出題者 | カテゴリ | 作成日 |
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アクセス解析担当 | 2012-01-04 15:36:54 |
問題 | ヒント | 回答数 |
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訪問を「新規」と「リピーター」に分けて見る視点があります。Googleアナリティクスをはじめとしたアクセス解析ツールでも、メニューやフィルター項目として準備されているものがほとんどです。
あなたが関わっているサイトで「新規」と「リピーター」という分類を使う場合、あなたはどういった視点で定点観測や分析やレポート作成を行っていますか?(あるいは分析やレポートをすべきだと思いますか?) どういったタイプのサイトなのかやその理由を含めて、社外の人に伝わるように説明してください。 「こういう状況把握が必要なので」「こういうデータを取得したいときに」「どういった項目や指標と組み合わせて」「こういった訪問に特化して」など、説明に必要な情報も併せて添えてください。また、あなたが考えている「新規」と「リピーター」の定義も意識してください。 |
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メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。
なるほど 票数 |
回答 | 講師コメント |
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5 | カツオ自分はGoogleアナリティクスを使うことが多いので
アナリティクス標準搭載の新規・リピーターを使用しています。 サイトはアパレルの通販サイトを扱っています。 新規・リピーターで分析する場合の定義ですが まず、新規ユーザーの定義はアナリティクスのデフォルトのままで、「GAのクッキー情報を持たないもの」 リピーターの定義は「GAのクッキー情報を持つもの」として定点観測を行っています。 ■新規ユーザーの分析 ・流入元の分析・・・・ユーザーを獲得している流入経路の把握 ⇒目的としては広告の費用対効果を把握するために分析します。 ・クリック分析・・・・・・・・・・・閲覧開始時の最初のクリックの分析 ⇒初回訪問時に気が付きにくいUIやコンテンツの改善をします。 ・カート以降の遷移分析・・・サイトに慣れていないユーザーがつまずくステップなどの把握(UI改善) ■リピーターの分析 ・キャンペーンの分析・・・・新規ユーザーと比べて人気のあるコンテンツの把握 ⇒キャンペーンの良し悪しの把握をして、次のキャンペーン作成に活かします。 リピーターを詳細に分析する場合は、 自分の場合は、会員属性をユーザーに対して定義し、 必要がある場合に会員、非会員の軸でも分析しています。 |
銅 (いちしま泰樹) 新規とリピーターでユーザーの行動が異なるという前提で、明確に見ているポイントが異なっているという視点です。かつ、リピーターに関しては会員と非会員の属性でもクロスして見ているとのことで、それぞれの層に対して何かしらのシナリオを持っていることが伺えます。通販ということであれば、購入に至る日数や訪問回数などで区分してもよいでしょう。 |
3 | 大場「新規」に関してはサイト訪問時間や入口と出口に注目します。
サイトに訪れた理由を掘り下げ、サイト訪問のキーワード強化を考えます。 「リピーター」に関してはどのページに訪れてるのか?どのタイミングで訪れてるのか?で興味、関心を掘り下げ、ヘビーユーザーの取り込みの戦略を考えます。 難しかったので回答の主旨がずれていたらすみません。 |
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2 | 丸田あるニッチなジャンルについての情報提供サイトを運営しています。
イベント等のお知らせのほか、写真投稿/コメント機能をもった会員制のコミュニティ機能を提供しています。投稿/コメントをするにはユーザ登録をする必要があります。 Google Analyticsでは、過去に訪問履歴がある訪問をリピータ、そうでないものを新規とみなしますが、本サイトでは、それをそのまま使っても利用状況が見えてきません。 というのは、たとえば、検索サイト経由でたまたま訪問して直帰した人が、同じように再訪問するだけで、リピータ扱いになってしまうからです。 私は4つのユーザにセグメントをわけて動向を見るようにするのがよいと考えています。 「通りすがり」:ユーザ登録なし、かつ、訪問回数が5回より少ない 「常連」:ユーザ登録なし、かつ、訪問回数が5回以上 「休眠」:ユーザ登録あり、かつ、投稿回数が0~1回 「主」:ユーザ登録あり、かつ、投稿回数が10回以上 加えて、直近の訪問からどのくらい日数が経過しているかをあわせて見ることで、よりユーザの実像に近づけるのではないかと考えています。 |
金 (いちしま泰樹) Googleアナリティクスにおける「新規」「リピート」への理解が正しく、併せてさらにユーザーを任意に細かく分類した上で、アクションを分析されているという回答です。おそらくユーザーのセグメントも、ビジネスのターゲット層にできるだけ近い形になるようにそのような設定をされたのだと想像します。とてもよいと思います。 |
1 | DMG●定義
【新規】 1ヶ月間、サイトに訪れた最初のアクセスに紐付く値 【リピーター】 1ヶ月間、サイトに訪れた2回目移行のアクセスに紐付く値 ●目標 サイトからの資料請求 ●どんな軸で【新規】と【リピーター】を見るか 【新規の場合】 初回の流入はどんなところからが多いのか(自然検索 PPC メルマガ SNS 等々)の傾向を見ながら どこで離脱しているか どの経由からがコンバージョンしているのか それぞれ見ることで、改善点をみつけることができます。 【リピーターの場合】 2回目以降のアクセスも 流入はどこからが多いのか(自然検索 PPC メルマガ SNS ブックマーク(ノーリファラ) 等々)の傾向をみます。 離脱率の違いでリピーターに見せるコンテンツはどこが良いのか コンバージョンまでをストーリーを描いて施策できます。 コンテンツの改修なのか 新規に制作するのかも踏まえて リピーターを如何にコンバージョンまでをスムーズに促せるかをデータに基づいて コンテンツのあり方を示唆します。 |
注目 (いちしま泰樹) 新規とリピーターで現状把握や分析する視点やポイントが違うという内容の指摘です。商材によっては、比較検討などで数回の訪問を経てコンバージョンに至るケースが多い場合があり、リピーターがどこにたどり着いているのか、シナリオに沿ったコンテンツを提示できているのかを把握することは大切です。 |
1 | 半蔵食品のECサイトを運営しています。
売上における、「新規」と「リピーター」の注文比率は重要指標になっています。 従って、それぞれの訪問数からCVRを算出し、それぞれの獲得施策の成否を検討することが必要になります。 当社には頒布会や定期コースといった仕組みはありません。すべての注文が単発になります。 そのため、リピートの定義を「前回購入から3カ月以内に商品購入」としています。 観測にあたっては、多くのツールがクッキー情報を元にしているものであることから、あくまで訪問者内訳は参考値であると認識することに注意しています。 |
なし (いちしま泰樹) 「前回購入から3カ月以内に商品購入」をツール側に計測させる設計や設定をさせるのはむずかしいですし負荷が大きいですね。顧客データとアクセス解析データの連携はそもそもむずかしいのですが、ECであればひとまず顧客データ中心に見ていき、アクセス解析はご指摘の通り「そういうデータである」という参考値で見ていくと、運用上の負荷を押さえられますね。 |
0 | 清水■どういったタイプのサイトか
患者様のクリニックへの来院、手術後のケア案内を目的としたサイトです。 ■新規の定義 過去91日以上サイトへ訪問していない ■リピートの定義 過去90日以内にサイトへ訪問した ■必要だと思う分析について 1.ユーザーの遷移傾向を把握するため 離脱率の高いトップ10ページのデータを取得。直近三ヶ月の同月対比で。大きな改修がなければ昨年の同月対比なども(新規、リピート) 2.1同様、直帰率の高いのトップ10ページも(新規) 3.サイト全体の状況把握のためUU、PV、検索申込、資料請求データ取得。対比は1同様基本直近や前年同月(新規、リピート) 4.ユーザーの新たなニーズや課題を発見するため成果までの遷移と理想のメインストリームとのギャップのデータを取得。 |
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0 | YN出版社のサイト運営に携わっています。サイトでは販売はしておらず、商品やキャンペーン、イベントなどの情報を掲載しています。
「リピーター」については月間の平均再訪回数を計るために参照しており、サイトの更新頻度の妥当性を見極めるために利用しています。 「新規」については、これまで参照して来ませんでしたが、広告(特にオフライン)やイベント開催など、アウトリーチを目的としたプロモーションの効果や認知度を測定するために活用できると思います。 |
なし (いちしま泰樹) 新規は認知の側面での効果を測ることはできると思います。 |
0 | フジダイ「新規」と「リピーター」を眺めていますが、どう分析していいのか思いつきません。
弊社は中古不動産の売買を中心に扱う企業です。 ポータルサイトにも物件情報を出稿しています。 たとえば、ポータルサイトで物件を検索した後、弊社のサイトに訪れる方は、広義ではリピーターとなるかもしれません。 しかし、自社サイトのみで物件を検索し、お問い合せいただけるのが理想です。 そういったリピーターのお客様を増やすのが弊社の課題です。 そのためにアクセス解析を眺めるのですが…。 回答になってなくて、すみません。 |
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0 | monmo新規ユーザーとは、指定した期間に初めてサイトを訪れた訪問
リピーターとは、指定した期間に2回以上サイトを訪れた訪問 受注までに数か月期間を要するものが商材で、その情報提供をするサイトを想定。 分析① サイト内に設置したフォームから問合せをもらうため、 「新規」と「リピーター」の比率を1ヶ月ごとに定点観測する。 ユーザーの行動として、サイトで得た情報を一度持ちかえって検討したり、途中で他サイトを見に行ったりすると考えられ、 結果としてリピーターが増えると想定される。 ただし、現状は訪問の総数が少ないためか、上記仮定の関係性が見えない。まずは訪問総数を増やしたうえで、次のステップとして上記仮定について検証する。 分析② イベント出展やリリースを出した際の反響を把握するため、受け皿として用意した特定ページの新規ユーザーの閲覧数を観測する。 また、その後、営業フォローをかけるため、ユーザーの閲覧情報を分析する。 |
注目 (いちしま泰樹) リードタイムが長い商材で、コンバージョンまでに何度か訪問するケースです。「新規」と「リピーター」を冒頭の定義や理解は冊子に書きましたのでご確認いただき、そちらで分析や把握をしてみてください。 それでも差が見えない場合もあるでしょう。ユーザーがどのタイミングでモチベーションを変えたのかを把握するために、反応がわかるようパラメータなどを付与して意図的にアクションを誘発させる施策を行い、その効果を見ていくというやり方もあります。 |
0 | 永島「新規」のお客様というのは、今まで一度も購入をされたことがない方と考えています。「リピーター」は、一度でも商品の購入をされたことがある方が対象です。
サイトをよく見てくれている方でも、購入をされたことがない方は、新規として考えます。 現在、管理・運用のお手伝いをしているサイトは、1件はギフト関係のショップサイトで月に3000万強の売上があります。 もう1件は、部屋数が18室ほどの高級旅館です。どちらもアクセス解析を見ていますが、意識としては、一度でも購入をされた方、宿泊をされた方は次からはリピーターとして扱います。 その上で、新規の方はどのように頁を回遊されているか、リピーターはどのように回遊されているか等を見ながら、ホームページを修正したり、新たなコンテンツの提案をしたりしています。 |
注目 (いちしま泰樹) 自分たちで定義しているケースです。アクセス解析で見る場合は、購入に至った方とそうでない方を区別させる設定や仕組みをとる必要がありますが、回遊や行動の状況が異なるという仮説を持って見ていくという視点です。運営側でそれぞれのユーザーシナリオを持っておくとよいでしょう。 |
0 | 安斎店舗へ誘導する、もしくは問い合わせしてくださるようなサイトではありますが、知名度がそれほど高くはなく、リピーターも社内からという認識であったため、リピーターからの閲覧が多い場合は、「社内でHPへの関心が高まっているのだろうか?」といった視点でレポートの作成を行っておりました。 | なし (いちしま泰樹) アクセス解析ツールによっては特定IPアドレスでのアクセスを計測から除外させることができます。関係者のアクセスが現状把握や分析の余計な要素であれば、除外してみるとよいでしょう。 |
0 | φ前提:会員の定義があるサイトで利用
「新規」…GAの定義に沿って2年の期間内で初アクセス 「リピーター」…新規でない 定常運用に入って特にプロモーションをやらなかった場合 新規:リピーターの比率を定点観測している。 放っておけばリピーターの比率が上がるはずだが、 魅力あるコンテンツやプロモーションの投入でどう変化が起こるかを確認。 |
なし (いちしま泰樹) 基本的には正しい理解だと思います。 |
0 | tonovan「新規」をウェブサイトを利用する事なく、ちょっと見ただけでかえってしまった人。サイトにおける客引きとしての目玉ページから直帰してしまったユーザー。
「リピーター」をecショップでの購入や他のページへの遷移などウェブサイトをきちんと利用した人。ウェブサイトの使い方がわかっているので、またサイトを利用する可能性が高いユーザー。 以上のように定義します。 現在、ポータルサイトを運営しており、ユーザーのアクセス数を伸ばす目玉として辞典的な機能を設置しております。辞典の項目数は徐々に増やしているのですが、そのおかげかPVは順調に増えています。ただ、ECショップでの購入やコミュニティサイトへの会員登録など、実際にアクションにつながるユーザーが少ないということが課題です。コンバージョン率を上げるために、現状把握の一助としてアクセス解析を行いたいと思ってます。 |
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0 | 杉本一般的な指標として60~70%が新規アクセスと考えています。それより多い場合はリピーターがあまりついていないと考え、リピーター向けの施策を考えます。それより低いと、新規がとれていないと考え、新規向けの施策を考えます。 | なし (いちしま泰樹) ビジネスにおけるサイトの位置づけ、目的と戦略、実際に展開している施策によって、新規の訪問のボリュームは変わってきます。「60~70%」が一般的というわけではないでしょう。割合ではなく、新規やリピーターのその母数の増減をどうしたいのか、まずそちらを考えた方がよいと思います。 |
0 | taka前提 ECサイト
新規 半年以上コンバージョンしていない人 リピーター 過去半年以内にコンバージョンしている人 (半年をすぎると、フリークエンシーが著しく下がる傾向がある場合) 前提 ECサイト 新規 サイトに初めて訪れた人 リピーター サイトに以前訪れたことがある人。 (コンバージョンまでに複数回の来訪がある商材を扱っている場合) など、扱う商材など顧客の特性により、定義がかわってきます。 まずは顧客がどのような動き。RFM分析などにより、キーとなる分岐点を見つけ、そこを新規とリピーターと分けるべきと思います。 ただ、一般的にアクセス解析としては、サイトへの再来来訪(1年や半年)でよいと思います。 |
注目 (いちしま泰樹) ビジネスによって定義が変わってくるので、それを認識して分けなければいけないという視点です。ECサイトの場合、アクセス解析ツールでの設定が大変だったり思うようにいかないケースも多く、顧客データを中心に見る場合も多いでしょう。 |
0 | minmin新規:購買暦なし(サイトを訪れただけではリピーターではない。)リピーター:購買暦あり という視点です。ただ複数回サイトを訪れてる人を 新規とリピーターの中間に定義する必要があると思います。問題の意図が汲み取れないことをお詫びします。 | |
0 | kidd実在店舗のサイトなので、「新規」に対しては、閲覧したページやサイト滞在時間により、来店動機になりうるようなページになっているかの判断材料したい。「リピーター」には、来店後にも店の魅力を見てもらえているか(新着情報やブログの閲覧)を確認したい。とはいえ、googleアナリティクスは使い方がよくわかりません。 | |
0 | しまにゃ現在福祉系のサイトと旅行系のサイトを運営しております。福祉系では情報をさがしにきたり、悩みを解決したい人がこられていると考えております。新規の人もリピーターも介護の初心者のかたが多いと思います。コンテンツが100を超えているので一度に全部見れない方がリピーターできているのだと思われます。最近更新頻度は低めなのでアクセス数は減少傾向です |