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丸山 耕二
成約率アップ担当 2012-08-23 12:12:46
 問題   ヒント   回答数 
実際にあったケースについて考えます。

不動産購入の相談を受け付けるサイトがありました。不動産は高価だったり立地の問題などユーザーの悩みが深いため、たくさんのお悩み解決系コンテンツを作成しました(合計100ページほど)。

その結果、アクセス数は順調に伸び、一日に数千人の人が見に来てくれるようになりました。

ところが、問い合わせが一向に増えないため、問い合わせボタンを目立たせることにしました。

まず、問い合わせボタンが右サイドバーの上にしかなかったため、お悩み解決系コンテンツの各ページ(合計100ページ)それぞれに配置することにしました。

ここで、以下2つの問題にお答えください。

Q1.問い合わせボタンをページ中のどこに配置すると、問い合わせが増えると思いますか?次の3つの中からお選びください
1.ページ上部
2.ページ下部
3.ページの上部と中部と下部

Q2.実際に、ある場所に配置することにより、問い合わせは増えました。しかし、実際の不動産購入案件に結びつく問い合わせはほとんどありませんでした。なぜだと思いますか?
問い合わせが成約に結びつかないということは、問い合わせの質が悪いということですね。では、なぜ悪かったのでしょうか?この問題は、実際のサイトを見ながらではなく前提条件から想定のもとで考えるものなので、どれが正解という出題ではありません。自由にお答えください。 14

 

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※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。

なるほど
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回答 講師コメント
2 セグパパ
Q1:3.ページの上部と中部と下部ではなく、
   ページの上部と下部だけにして中部は除きます。

 不動産購入の相談を受け付けるサイトであり、お悩み解決系コンテンツのページが
 合計100ページもあるとのことなので、サイトに来た人は先ずは具体的に記載されてい る相談内容を見ながら、自分の相談ごとを相談すると思いますので、
 上部と下部に問い合わせがあればいいと思います。

 多い方が良いと言う気もしますが、多すぎるとうざいと感じるかもしれないので
 中部は止めて上部と下部だけで十分かと思います。

Q2:このサイトはあくまで「不動産購入の相談を受け付けるサイト」なので、多分
  自分の知らないこと、分からないこと、意見を聞きたいことなどの一般知識を
  得たいと思っている人が対象かと思われ、知識を得た後はそれで満足し実際の
  成約までに至らないのではないかと思います。

  また、実際に成約に至るには地域性も含み、具体的案件に対する相談に乗り、
  親身になってコンサルするという様な信頼関係の構築が必要だと思われるので
  問い合わせから、メールコンサルや、電話コンサルなどその具体的案件に沿って
  親身になって相談に乗るという手段を取ることが必要だと思います。

  少なくともアクセスは集まっていて、問い合わせの数は集まっているので(リストが
  取れているとして)、サイトの目的(CV)は終わっており、2ステップとして
  リアルのフォロー体制を整えることが大事かと思います。
 (丸山 耕二)
よいですね。パーフェクトなご回答です。あとは、コンサルとは何か?という観点について、少し原稿で捕捉しますので、また読んでみてくださいね。

1 丸田
Q1.
3.ページの上部と中部と下部
問い合わせの数を増やす狙いであれば、ボタンの露出回数を増やせばよいと考えます。


Q2.
範囲をサイト内に限定して、仮説を立ててみました。


●ニーズ違いのユーザが増えていたのでは?
お悩み解決系のコンテンツを増やすことでアクセス数も増えたとのことですが、
施策で増えたユーザの多くは、悩みの解決策が知りたかっただけなのでは?


●ボタンのラベリングに問題があったのでは?
お悩み相談についての問い合わせを受け付けてもらえると誤解されたのでは?


●問い合わせフォームに問題があったのでは?
たとえば、汎用フォームになっていると、どんな相談も送信できてしまいます。
不動産購入に関する相談であることが一目でわかるフォームにすればよかったのでは?


●問い合わせに誘導するときのユーザへの動機付けが弱かったのでは?
悩みが解決できたとしても、だから、そのサイトで相談しようかとはならない可能性も高いと思います。お悩み解決から購入の相談につなげるためのきっかけが弱かったのでは?

まとめ
不動産購入は検討から購入まで時間がかかるため、
お悩み解決系のコンテンツを増やしても、すぐに質の高い問い合わせが増えるとは考えにくいのではないかと考えます。また、お悩み解決から購入の相談につなげるための誘導が弱かった(ユーザの期待と運営側の意図が明確に示されていない)ため、ボタンの露出数に反比例して問い合わせの質が下がってしまったのではないでしょうか?
 (丸山 耕二)
Q2の指摘はパーフェクトです。Q1は、ボタンがありすぎるのは、最近は逆効果になることもあります。ホテルなどのサービス同様「ちょうどいい」という塩梅があり、それは周囲の流行りに合わせて変化するので、TPOに合わせてですね。

1 DMG
Q1.問い合わせボタンをページ中のどこに配置すると、問い合わせが増えると思いますか1.ページ上部
2.ページ下部
⇒アクセス数は多いということはページをきちんと見られている
 という仮説。

Q2.実際の不動産購入案件に結びつく問い合わせはほとんどありませんでした。
なぜだと思いますか?

⇒お悩み解決系コンテンツを作成して、PVが増え、問い合わせも増えた。
 不動産購入に関するコンテンツだということをユーザが認識していなかったのでは
 ないでしょうか。
 
 悩みを解決してくれるコンテンツだということをユーザが認識し
 不動産購入ができるということを、サイト内できちんと説明がされてなかった故に
 起こった現象ではないかと、考えました。
 (丸山 耕二)
まさにご指摘の通りだったと思います。マーケティングとは、ミスマッチを無くすことだ、という格言があります。今回はミスマッチを起こしてしまい、お客さんも発信元も双方が不幸になってしまいました。

1 Tanaka
Q1:3
Q2:ボタンを上部や中部など、目に入りやすいところに配置すると、あまりコンテンツを読まずに「とりあえず質問しておこう」という問い合わせが増えるからではないでしょうか。
 (丸山 耕二)
とりあえず質問というのは当たっていました。そんな質問が増えてしまったのです。確率としてはコンテンツを読んだ人が多かったです。同じ事にならないように気をつけなくてはなりません。

0 210
Q1の回答
3.ページの上部と中部と下部

ページの長さにもよりますが、ボタンはある程度の間隔をもっていくつか配置した方が、わざわざボタンのある位置までスクロールして戻らなくてもいいので、クリックされやすく、問い合わせも増えるものと思います。

Q2.の回答

ある場所とは私が思うにページ上部ではないでしょうか。理由として、お悩みコンテンツなので、不動産を購入するにあたって何か不安を感じている人が見に来るページであると思うのですが、ファーストビューで問い合わせボタンがあると、私であればコンテンツを見ずに、そのまま問い合わせをして聞いてしまった方が早いと思ってしまうからです。

この場合の成約に結びつかない問い合わせは、コンテンツを見ずして、悩みを直接問い合わせフォームを利用して聞いてくる場合ではないかと考えます。

本来、問い合わせ数を増やすことを目的とするのであれば、問い合わせボタンは前述したとおり、ユーザーのストレスのないように配置してあげるのが理想ですが、ユーザーがどういった目的でそのページに訪問するのかという所を考えると、やみくもにボタンを配置すればよいというものではないような気がします。今回のケースで言えば、ユーザーの心理としては、購入に対して前向きというよりかは、どこかまだ後ろ向きな気持ちがあって、お悩みコンテンツに訪れている人が多数であると思いますので、そのようなユーザーに対して購入してくれることを期待する問い合わせボタンを数多く配置しても、逆効果ではないかと思われます。

このようなページにおいては、きちんとコンテンツを読んでもらって、納得してくれたユーザーにのみ問い合わせをしてもらえばいいわけですので、ページ下部にのみボタンを配置するだけでもよいと考えます。
 (丸山 耕二)
後ろ向きなユーザーが多いとは、素晴らしい指摘だと思います。そこまで想像できると、対策が思い浮かびますね。 ただ、実は下部においていて、しっかり実は読み込んだユーザーが問い合わせしてきていました。つまり読み込んだユーザーも、後ろ向きだったのです。こういうパターンは気をつけなくてはなりません。電話番号を書いていると、すぐ電話してしまうということもあると思います。そういう電話は私も良くしますが、無礼なことが多いので^^;受け付けないくらいの方が良いこともあります。

0 nyasub
Q1.
2.ページ下部
 →お悩み解決コンテンツをユーザーの相談したい思惑に応える形で捉え、後に問い合わせ頂くためには
  コンテンツが読み終わるページ下部に配置が良いと考えます。
3.ページの上部と中部と下部
 →お問い合わせの内容を相談レベルから購入意欲が高いレベルなどを考慮せずに、多く数を取る事を
  考えた場合には、ページのあらゆる場所でユーザーの目に付く位置が良いと思います。

Q2.
不動産の購入動機よりも、お悩み解決動機の回答を求めているユーザーがサイトに多く訪れている可能性があり、
実際に数が取れている思われていた問合せ内容も、お悩み相談レベルの内容が多いと思われることから、
購入案件まで結びつくには動機が高まっていないと考えます。
 (丸山 耕二)
簡潔ですがパーフェクトです。金とさせて頂きます。

0 HIGUCHI
>Q1.問い合わせボタンをページ中のどこに配置すると、問い合わせが増えると思いますか?

3のページの上部と中部と下部です。ページ上部のグローバルナビゲーション上に目立つようにまず1つ、コンテンツを読み終わった場所に1つ、さらにフッターなど一番下にもう1つ設置します。

「問合せをしたいけど、場所がわからない・面倒」となってユーザーを逃してしまうことが一番の損失です。ユーザーが迷わないように適切に誘導する、という目的を念頭に配置やデザインを考えます。
視線の流れに沿って配置することで、自然な流れで、ユーザーに必要な場合は適切に問合せしてもらえるようにするためです。
全てのボタンを同じサイズで大きく・目立つデザインにしてしまうと押売りの雰囲気になるので、上部はナビゲーションの中で目立たせる程度のボタン、中部は目立ち、分かりやすい押したくなるようなボタン、下部はやや控えめに、こちらからも問合せできますよ、という雰囲気に、など緩急があるとよいと思います。
コンテンツ量が多く、縦に長いページでは中部のボタンを複数挿入し、逆に、全体がファーストビューに収まるようなページでは最下部のボタンを外すなど、バランスを見て設置できると良いです。

Q2.実際に、ある場所に配置することにより、問い合わせは増えました。しかし、実際の不動産購入案件に結びつく問い合わせはほとんどありませんでした。なぜだと思いますか?

お悩み解決系コンテンツを多く配置したことで、「自分のケースも相談してみたい・疑問に答えてほしい」というやや角度の低い問合せが増えすぎた可能性があると思います。
お悩み解決をしつつ、サイトの主目的である不動産購入のメリットを的確に伝えるような内容に変えて、前もってユーザーの意識を高める必要があるかもしれません。
また、具体的な物件が分かった方が購入イメージがわきますので、お悩みに応じて具体的な実物件を紹介するコンテンツにつなげても良いと思います。同じサイト内に物件詳細を置くか、姉妹サイトのような別サイトを新たに作って誘導するかは予算や規模によって検討します。
成約に結びつかなくても問合せが多いということは、ある程度のリスト入手にはなっているので、問合せ内容を整理してコンテンツ拡充に活用したりメールマガジン配信などのフォローにつなげたり活用したいです。
 (丸山 耕二)
問い合わせボタンに関する指摘が見事ですね。みなさんの参考になると思うので、原稿でも取り上げさせて頂きます。Q2の指摘もズバリです。もう一歩突っ込んだ話を原稿では書きますので、ぜひ読んでみてください。

0 SUGIMOTO
Q1.問い合わせボタンをページ中のどこに配置すると、問い合わせが増えると思いますか?次の3つの中からお選びください

答え:2.ページ下部
理由:「3.ページの上部と中部と下部」でも良いかなと思いましたが、1ページの内容を途切れなくユーザに読ませて、納得してもらった上で、問い合わせボタンを押してもらう流れのほうがクリックしやすいと思いました。


Q2.実際に、ある場所に配置することにより、問い合わせは増えました。しかし、実際の不動産購入案件に結びつく問い合わせはほとんどありませんでした。なぜだと思いますか?

理由:例えば、サイトに関する問い合わせの内容であれば購入には結びつきません。他にも、不動産購入に関する問い合わせではなくて、ユーザが知りたい不動産に関する知識に対する問い合わせなども購入に結びつかないかと思います。
コンテンツとして、不動産を購入したい気持ちを高めるページではなく、不動産に関する知識を得るためのページとかコンテンツ自体を楽しめるページなどに問い合わせを接死してしまっているのかなと思います。
 (丸山 耕二)
その通りです。金とさせて頂きます。

0 なべ
Q1.
3.ページの上部と中部と下部

Q2.
既に別の不動産会社で不動産購入を決めてしまったものの、何をしていいかわからない人からの問い合わせが増えたから。
便利な故にコンテンツとしては見に来てくれるが不動産購入前のユーザーを囲い込めるような施策が不足していたため
ボランティアサイトになってしまい購入案件に結びつかなかった。
 (丸山 耕二)
Q2は、そういうケースの問い合わせもありました。他にも、購入前のローンの悩みなど多数。。ボランティアサイトとは、そのとおりの指摘です。そこまでの分析があるので、後は、冊子を読んで、対策まで踏み込んで考えてみてください。

0 monmo
Q1 3.ページの上部と中部と下部
Q2 コンテンツを作り「3」のボタン配置にした結果、お悩み解決コンテンツにあるような「不動産購入に関する問い合わせ以前の、雑多な質問も受け付けますよ」というメッセージをユーザーに意図せず伝えることとなり、結果として質問の問合せが増えてしまったのではないかと思います。
 (丸山 耕二)
その通りです。後はぜひ、冊子を読んで、対策まで踏み込んで考えてみてください。

0 zzz
Q1.問い合わせボタンをページ中のどこに配置すると、問い合わせが増えると思いますか?次の3つの中からお選びください

⇒3.ページの上部と中部と下部

Q2.実際に、ある場所に配置することにより、問い合わせは増えました。しかし、実際の不動産購入案件に結びつく問い合わせはほとんどありませんでした。なぜだと思いますか?

⇒たくさんのお悩み解決系コンテンツを作った結果、不動産購入の相談をするサイトになっていて、不動産を購入するサイトであるとの認識をユーザが持てなかった。
 (丸山 耕二)
その通りです。後はぜひ、冊子を読んで、対策まで踏み込んで考えてみてください。

0 加藤
Q1.問い合わせボタンをページ中のどこに配置すると、問い合わせが増えると思いますか?次の3つの中からお選びください
3.ページの上部と中部と下部
問い合わせたいと思うタイミングは、人それぞれだと思います。

Q2.実際に、ある場所に配置することにより、問い合わせは増えました。しかし、実際の不動産購入案件に結びつく問い合わせはほとんどありませんでした。なぜだと思いますか?

・キーワード選定による見込み客の絞り込みが間違っている。
 購入意欲が低い人が検索するキーワードで上位表示しても意味がありません。
・地域性が考慮されていない。
 不動産なので、買いたいと思うエリアは限られるはずです。
 キーワードに地域名などを入れる工夫が必要では?
・記事の内容が、実際にその地域の不動産を購入しようと考えている人の悩みと
 ズレている。
 (丸山 耕二)
Q2はキーワードなどの視点から素晴らしい指摘ですね。冊子でも紹介させて頂きます。後は不動産購入という高額商品サービスというところも踏まえて、どうサービスを構築するか?冊子で触れますので、ぜひ読んでみてください。

0 kamino
Q1.問い合わせボタンをページ中のどこに配置すると、問い合わせが増えると思いますか?次の3つの中からお選びください

3.ページの上部と中部と下部
上中下と3箇所にあったほうがすぐに行動に移せるので良いと思う


Q2.実際に、ある場所に配置することにより、問い合わせは増えました。しかし、実際の不動産購入案件に結びつく問い合わせはほとんどありませんでした。なぜだと思いますか?

問い合わせの入口はわかりやすくなったので、問い合わせはすぐにできるようになったが、サイトを見ればわかるような問い合わせが多かった?
サイトの内容が悪い?
 (丸山 耕二)
Q1は実は違うのですが、Q2はその通りでした。後は対策ですね。ぜひ中旬にお届けする冊子を見て考えてみてくださいね。

0 Kaeru
Q1 3.ページ下部
Q2 自社の取り扱っている不動産物件が高価だったから。
  不動産購入を促す対策をとっていなかったから。
 (丸山 耕二)
高すぎて買えなかったのでは?という指摘ですね。不動産を販賣するサイトであれば、そうだったと思います。今回は不動産の相談を受け付けるサイトでしたので、そうではなかったのですが、視点は良いと思います。