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高嶋仁
デザイン担当 2014-06-30 20:10:07
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■サイドバーは必要か?

ウェブサイトの構成で基本的な部分ではヘッダー、サイドバー、メインコンテンツ、フッターと言ったカラムの組み合わせが長年当然のように使われて来ていましたが、最近は昔からのアップルなどのサイトも含め、サイドバーのないウェブサイトを良く見かけるようになりました。

ランディングページでは無くコーポレートサイトでも多くなって来ています。
何故そのような構成のウェブサイトが増えて来ているのでしょうか?

デザイン面から一緒に考えてみましょう。

回答と一緒に何故その答えを選ばれたのかとご一緒に、サイドバーが必要と感じるか感じないかなどもお聞かせ下さい。

1.スマホやタブレット端末を意識しているため
2.写真やイラストを大きく見せたいため
3.単なる流行
4.その他
参考:サイドバーの無いウェブサイトをいくつか参考にあげておきます。
https://www.apple.com/jp/
http://www.ckd.co.jp/
http://hakusan-dental.com/
7

 

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なるほど
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回答 講師コメント
1 gabber1090
「何故、サイドバーの無いウェブサイトが増えているか?」
サイトの設計もデザインに含むという考え方で答えるとすれば、サイトが持つコンテンツや機能がそれぞれ肥大化してきた結果、より簡素に見せるためかなと思います。

海外のサイトは特にそうですが、日本的な(特にECサイトやポータルサイトで多く見られる)ごちゃごちゃしたナビゲーションのサイトはそもそもユーザーに好まれない傾向もありますし、インフォメーションアーキテクチャという言葉や考え方が日本にも浸透してきたので、デザイナーの思考やクライアントの嗜好も「シンプルにどう見せるか」という考えに至っているのではないでしょうか。

またシェアされやすいコンテンツの特長としてキレイな写真や動画が多いため、それらコンテンツをより良く見せるために占有エリアを広げ、結果的にサイドバーが消えているのではとも考えられます。(これは高嶋さんの挙げられた2にあたりますね。)

個人的には「製品や機能にフォーカスし、ビジュアルが映える場合やそれらとともにメッセージがある場合」のコンテンツデザインにサイドバーが不要なデザインが適していると思いました。
 (高嶋仁)
製品や機能にフォーカスしているサイトの場合、有効な手段だと思いますしシェアしたくなるコンテンツ作りは大切ですね。

0 丸田
1.スマホやタブレット端末を意識しているため  だと思います。

Web内での情報探索は、検索エンジンの発達(個人的な情報に基づいて最適化する技術)や、SNSの普及によって、Webサイトの外で、目視によらない方法でおこなわれるようになってきていると思います。

同様の傾向はWebサイト内においてもあてはまり、サイト内検索のほうが好まれ、ナビゲーションを使って丁寧に情報を探すことはされなくなっていると思います。

サイドバーが使われてなくなってきていくのには下記のような理由が考えられると思います。

・ページ内の構成要素を減らしてさくさく使えるように(サイドメニューがなくても使えるよう導線を設計する前提です)
・開発者側にとっては、画面設計、導線設計をある程度、全デバイスで共通化できる


サイドバーが必要かどうか、については、サイトによってちがうと思いますが、
情報量の多いサイトでは必要だと考えます。
検索には、知らない情報は検索できない、という死角があります。
検索でざっくり絞り込んだあと、細かく検討する際にサイドバーを使ってさらに調べるという使い方はなくならないのではないでしょうか?

以上です。
なし (高嶋仁)
モバイル環境とPC環境とで同一のレイアウトを採用する必要は全くありませんのでモバイルを意識してPC環境でもサイドバーを無くしてしまうのはどうかと思います。

0 DMG
今ではタンブラーでコーポレートサイトを作っている会社もあるほどです。
ウェブの大きな流れとして、モバイル化(マルチデバイス化)は見過ごせないと考えています。
アプリを使う際に、サイドバーは全く意識しません。指先で上から下へ操作することが「日常」にすらなっている様に感じます。ではサイドバーがいらないのかどうかと問われると、場合に寄ると答えます。
モバイルやアプリでサービスを開始した場合は、ユーザーがモバイルで触ることに慣れているため
PCサイトのサイドバーは不要かと思います。
ですが、PCサイトを運営している場合のモバイル化でPCサイトのサイドバーは無くすことはできないと考えます。

ユーザーがどう感じるのかを大切にしたいなと思っています。
 (高嶋仁)
PCサイトを運営していてモバイル化する際、モバイルを意識し過ぎて安易にサイドバーを無くす事はDMG様のおっしゃる通りやめた方が良いですね。それぞれの端末に応じた見やすく使いやすいサイトが理想ですので。

0 yukko
1.スマホやタブレット端末を意識しているため

最近はプライベートでPCを開いて何かをするということが滅多になくなりました。気がつくとスマホやタブレットで済ませていることが多くあります。同様に、今の20代や10代はPCを使わない・使えない世代のようで、スマホやタブレットが生活の一部になっていることから、スタンダードはスマホサイトのようなサイドバーがなく、
直感的に操作ができるものになっているような気がします。多様なネット端末の普及によりどこからアクセスしても見やすいレイアウトが必要不可欠だと考えるとこのような構成のウェブサイトが増えている理由なのかなと感じます。

サイドバーは現在のPCサイトのスタンダードとして考えると必要かもしれません。個人的には直感的に操作できるデザインやメッセージ性があればサイドバーがなくても良いと思います。
なし (高嶋仁)
スマホやタブレットで見た場合、メディアクエリーでサイドバーを隠して全面コンテンツにしてしまう事も可能ですのでそれらの端末を意識してPC用までサイドバーを無くしてしまうのはどうかと思います。

0 kamino
「4.その他 」
理由は、サイドバーを使ってサイト内を見ていくというより、
サイト内検索をしたり、LPに直接たどりつけるから、サイドバーが無いウェブサイトが
増えているのかなと思いました。

個人的にはサイドバーはあっても無くてもどちらでも良いと思いますが、
検索に慣れていない人にはあった方が良いように思います。
なし (高嶋仁)
サイドバーが有っても無くても目的を果たせれば良いというのはその通りですね。コンテンツの量や扱う情報によってケースバイケースですね。

0 YN
1〜3まで、どれも考えられると思います。
そのほかに、単に情報を伝達したり、機能性を追求するだけでなく、
色味やデザイン、写真やイラストなどを駆使した、
独創的な視覚情報とともにブランドイメージを表現することで、
競合との差別化を図ることを目指すとうのも一つのトレンドなのではないかと思います。

サイドバーが必要と感じるか否かについては、
コンテンツやカテゴリーの量にもよると思いますが、
コンテンツが多分野にわたる場合や、多層構造になっているサイトなどでは、
やはりサイドバーを用いて、ユーザが迷うことなく効率的に
求めているページへたどり着けるよう導く必要があると思います。

ただし、スクロールしないと見えないような長いサイドバーは
あまり効果的ではないと思います。
特に、水平に配したメニューバーや、コンテンツの配置により
ユーザの目の動きを水平に誘導する意図の込められたサイトでは、
真下へ視線を誘導する長いサイドバーは適さないのではないでしょうか。
注目 (高嶋仁)
たまに非常に長いサイドバーのあるサイトを見かけますね。長過ぎるとYN様のおっしゃる通りスクロールしないとメニュー項目が見えなかったり、コンテンツへの誘導を補助する為の物が逆効果になってしまっていますね。

0 chichichi
◆何故増えて来ているのか?
レスポンシブデザインにマッチする。
PCとスマホ等の共通のデザインがしやすそうに思います。

サイドバーは基本的にはあったほうが良いかもしれません。
理由は日本では決まったレイアウトに慣れ親しんでいるので、
ないと戸惑うユーザーも多そうなので。

写真を大きく見せたり、などメイン部分がたっぷり使えるのは
悪い事ではないと思います。
ある程度PC等に慣れた人がメインのユーザーであれば、
問題なく馴染んでいただけるのでは。

なので、サイトでやりたいことと合っていて、
ユーザーが自分で見ていけるのなら、サイドなしもありかと。
 (高嶋仁)
chichichi様のおっしゃる通りサイトの目的に合っているかどうかが最も重要なポイントですね。