。

7、経営力
⇒結局何のためにWebサイトを作って運用するのかというと、それはクライアントの売上を上げるため、利益を上げるため、コストを抑えるため等、お金の話になります。
Webディレクターがそのスキルを持っていれば、クライアントの根本的な現状から意見をいうことができ、よりWebサイトを成功に導ける用になります。
 (吉田 崇)
必要な部分が具体的にまとめられていてすばらしいです。 特に危険察知能力はプロジェクトを進める中でとても重要だと私も思います。